今回はヴァチカン市国についてレポしようと思いましたが、
その前にローマについてもう少しアップすることにしました★
早速ですが、ローマに日本のデパートがあるのをご存じですか?
私も旅行会社から教えてもらうまでは全く知りませんでした。
これがそのデパートの入る建物。
こちらが看板です。
そう、あの「三越」だーっ!
これは私も驚き。中では日本人の店員さんが日本と同じように
親切に応対してくれます。
売っているのは主に雑貨やお土産物で、フロアの一部を使っているだけなんだけどね。
でも、日本から遠く離れた異国の地で、日本の空間に戻れるっていうのはホッとするよね。
ローマの街中には、現ローマ法王の像もあったりします。
この人は、ヴァチカン市国の最高権威。
歴代の法王の中でも、とても人気のある方なんだって。
これがローマの中心となる「テルミニ駅」。
近代的な建築で、毎日大勢の人が利用するビッグステーション。
日本でいえば東京駅ってところかな?
てくてくとローマの路地を歩くと、こんな可愛いお店がありました。
マクドナルドのローマ支店もありましたよっ。
これは、かの有名な「トレビの泉」。
・・・って、あれ?なんか変。これのどこが泉なの????r(・x・。)
そう思いながら近くに寄ってみると、なんと工事中!
そのために足場が組み立てられて水も抜かれてる。
あああ~、コイン投げをやりたかったのに、これじゃ出来ない。
残念無念(/□≦、)エーン!!
今回のイタリア旅行で、唯一見ることが出来なかったのはこの「トレビの泉」だけだったわ・・・。
さて、気を取り直して。
次に向かうのは、これまた有名な建物。「パンテオン」です。
■ パンテオン
この建物は紀元前27年に建設され、その後火事で焼失したものを
紀元120年頃に、時の皇帝ハドリアヌスが再構させた石造りの建築物。
今から1900年も前に作られたこの建物は、当時の姿そのままで現存している
世界的にも数少ない建築物なのだそう。
余談ですが、この「ハドリアヌス」は映画「テルマエ・ロマエ」でも出てきましたね(笑)
パンテオンの内部は、こんな感じになっています。
ここには、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロと並ぶ天才、
ラファエロのお墓があるのです。
彼自身が、ここに葬ってもらうように言い残していたとか。
ちょっと見にくいけど、左側の胸像がラファエロです。
ラファエロにとってこの場所は、心休まる癒しの空間だったんでしょうね。
このパンテオン最大の特徴は、ドーム型の天井。
その頂点には穴が開いていて、そこから常に採光できるような仕組みになっているのです。
そんな昔の時代に、こんなに大がかりで特異な建築物を作るんだもの、
古代ローマ人の知識と建築力っていうのは目を見張るものがあるよね。
その圧倒的なスケールと大胆な建築法に、相当な衝撃を受けた私でしたw(*゚o゚*)w
このパンテオンの前には広場があり、そこでは大道芸を演じている人や
サラ・ブライトマンの「Time to say goodbye」を歌う人なんかが居て、
大勢の観光客が集まっていました。
広場の中心には、こんな噴水がありましたよ。
パンテオンはローマ観光において、外すことの出来ないスポットなんですね~。
そうそう。
外す事の出来ないスポットと言えば、映画「ローマの休日」で有名になったここ、
「スペイン広場」にも行っておかないとね。
■ スペイン広場
ここは常に多くの人たちが階段に腰かけていて、空くスペースも殆ど無かったです。
そのせいか、今は飲食が全面的に禁止になってしまい、
オードリーのようにジェラートを食べながら座る、ということはできないようです。
そんなスペイン広場に、アっクん登場!
ど~よ?アっクん。
こんなすごいところに来た気分は。
ここに来た車なんて、多分アっクんが初めてだと思うわよ(笑)
ということで、アっクんを中心に撮ったスペイン広場の階段。
階段全体を入れるとなると、なかなか構図が難しい~。
だけどせっかく来たんだし、しっかりローマの風景に溶け込んでおきたいよね!
ぬ~~ん。
あら、人が多すぎて背景がどこなんだか分からなくなったワ(^▽^;)
よし、今度は私が座ってみよっと。
人を掻き分けて強引に腰を下ろす私。すると目の前にはこんな景色が見えます。
正面のビルの間には路地があって、ここにはジェラート屋さんや雑貨屋さんなどが
軒を連ねているんですよ。
階段の前には、こんな噴水もありました。
う~ん、ここにこれ以上居たら疲れちゃうな(-"-;A ..
多国籍な山ほどの観光客さん達の間を縫うようにしながら移動し、
次はこれまた有名なアレを見に向かいました。
■ サンタ・マリア・イン・コスメディン教会
ここは教会なんだけど、道沿いから中を覗ける場所にアレが居るのです。
そう、「真実の口」っ!
嘘つきの人が手を差し入れると、食べられちゃうという伝説は誰でも知ってますよね。
でもこれ、本来は何のために作られたものか知っていますか?
実は、マンホールの蓋なのです!
世界一有名なマンホールの蓋ってことですよね(*^▽^*)
その正面に行くには長蛇の列に並ばないといけなかったので、
私は横からの写真だけで退去させて頂きました(笑)
さてさて。お腹も空いてきたことだし、今日のランチはローマの伝統料理を食べに行こっと。
バスを乗り継いでやっと辿り着いたのは、川沿いにあるお店。
■ ダ・エンツォ
こじんまりしているのだけど、ローマの伝統料理を食べさせてくれるとあって
日本人にも名の知られているお店なんだって。
確かに、日本人のお客さんもチラホラ居ました。
これが、ローマの伝統的なカルボナーラ。
ガイドブックによると、「卵、豚ほほ肉塩漬のグアンチャーレ、黒コショウ、チーズだけで
作った本物の味。」
なんだって。ローマのカルボナーラは、生クリームを使わないらしいの。
だから日本のカルボナーラのようなクリーミーさは一切無い。
でも、これが本場のカルボナーラだと思って味わってみると、なるほど美味しい♪
味付けはシンプルなんだけど、コショウが効いててパンチがあるの。
だけどたくさん食べるにはちょっと味が濃いかな?って感じヾ(;´▽`A``
喉が渇くから、水をガブガブ飲んじゃったけどね。
そして、もう一品頼んだのはコチラ。
これはトリッパ・アッラ・ロマーナといって、牛の第二胃袋をトマトソースで
柔らかく煮込んだ料理。
もつ煮が好きな人には好まれるかも★
私はもつが苦手なので、どうしても口に合わなかったのが残念(ノд-。)
濃厚な食事のあとは、さっぱりしたジェラートを頂きます♪
ここは、前回のブログでアップしたフォロ・ロマーノの裏辺りにある丘。
目下に広がる草地では、馬車によるレースが行われていたんだって。
私が居る土手のような場所には、ワゴンで飲み物やフルーツ・ジェラートを
売っているお店があって、行き交う人々が一息付ける場所なの。
私はストロベリーのジェラートを食べたんだけど、
濃厚な上に酸味が効いていて美味しかったです★
イタリアで食べるジェラートは、どのお店もGoodなお味でお勧めです!(^O^)
そんなジェラートをパクつきながら、改めてフォロ・ロマーノを見つめる私。
ここから見ると、少し奇怪でミステリアスな形をしているよね。
う~~ん、ローマは奥が深いっ!
1日半しか滞在出来なかったので、ローマのほんの上辺の部分しか
体感出来なかったなあ。
今回のブログの最後は、先程訪れたスペイン広場の夜の姿をお届けします。
この名前は、17世紀に広場の右側にスペイン大使館があったことから、
スペイン広場と呼ばれるようになったんだとか。
今はブランドのお店が立ち並ぶ繁華街になってるけどね。
さて、次回はこのイタリア旅行の中でも一番のメインとなった、
ヴァチカン市国/サン・ピエトロ大聖堂をご紹介します(‐^▽^‐)
Stay tuned (≧ω≦)b
