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shimarinのブログ一覧

2015年01月24日 イイね!

「第23回 マツダ車のある風景展」に応募しました!

「第23回 マツダ車のある風景展」に応募しました!







この度、マツダ株式会社が主催する
「第23回 マツダ車のある風景展」に作品を応募しました(^∇^)

応募したのは、以前このブログにて掲載させて頂いた鉛筆画です。

「空翔るもの地駆けるもの」



この「マツダ車のある風景展」は、
テーマに沿って撮影されたマツダ車と風景のフォトコンテストです。

私は、写真ではなく鉛筆画で応募しています(^▽^;)
あまり写真撮影が得意ではないのと、昔からの趣味である
「絵」でアっクんと風景の対比を表現したいからです。

今回応募したこの絵は、昨年勇退したB747が飛び立つ瞬間の雄姿と、
大地を力強く走るアっクんを同時に表現したくて描いたものです。
鉛筆画は3作目になりますが、大好きなB747とアっクんを描く事ができて
とても気に入っております♪

このフォトコンテストは、みなさまからの投票によって受賞作品が決まりますっ。
もしこの絵を良いと思って頂けたら、一票を投じてくださると嬉しいですm(*- -*)m

もちろん、私以外の方々の作品も素晴らしいものばかりですので、
見て頂く価値は十分にあるかと思います。
投票数は特に指定がないので、好きな作品があればいくつでも
投票できるようです。

投票期限は1月30日(金)です。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

第23回 マツダ車のある風景展
https://www.m-wm.com/picture/exhibit02.html
出品No,23です。

以下の関連情報URLをご参照ください★
Posted at 2015/01/24 17:04:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | shimarinのアクセラ日記 | 日記
2015年01月17日 イイね!

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~カプリ島・青の洞窟~

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~カプリ島・青の洞窟~









アっクんと行くイタリア8日間の旅も、これが最後のアップとなりました。
イタリアのラストは、憧れのリゾート、カプリ島へ。

ホテルを出て、ローマから高速鉄道で1.5時間弱。まずはナポリへ向かいます。



駅に着くと、すぐ目の前にナポリの街並みが見えます。
ここがナポリか~・・・。ローマやフィレンツェとは全く違う雰囲気だなあ。
フィレンツェが鎌倉、ローマが銀座辺りだとしたら、ナポリは渋谷って感じ(^▽^;)

ここからはタクシーに乗ってモーロヴェベレッロ港へ。
タクシーのドライバーとは殆ど言葉が通じなかったけど、
なんとか一般的と思われる運賃で交渉OK。いざタクシーへ。

そしてタクシーが動き出すと・・・クラクションの嵐!
ナポリのタクシーって、クレイジータクシーって呼ばれているの。
挨拶代わりにクラクション。信号が青になったらクラクション。

運転手は常に行き急いでいるかのようで、
陽気に話しかける割には、車はまるで荒れた海の上の小舟のよう。
完全に酔う寸前でした。
ナポリではこれが一般的だと知らされていたけど、初めて乗る私は怖くて怖くて。
生きて帰れるのかしら・・・と本気で心配してしまうほどの運転でした。

その途中で通過したナポリの街並みを見て驚愕を覚えた私。
ここって、・・・スラム?
今まで見てきたイタリアは、フィレンツェもローマも路地の奥まで美しく整備されていた。
建物の外壁も綺麗に塗られ、壊れた箇所はすぐに補修工事が行われて
いつも絵になる風景が維持されていたと思う。

それが、ナポリの街の裏路地は全然違う。
塗装が剥がれおちたアパート、建物の間にロープを張って吊るされている洗濯物。
暗い表情をして俯き加減に歩く人々。
綺麗とは言えない服装で、辺りを伺うように早足で急ぐ子供。

ここは、貧富の差がとても大きい国なんだなって思いました。
今までイタリアの美しい面ばかり見てきた私には、とても衝撃的でした。

タクシーに乗ること20分程度。生きた心地がしないタクシーの中で、
永遠に続くんじゃないかと思えるような恐怖と闘いながら、
なんとか目的地のモーロヴェベレッロ港へ到着。

ここがナポリの港、モーロヴェベレッロ。海の玄関口ですね。



ここにはいくつかの船会社が窓口を設けていて、
その中で乗りたい船の切符を買うの。
私達は一番早く乗れる船の切符を買って乗船しましたo(^▽^)o



これがその時に乗った船。
船に乗れば50分程度でカプリ島へ着くんだけど・・・。

あぁダメ、船酔いがぁ・・・・(/_<)
私、ほんとにこういう船には弱いのよね。さっきのタクシーも生きた心地しなかったけど、
この高速船でも最悪のコンディションでした。
こんなんで、青の洞窟へ行く小舟になんか乗れるのかなあ。

それでもギリギリで持ちこたえた私は、カプリ島のマリーナ・グランデ港へ到着しました。
この港から、また別の船に乗って青の洞窟を目指すわけです。



青の洞窟を中心とした観光案内の看板もありました。



そしてこの中央の小屋のようなところで、青の洞窟へ行くためのチケットを販売しています。



もし天気の関係で青の洞窟へ入れない場合には、ここに「入れません」と
日本語で大きく書かれているとのこと。
どんなに目を凝らしても、それらしき看板は見つからず。 ・・・・ということは。
今日は、青の洞窟へ入れるようです(o^∇^o)ノ♪

先程の小屋で船のチケットを購入し、早速船へ乗り込みます。
10人乗りくらいの小さな船。これなら逆に酔わないかも★



エンジンが高い唸り声をあげ、船は勢いよく走りだしました。
後ろを見ると、カプリ島の港がぐんぐん遠ざかって行きます。



カプリ島の港に建つ家々は、カラフルで可愛らしいものばかり。
このときはちょっと曇り気味だったから、写真だと色がはっきり見えないんだけどね。



船の上から見える景色は、日本のものとはだいぶ違っていました。



ヨーロッパらしく、城壁のようなものもあったり。
これが何の建物なのかは分からないんだけど・・・。

そして小船に乗ること15分くらい。
酔う暇もないくらいに周りの景色ばかり見ていた私達は、
青の洞窟の入口付近へ到着しました!



ここではすでに沢山の船が洞窟へ入る順番を待っていました。
その多くは日本人!それも有名な旅行会社のツアーで来ている人達ばかり。
若い人よりも50代以上の方々が多かったのは意外でしたね。

これが青の洞窟の入り口。20分以上経っても、なかなか順番が来ず。



やることも無いから暇だな~と思ったら、急に手漕ぎボートが船に近づいてきて、
一番近くに居た私達が手漕ぎボートに乗せられましたヾ(☆o☆)

船頭さん同士のやり取りはイタリア語なので、
私達には何を言っているのかさっぱり分からないんだけど、
「この日本人達は自分が連れていくよ」と言っていたような気がしました(笑)

んで、この人が私達を青の洞窟へ連れていってくれる船頭さん。



比較的若くて逞しそうな感じの人。
「ハネムーンかい?」と英語で聞かれ、首を縦に振ると
ほっぺたをツンツンされた(;´▽`A``

日本の観光地と違って驚いたのは、まずチップの交渉から入るってこと(笑)
通常のチップは2ユーロなんだけど、4ユーロくれたら洞窟内を2周してあげるよって
言ってくるのです。

洞窟の中を2周。せっかく来たんだから、それくらい安いもんだよね。
4ユーロって言ったら、600円くらいだもの。
とりあえず笑顔でOKし、早速出発。

まずは青の洞窟への入場料をお支払いします。



洞窟の前には、料金支払用の船がスタンバイ(笑)

そしていよいよっ!
狭いトンネルを抜けるとそこは、青の世界でした。



うわぁぁ~~~っすごいっ♪ ☆彡(ノ゚▽゚)ノ☆彡ヘ(゚▽゚ヘ)☆彡(ノ゚▽゚)ノ☆彡♪
本当に、青一色。
想像していたものよりも、パンフレットで見た写真よりも、
本物はずっとずっと美しく、神秘的でした。

もう、言葉を失うくらいに美しい。どうしてこんなに綺麗な青なんだろう。
海の中も、ずっと奥まで青い。



まるで海の底から青い光が溢れ出ているような光景。
ただただ驚くばかり。

そんなに広くないから、船も同時に3隻くらいしか入れない。



どうして洞窟の中がこんなに青く輝くのか。
それは、ここの海の色に秘密があるようです。
元々カプリ島の周辺は海の色が濃く深い青色をしているの。
そこに、洞窟の入り口という限られた光源から光が差し込んでくるため、
その光が海の水を青く光らせ、洞窟全体を青く照らすみたい。



なんて幻想的な美しさなんだろう・・・。

こんな景色は未だかつて見たことがない。
ここに来るかどうかずっと悩んでいたけど、来て良かったなぁ。
この光景も、忘れられない想い出になりましたy(^ー^)y

洞窟の中では、船頭さんがカンツォーネを歌ってくれるサービス付き。
いい声だけど、洞窟の中で反響してしまうのでメロディラインがよく分からない(笑)
しかも各船の船頭さんがそれぞれ歌いだすので、声が混じり合って
さらに分からなくなるという(;´▽`A``
青の洞窟にはぴったりのカンツォーネだったけどね。

手漕ぎ船で洞窟を2周すると、出口へ。



現実離れした美しさに心を打たれ、その余韻に浸っていた私。
直後、一気にそんな気持ちが吹き飛ぶことが。

青の洞窟内ではたくさん私達の写真を撮ってくれた船頭さん。
帰り際、「サービスしたんだからチップは10ユーロだ」って言われて(笑)
さっきの4ユーロから倍以上の額に値上がりしてますけど(-。-;)
まあ良い思い出になったしね。そう納得した私達は、
チップを置いてカプリのマリーナ・グランデに戻ったのでした。



さて、今度はカプリ島を探索しようっ!

これがカプリ島の全体図。



カプリ島は、カプリという地域とアナカプリという地域に分かれています。
私達はそんなに時間も無かったので、とりあえずマリーナ・グランデから行ける
カプリ島の丘の上まで行ってみることにしました。

これがカプリ島のケーブルカー。



中はこんな感じ。箱根のケーブルカーってこんな雰囲気だったかも?



どんどん上がっていくと、カプリの素敵な景色が目の前に広がって来ました!



乗っている時間はものの数分。
たどり着いたのは、広場のようになっている場所。
至るところに観光客が溢れていて、とても活気があって賑やか。





そしてこれが、この広場から見たカプリ島の絶景です!





すごい素敵ぃぃぃぃ~~~っO(≧▽≦)O

これがカプリ島!さすが、世界の絶景に選ばれるだけのことはあるよね。
丘の上に建つ白い家々と、周りの木々の緑、そして青い海のコントラストが最高っ!

島の中心地には、お土産物屋さんが立ち並ぶ小道があります。
どの店員さんも笑顔で迎えてくれるし、お店のディスプレイも可愛くて女子好み。
建物自体がカラフルで明るいトーンなんだよね。









このお店の壁に取り付けられたモチーフなんて、もうアートだわ。

その前にある広めの道路では、アナカプリ行きのバスも走っていました。



そんな小道をウインドウショッピングをしながら歩いていると、お腹が空いてきました(。・艸・)
もうお昼だもんな~、お腹も空くよね。そろそろお昼ご飯にしますか♪

少し歩いて見付けた、港に向かって張り出しのある見晴しの良いお店へ★
店内は白と青を基調にデザインされていて、爽やかで素敵なお店です。



ここで注文したのは、やはりコレ!カプリ島に来たら頼まないとね。
マルゲリータピザ♪



日本でもたまに食べてるけど、やはり本場!
ここのお店のマルゲリータは本当に美味しかった!濃厚なチーズと、
トマトとの相性抜群です≧(´▽`)≦

そしてこれがカプレーゼピザ♪



実はメニューを見たときは、日本でよく食べるサラダスタイルのものを想像していたの。
それが、まさかピザが出てくるとは驚いたw(゚o゚)w
もちろん、お味は最高!チーズとトマトだけだったらもっと一杯食べられたのになあ(笑)

これはお魚料理。



何のお魚なのかは分からないけど、白身魚のムニエルみたいな味でした。
魚はホッコリした暖かさで、塩加減もちょうどいい感じヽ(゚▽^*)

食後はイタリアの定番、エスプレッソ。~~■Pヽ( ̄▽ ̄*)



・・・・が。
この写真でも分かるかも知れないけど・・・・・苦いっ(;д;)!
コーヒーもろくに飲めない私には、衝撃的な濃さと苦さでした。
これが本場のエスプレッソなのねぇ・・・。

でも、ここのレストランからはカプリ島の海岸線が美しく見えましたよっ。







私達が先ほどまで居たマリーナ・グランデも見えます。
あの船に乗って来たんだよね~。



おっと、ここでアっクんがじっとしていられずに出てきました!



ちょこん。
ど~~~?アっクん。
すごい絶景でしょう? 日本では絶対に見られないのよ。(←当たり前)
少しは感動したかしら? 
帰ったら、埼玉に居るアっクん本体にも伝えてあげてよね。じゃないと拗ねるから(笑)

お腹がいっぱいになった後は、もうちょっとカプリ島を探索。
まるで市場のような盛り上がりの場所がありました。



土地に高低差があって立体的な地形をしているから、
ちょっと視線が高くなっただけで違った一面を見られる街。

先程の広場まで戻ってくると、フレッシュジュースやジェラートを売っている売店がありました。



日本語でね、オレンジジュースとか書いてあるんだよ。
それも点や線の位置がおかしいから不思議なカタカナになってて、可愛らしいったら。
書いた人は一生懸命だったんだろうなって思える。



そのワゴンで買ったのが、レモンのかき氷。
これを絶景を見ながら頂きました~(*^▽^*)



日差しは熱くて焼けるようなんだけど、風は爽やかで心地良いの。
そんな中で頂く冷たいレモンのかき氷は、最高!

いいなぁ、ずっとこの場所でこの島の空気を満喫していたい・・・。
日本に帰っていつもの生活に戻るのが怖くなってきちゃった。
もう帰りの船まであんまり時間もないし、港に戻らないといけないんだけどなあ。

そんな重い気持ちになりながら港に戻る私。
すると、船着き場の横には美しい砂浜が!





ここマリーナ・グランデは、世界でも有数の美しい海として知られる海岸なの。
夏のベストシーズンには海水浴客で溢れるんだって。
この時はすでに10月だったから、泳ぐ人も少なかったけど。

そんな海岸をてくてく歩いていると、ちょっと大きめの海鳥が私達の近くまで来て、
「またおいで」って言ってくれているようでした。




このあと、一路ローマに戻った私達。
イタリア最後の晩餐です。
食事はローマ・テルミニ駅近くのスーパーで購入したお惣菜(>▽<;;
イタリア料理は美味しいんだけど、地元の人たちが食べる一般的なものも
食べておきたくて。

それと、どうしてもこの旅行中に食べたかったのは、ティラミス!
スイーツ大好きな私には、イタリアといえばティラミスだったのです★
かなり歩き回ってやっと見つけたお店でゲットしました。





お店からテイクアウトしたので、形が崩れちゃったけどね(笑)
でも、イタリア最後の夜に食べるティラミスは、ほろ苦い味がして
心に残る味でした(‐^▽^‐)
ローマのジェラートも美味しかったし、スイーツ好きの女子にはイタリアってイイよね♪


最後の夜が過ぎると、イタリアを去る時が来ました。
荷物と一緒に沢山の想い出をトランクに詰め込んで、ホテルをチェックアウト。
ここが私達の泊まったホテルです。



駅の近くで立地もよく、素敵なホテルでした。スタッフの方々の気遣いも有難かったです。

ここから車でローマのフィウミチーノ空港へ移動し、ロビーで飛行機を待つ私達。



目の前の大きな窓からは、多くの国からやってきた飛行機と、
これから飛び立つ飛行機がひっきりなしに行き交うのが見えます。



すごくすごく、大切な想い出になったなあ。
人生で一度のハネムーン。
イタリアに来て、正解だったと思う。

フィレンツェの芸術作品、イモラでのセナとの出逢い、ローマの古代遺跡。
清らかで荘厳なヴァチカン市国、そして美しいカプリ島、青の洞窟。

どれも、私の中で輝き続ける想い出になりました。

同時に、日本以外の国では常に周囲に気を付けていないといけないことも学びました。
日本みたいにボケっとしていちゃダメなんだ。
ほんと、日本って平和で安全な国なんだな~・・・って実感。
なんて言いつつ、日本だって絶対に安全だなんて言いきれなくなってきているけど。



・・・・また、来れるかな?
きっと来れるよね。

イタリアはまるで宝石箱。一見の価値がある素晴らしいスポットが沢山ある。
ミラノの「最後の晩餐」、灰に埋もれた街ポンペイ。そしてアマルフィも。
まだ見てない場所や行きたいところがいっぱいあるんだもの。

絶対に、また来たい。
だから、サヨナラじゃなくて「またね」って言って手を振ろう。

そう思ったとき、私達の乗る飛行機が到着。
ロビーには日本人のツアー客が多いせいなのか、日本語でアナウンスが入りました。



これに乗って日本に帰るんだね、私。
次に来るときは、もっとイタリア語を勉強してから来るね。
せめてレストランで困らない程度には(;´▽`A``

定刻より1時間遅れで、アリタリア航空の緑の機体が宙に舞う。
隣の人の肩越しに見える窓から、小さく切り取られたローマの街を見つめる私。
高度がどんどん上がっていき、イタリアが遠ざかっていく。

・・・・じゃあ、またね!
最高に素敵な想い出と時間を、ありがとう!
一生大切にするからね!

:*.;".*・;・^;・:\(o^▽^o)/:・;^・;・*.";.*:サンキュー!



長い長いシリーズもののブログになってしまいましたが、
ここまで読んで下さったみなさま、ありがとうございました!
Posted at 2015/01/17 20:24:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | shimarinのアクセラ日記 | 日記
2015年01月12日 イイね!

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ヴァチカン市国~

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ヴァチカン市国~








今回は、このイタリア旅行のメインであるヴァチカン市国へ向かいます。
ここはさすがにガイドさんが居ないと入るのさえ難しいので、
旅行会社のオプショナルツアーで行きました。

最初に、ヴァチカン市国についてちょっとご紹介。

ヴァチカン市国は、ローマ市の北西部に位置する独立国家です。
国の面積は0.44km2で、そのほとんどは教皇が暮らすヴァチカン宮殿や
サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン博物館などの施設で占められています。

313年、コンスタンティヌス帝がミラノ勅令によりキリスト教を公認。
324年に聖ペテロが殉教したとされる場所にサン・ピエトロ大聖堂の前身となる
大聖堂が建設され、ヴァチカンの歴史が始まります。

1870年のイタリア統一の際に王国領となるも、1929年にイタリアと
ローマ法王庁との間でラテラノ条約が締結され、ヴァチカン市国が
誕生しました。

ということで、長々と書いてしまいましたが。
要するに、ローマ市内にあってローマではない、
ヴァチカン市国という独立国家なわけです。

ローマ法王については、たまにニュースなどでも話題になりますよね。

そんなヴァチカン市国、まず最初はヴァチカン博物館から見学します★

■ ヴァチカン博物館

16世紀初頭に、教皇ユリウス3世が古代ギリシアの彫刻を中庭に置いたことが
きっかけで作られたそうです。
ヴァチカン宮殿やシスティーナ礼拝堂とも繋がっていて、
全てを総称してヴァチカン博物館と呼ぶことも多いとか。

これがヴァチカン博物館の入口。



ゲートの上に居るのは、ミケランジェロとラファエロだそうです。

博物館の入口を入ると、セキュリティチェックを受けたあとに
庭園への道を進みます。
ここが、ヴァチカン市国なのです。



四方を建物に囲まれているけど、広大な庭園は圧迫感を全く感じさせません。
それよりも、なんというか、言葉に出来ないようなピリッとしたムードがありました。
カトリックの総本山として聖なる場所であるとともに、
厳重な警備体制が敷かれているんだろうなって思いました。







ブロンズ製の松ぼっくりが可愛らしいオブジェになっている中庭もあります。

この松ぼっくり、実は1~2世紀にローマで作られた噴水なのだそうです。
今はオブジェとしての機能しかなく、来訪者を歓迎する役割のようです。

そしてヴァチカン博物館の中へ。

この辺りはどこもかしこも芸術品ばかりで、博物館の中も外も関係ない感じ。



これは、世紀の美少年として名高いベルヴェデーレの「アポロ」像。



こちらも有名、「ラオコーン」像。



博物館の中に入ると、どこを見ても芸術作品ばかり!



特に壮大な天井画には目を見張ります。







これはロダン作、「考える人」。知っている人も多いのでは?
もちろん本物です。



博物館の窓から、中庭が見えました。
四方を建物に囲まれた真ん中の空間が、駐車場になっているようです。



こちらの彫刻は、古代ローマ時代の馬車レースに出場していた2頭立ての馬車。



前回のブログで、フォロ・ロマーノの前の広場で馬車レースをしていたって書いたけど、
こんな感じの馬車達が順位を争ってレースしていたんだそうです。
今で言うところのF-1、この馬車はフェラーリなんでしょうかね?(^▽^;)

そしてこのヴァチカン博物館の必見スポットはここ。
「ラファエロの間」です。









前回のブログでも少し名前を出しましたが、ローマの中心にある
「パンテオン」という建物に眠っている画家、ラファエロの作品群です。

ラファエロはフィレンツェ出身で、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチと並んで
天才と称されますが、その中でもっとも当時の人々に好かれ、人気を博した画家です。

才能・優しさ・社交性を兼ね備え、そして類まれな美青年だったラファエロ。
彼の言葉で有名なのはこの言葉。
「たくさんの女性と遊ばないと、美しい女性像は描けないだろう?(´ー `)」
すごいよね、プレイボーイ中のプレイボーイ(笑)

女性にもてただけでなく、貴族や上流階級の人々にも好かれたという彼。
仕事も恋も順風満帆!
でもそんな彼は、女性と遊びすぎた事が理由で若い命を散らしたとか・・・。

そんなラファエロの間を抜け、長い長い廊下を歩いていくと。
私がずっと見たかった、あの場所への扉がありました。

■ システィーナ礼拝堂

ここが、このヴァチカン美術館の中で最奥部にあり、
1477年~1480年にかけて建設された、最も貴重な礼拝堂です。

入った瞬間から、その圧倒的なスケールと凄まじい迫力に、身体が硬直しました。



そしてこれが、あのミケランジェロが生命を削ってまで描き上げた最高傑作、
「最後の審判」。

絵のテーマは、新約聖書の黙示録に記された「この世の終末における神の審判」を
表しています。



絵を仕上げるのに掛かった期間は、4年以上。
この絵を描くために、ミケランジェロは色んなものを犠牲にしました。

天井画を描くときには垂れた絵具で視力を失い、
上を向きつづけたために腰が曲がったままになってしまい、
過酷な生活を送ったため、栄養失調からか髪も抜け、
一気に老け込んでしまったそうです。

そんなミケランジェロの魂の作品が目の前にあるんだ。
礼拝堂の中は体育館程もあり、絵も間近に接近して見られるわけじゃない。
でも、この空間全体からミケランジェロの魂の叫びが聞こえるような気がして、
身体の中から震えるような感覚に捕らわれました。

これが本物。世界中から多くの人々がこれを見るために訪れる、彼の至極の作品。
時間や費用を割いても、見に来るだけの価値がある。

ヘボいなりに絵を描く身として、
このストイックなミケランジェロの精神に触れるというのは、
とても意味のある事のように感じました。

事実、私はこのミケランジェロの執念とも言うべき作品に心を打たれ、
自分の信念を貫く決心をしました。
自分がやりたいと思う事を、やってみよう。
途中で諦めないで、最後までやり遂げてみよう。

ずっと悩んでいたけど、最後に私の背中を教えてくれたのは
ミケランジェロだったなあ。

余談だけど、このシスティーナ礼拝堂は近年においてだいぶ汚れてしまったそう。
絵も薄汚れてしまい、本来の色彩が見えなくなっていたとか。

そこで、このシスティーナ礼拝堂の修復作業が行われ、その億単位の費用は全額、
なんと日本のテレビ局、日本テレビが支出したんだって!!(゚ロ゚屮)屮
すごいな、こんなところに日本の援助があったとは。
テレビ局ってお金持ちなんだなあ。

このシスティーナ礼拝堂内は、常に警備員が目を光らせていて
中央部分では立ち止まることさえ咎められる。
私語もダメ。
だからあまりゆっくり鑑賞出来なかったのが残念だわ(TmT)ウゥゥ・・・

それと、この場所は写真撮影禁止なので、画像はお借りしたものを掲載しています。


そのヴァチカン博物館を出ると、すぐ横に聳え立つのがここ。
ヴァチカン市国のメインとも言うべき、大聖堂。

■ サン・ピエトロ大聖堂



世界中のカトリック信者が参拝に訪れる聖地。
この教会内部には、ルネッサンスからバロックにかけての芸術作品が安置されており、
それらを鑑賞することが出来ます。

ローマ教皇の肖像も飾られていました。ここでミサが行われることもあるんですよね。

そんなサン・ピエトロ大聖堂の内部をご紹介。



手前の大天蓋は、ベルニーニが手掛けたブロンズ製のもの。
細部にまで施された精緻な彫刻は、祭壇を美しく飾っています。



これは大聖堂のなかでも最重要作品の一つ。
ミケランジェロ作 「ピエタ」。



死せるキリストを腕に抱く、母マリアの深い悲しみを表しています。

この時もたくさんの人たちがこの像の周りを取り囲むように魅入っていました。
私も間近で見たけれど、この情景が現実となって目に浮かぶようで、
ジーン・・・と胸が熱くなるような作品でした。



礼拝堂の左右の天井にはいくつも明かり取りの丸い窓があります。
そのドーム状になった球形の内側には、柔らかい光に包まれた
天使達の絵画が見られました。



このサン・ピエトロ大聖堂を言葉で表すとしたら、「荘厳」で「華麗」。
そして「豪奢」。
他には表現のしようがないんだよね。
360°どこを見回しても美しい彫刻と装飾に囲まれていて、
ここが聖地であることを認識させられます。



これは聖女ヘレナ。



聖女ベロニカ。

祭壇も複数あって、それぞれが大聖堂の中で区切られた部屋のように
なっています。





中には、こんな場所もありました。



ここの中央の祭壇は「司教座」と呼ばれているそうです。
これも天蓋と同じくベルニーニが制作したブロンズの装飾で、
中央のステンドグラスを光源に使用しているとか。
天からそそぐ神々しい光が神秘的です。


システィーナ礼拝堂とサン・ピエトロ大聖堂。
この2箇所は、日常の生活とは完全に隔離された時間が流れる場所でした。

清々しい気持ちになって外へ出ると、秋めいた風が涼しくて
心地よく頬を撫でてくれました(*'-'*)

大聖堂を出て目の前に広がるサン・ピエトロ広場の横をふと見ると、
何やら人だかりが。



そこには、特徴的な衣装に身を包むスイス衛兵が居ました。
この人達はローマ教皇の衛兵隊。兵役を経験した19~30歳の
独身男性が起用され、身長174cm以上のスイス人だけが
この任務に付けるそうです。



この人、サッカーのロナウド選手に似てない?
すっごいイケメン!そりゃあ周りの女性達も黄色い声を上げるよねえ(笑)
彼らの衣装は、ミケランジェロがデザインしたとも言われているみたい。

本日最後の写真はこちら。ヴァチカン市国の郵便ポスト。



とっても可愛らしいポストだよね!
ここから郵便物を差し出したら、どんな消印を押して貰えるんだろう。
試しに自分宛の郵便物を出してみれば良かったなあ(▼-▼*)

この隣には郵便局があって、記念切手やお土産物を売っていました。
私も記念にローマ教皇のお顔が印刷された切手とコインのセットを
購入してきましたよっ(*'ー'*)

それにしても、とても充実した時間だったなあ。
半日だけだけど、ローマとは全く違った景色を見ることが出来ました。
ここを訪れる予定の方は、予約をするかガイドツアーを申し込むといいですよ♪

さて。
いよいよ次回がこのイタリア旅行記の最終回。
イタリア最後の日は、ローマを出てカプリ島へ向かいました。
ぜひ、神秘的で美しい青の洞窟にご期待ください(゚∇^*) ♪
Posted at 2015/01/12 18:12:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | shimarinのアクセラ日記 | 日記
2015年01月04日 イイね!

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ローマ編 Ⅱ~

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ローマ編 Ⅱ~









今回はヴァチカン市国についてレポしようと思いましたが、
その前にローマについてもう少しアップすることにしました★

早速ですが、ローマに日本のデパートがあるのをご存じですか?
私も旅行会社から教えてもらうまでは全く知りませんでした。

これがそのデパートの入る建物。



こちらが看板です。



そう、あの「三越」だーっ!
これは私も驚き。中では日本人の店員さんが日本と同じように
親切に応対してくれます。

売っているのは主に雑貨やお土産物で、フロアの一部を使っているだけなんだけどね。
でも、日本から遠く離れた異国の地で、日本の空間に戻れるっていうのはホッとするよね。

ローマの街中には、現ローマ法王の像もあったりします。



この人は、ヴァチカン市国の最高権威。
歴代の法王の中でも、とても人気のある方なんだって。



これがローマの中心となる「テルミニ駅」。
近代的な建築で、毎日大勢の人が利用するビッグステーション。
日本でいえば東京駅ってところかな?

てくてくとローマの路地を歩くと、こんな可愛いお店がありました。



マクドナルドのローマ支店もありましたよっ。



これは、かの有名な「トレビの泉」。



・・・って、あれ?なんか変。これのどこが泉なの????r(・x・。)
そう思いながら近くに寄ってみると、なんと工事中!
そのために足場が組み立てられて水も抜かれてる。

あああ~、コイン投げをやりたかったのに、これじゃ出来ない。
残念無念(/□≦、)エーン!!
今回のイタリア旅行で、唯一見ることが出来なかったのはこの「トレビの泉」だけだったわ・・・。

さて、気を取り直して。
次に向かうのは、これまた有名な建物。「パンテオン」です。

■ パンテオン



この建物は紀元前27年に建設され、その後火事で焼失したものを
紀元120年頃に、時の皇帝ハドリアヌスが再構させた石造りの建築物。
今から1900年も前に作られたこの建物は、当時の姿そのままで現存している
世界的にも数少ない建築物なのだそう。

余談ですが、この「ハドリアヌス」は映画「テルマエ・ロマエ」でも出てきましたね(笑)

パンテオンの内部は、こんな感じになっています。





ここには、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロと並ぶ天才、
ラファエロのお墓があるのです。
彼自身が、ここに葬ってもらうように言い残していたとか。



ちょっと見にくいけど、左側の胸像がラファエロです。
ラファエロにとってこの場所は、心休まる癒しの空間だったんでしょうね。

このパンテオン最大の特徴は、ドーム型の天井。
その頂点には穴が開いていて、そこから常に採光できるような仕組みになっているのです。



そんな昔の時代に、こんなに大がかりで特異な建築物を作るんだもの、
古代ローマ人の知識と建築力っていうのは目を見張るものがあるよね。
その圧倒的なスケールと大胆な建築法に、相当な衝撃を受けた私でしたw(*゚o゚*)w

このパンテオンの前には広場があり、そこでは大道芸を演じている人や
サラ・ブライトマンの「Time to say goodbye」を歌う人なんかが居て、
大勢の観光客が集まっていました。

広場の中心には、こんな噴水がありましたよ。



パンテオンはローマ観光において、外すことの出来ないスポットなんですね~。

そうそう。
外す事の出来ないスポットと言えば、映画「ローマの休日」で有名になったここ、
「スペイン広場」にも行っておかないとね。

■ スペイン広場



ここは常に多くの人たちが階段に腰かけていて、空くスペースも殆ど無かったです。
そのせいか、今は飲食が全面的に禁止になってしまい、
オードリーのようにジェラートを食べながら座る、ということはできないようです。

そんなスペイン広場に、アっクん登場!



ど~よ?アっクん。
こんなすごいところに来た気分は。
ここに来た車なんて、多分アっクんが初めてだと思うわよ(笑)

ということで、アっクんを中心に撮ったスペイン広場の階段。
階段全体を入れるとなると、なかなか構図が難しい~。
だけどせっかく来たんだし、しっかりローマの風景に溶け込んでおきたいよね!



ぬ~~ん。
あら、人が多すぎて背景がどこなんだか分からなくなったワ(^▽^;)

よし、今度は私が座ってみよっと。
人を掻き分けて強引に腰を下ろす私。すると目の前にはこんな景色が見えます。



正面のビルの間には路地があって、ここにはジェラート屋さんや雑貨屋さんなどが
軒を連ねているんですよ。

階段の前には、こんな噴水もありました。



う~ん、ここにこれ以上居たら疲れちゃうな(-"-;A ..
多国籍な山ほどの観光客さん達の間を縫うようにしながら移動し、
次はこれまた有名なアレを見に向かいました。

■ サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

ここは教会なんだけど、道沿いから中を覗ける場所にアレが居るのです。



そう、「真実の口」っ!



嘘つきの人が手を差し入れると、食べられちゃうという伝説は誰でも知ってますよね。
でもこれ、本来は何のために作られたものか知っていますか?
実は、マンホールの蓋なのです!
世界一有名なマンホールの蓋ってことですよね(*^▽^*)

その正面に行くには長蛇の列に並ばないといけなかったので、
私は横からの写真だけで退去させて頂きました(笑)

さてさて。お腹も空いてきたことだし、今日のランチはローマの伝統料理を食べに行こっと。

バスを乗り継いでやっと辿り着いたのは、川沿いにあるお店。

■ ダ・エンツォ



こじんまりしているのだけど、ローマの伝統料理を食べさせてくれるとあって
日本人にも名の知られているお店なんだって。
確かに、日本人のお客さんもチラホラ居ました。

これが、ローマの伝統的なカルボナーラ。



ガイドブックによると、「卵、豚ほほ肉塩漬のグアンチャーレ、黒コショウ、チーズだけで
作った本物の味。」
なんだって。ローマのカルボナーラは、生クリームを使わないらしいの。
だから日本のカルボナーラのようなクリーミーさは一切無い。

でも、これが本場のカルボナーラだと思って味わってみると、なるほど美味しい♪
味付けはシンプルなんだけど、コショウが効いててパンチがあるの。
だけどたくさん食べるにはちょっと味が濃いかな?って感じヾ(;´▽`A``
喉が渇くから、水をガブガブ飲んじゃったけどね。

そして、もう一品頼んだのはコチラ。



これはトリッパ・アッラ・ロマーナといって、牛の第二胃袋をトマトソースで
柔らかく煮込んだ料理。
もつ煮が好きな人には好まれるかも★
私はもつが苦手なので、どうしても口に合わなかったのが残念(ノд-。)


濃厚な食事のあとは、さっぱりしたジェラートを頂きます♪



ここは、前回のブログでアップしたフォロ・ロマーノの裏辺りにある丘。
目下に広がる草地では、馬車によるレースが行われていたんだって。

私が居る土手のような場所には、ワゴンで飲み物やフルーツ・ジェラートを
売っているお店があって、行き交う人々が一息付ける場所なの。

私はストロベリーのジェラートを食べたんだけど、
濃厚な上に酸味が効いていて美味しかったです★
イタリアで食べるジェラートは、どのお店もGoodなお味でお勧めです!(^O^)

そんなジェラートをパクつきながら、改めてフォロ・ロマーノを見つめる私。
ここから見ると、少し奇怪でミステリアスな形をしているよね。



う~~ん、ローマは奥が深いっ!
1日半しか滞在出来なかったので、ローマのほんの上辺の部分しか
体感出来なかったなあ。

今回のブログの最後は、先程訪れたスペイン広場の夜の姿をお届けします。



この名前は、17世紀に広場の右側にスペイン大使館があったことから、
スペイン広場と呼ばれるようになったんだとか。



今はブランドのお店が立ち並ぶ繁華街になってるけどね。

さて、次回はこのイタリア旅行の中でも一番のメインとなった、
ヴァチカン市国/サン・ピエトロ大聖堂をご紹介します(‐^▽^‐)

Stay tuned (≧ω≦)b

Posted at 2015/01/04 21:52:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | shimarinのアクセラ日記 | 日記
2015年01月02日 イイね!

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ローマ編 Ⅰ~

アっクんと行く イタリア8日間の旅 ~ローマ編 Ⅰ~









みなさま、明けましておめでとうございます(*^▽^*)
今年も、どうぞshimarin&アっクんをよろしくお願い致します。
皆様にとって今年が幸多き一年になりますように。

さて、昨年から続いている「アっクんと行く イタリア8日間の旅」シリーズですが、
やはり年越しブログとなってしまいました。
あと数回は続くと思いますが、お付き合い頂ければ嬉しいです(^人^)

前回はイモラ&マラネロへドライブしてきましたよね。
今度はフィレンツェからローマへ、電車で移動します。

この電車は、イタリアを移動するのに欠かせない「フレッチャロッサ」という電車。
日本でいうところの新幹線ですね。時速300kmで走行するようです。
フィレンツェからローマまで、およそ1.5時間くらい。料金は3,000円くらいかな。

こちらがフレッチャロッサです。



あんまり写真が撮れなかったんだけど、
内部は日本の新幹線と同じような作りになっていて、
向かい合わせの席が左右それぞれあり、中央にはテーブルが設えてあるの。

それよりも私の興味をそそったのは、「フェラーリ特急」と呼ばれている
「イタロ」というイタリアの高速鉄道。最高速度はなんと360kmなんだって。

ちなみに、日本の東北新幹線、E5系「はやぶさ」の最高速度が320kmなので、
実質的にはそれより早いってことになるよね。

こちらがそのイタロ。





これは、フェラーリ社のモンテゼーモロ会長らによって設立されたんだって。
その関係で、車体はフェラーリと同じ赤で塗装されているみたい。

今回の旅行で一度は乗ってみたかったけど、残念ながら乗る機会はありませんでした。
でも、今のところ最高速度360kmで走る区間は無いようです。

さてさて。
そんなこんなで、ローマのテルミニ駅へ到着。
まずはホテルにチェックイン。夕方まではまだ時間があったので、ローマ観光へGo!

地下鉄を乗り継いでたどり着いたのは。
ローマといえばここ、コロッセオ。
そして、古代ローマ帝国の中心地であり当時の遺跡が残る場所、
フォロ・ロマーノ。

先に足を運んだのは、フォロ・ロマーノ。ローマは街中に古代の遺跡が残っているけど、
その中でもとりわけ古く貴重な遺跡群なんだよね。

そしてここは、私が今回のイタリア旅行で一番行きたかった場所なんだ。

■ フォロ・ロマーノ

ここは、ローマ帝国の栄光を物語る、政治・経済の中心地。
古代ローマ帝国の心臓部だったこの場所は、紀元前6世紀に建築が始まったらしい。
「フォロ」は公共の広場を意味し、カエサルの共和政時代から帝政ローマ時代に
最も栄えた古代都市なのです。

こちらがカエサル。



カエサルが暗殺される時に言い放ったとされる「ブルートゥス、お前もか」
このセリフは有名すぎるほど有名だよね。
実際にそのセリフを言ったかどうかは謎みたいだけど。

そしてこのカエサル像の周囲には、こんな世界が広がっています。







フォロ・ロマーノの内部は歩けるようになっていて、
たくさんの観光客で溢れていました。





こうやって間近で見ると、古代ローマ時代の人々の暮らしが
何となく分かるような気がしてくるから不思議。

もしこの場所そのものがローマ帝国時代にタイムスリップしたら、
一体どんな光景なんだろう?なんて考えてみたり。

この壁も、紀元前の昔からずっとここにあって、
そしてどれだけの時間を過ごして来たのだろう。





きっと、ローマ帝国の繁栄と衰退を、気の遠くなるような時間の流れの中で
見てきたんだろうな。



今となっては歴史の本の中でしか存在しない、ローマ帝国。
何百年という時間を超えて今にその姿を残すこの場所で、
古代ローマ帝国の香りを感じることが出来て良かったな。
ほんとに感動です(o^-^o)



敷地の端には、戦闘から帰還した兵士達を迎える凱旋門もありました。



隆盛を極めたローマ帝国にも翳りが見え始め、
いつしか滅びの道を歩んでいく事になります。

「諸行無常」、「盛者必衰」という日本の言葉がそのまま当てはまるような、
なんだかシンミリとした気持ちにさせられた私なのでした。


そのあとは、やはりここは外せない。
コロッセオに向かいます。

■ コロッセオ



ここは歴史の教科書でも必ず写真が出てくるほどに有名だよね。

ちょっとだけ説明しておくと、コロッセオが建設されたのは紀元前80年頃。
約5万人を収容したという巨大な円形闘技場では、人間対人間、または
人間対猛獣の死闘が繰り広げられていました。

どちらかが死ぬまで戦い続けるというその悍ましいイベントは
このコロッセオで毎日のように開催され、ローマ人達を熱狂させたそうな。

そんな状況を考慮し、コロッセオの床は決闘で流れた血をすばやく洗い流すため、
砂を敷くなどの工夫がされていたようです。

話を聞くだけで恐ろしい・・・。
私、そういう血生臭いのは苦手。
だからコロッセオの内部にも入れなかったの。
無数の人々が死闘を繰り広げ、そして死んでいった場所になんて、
とても怖くて足を踏み入れることが出来なくて。

なので、ここでは撮って貰ったコロッセオ内部の写真をアップします。













取り外しが出来た床っていうのは、すでに喪失してしまっているみたい。
だから見えているのは床の下に作られた設備。

コロッセオは、当時最大級のエンターテイメントだったの。
猛獣や闘士が床から上がってきて登場するようなエレベーターもあったらしい。
今でいえば、コンサート会場みたいな仕掛けだよね。

こういう施設を作ることで、皇帝はローマ市民の人気を集めようとしたんだね。


このあとは、映画「テルマエ・ロマエ」でも登場した大衆浴場を見に行きました。

■ カラカラ浴場跡



でもね、行った時間がちょっと遅かったみたいで。
残念ながら中には入れませんでした(ノ◇≦。)

仕方ないので外から撮った写真をアップしておきますっ。



ここはカラカラ帝が作らせた浴場で、最大1,600人を収容できたんだって。
内部には図書館や劇場、体育室なんかもあったらしく、
1日中楽しめる施設になっているそう。
中を見られなかったのは残念だったけど、今は外壁とモザイク画しか
残っていないんだって。

ということで、この日はローマの中でも有名な観光スポットを周りました。
気が付けばとっぷりと日も暮れ、お腹も空いてきた私。

ホテルの近くまで戻り、ローマの美味しい料理を頂くことにしました(o^∇^o)ノ

ローマの夜は、古代と近代が入り混じる不思議な空間。



道沿いには、沢山のカフェやレストランが並んでいました。
これはフィレンツェには無かった光景なんだよね。



今夜のお食事は、こちらです♪



美味しそうでしょう!イタリアではやっぱりパスタを食べないとね。



これはボロネーゼ。



ムール貝のワイン蒸し。

これに美味しいワインと、何よりも彩りを添えたのはロマンチックなローマの夜。
気温もちょうどよくて、寒くもなく暑くもなく。
店員のお兄さんも、おもしろ楽しいチャキチャキのイタリア人。

これがローマの夜なのかぁ。
全くの異国でほとんど言葉も通じないけど、なぜだか心落ち着く時間。
美味しい料理を食べてるからなのかな?

昼間は歩きまくって疲れちゃったけど、その疲れを癒してくれる
至福の時間でした★

さ、明日はローマの中でローマではない場所、
ヴァチカン市国でミケランジェロの最高傑作に逢うぞっと。

ローマのてくてくお散歩は次回も続きます(*'ー'*)♪
Posted at 2015/01/02 23:32:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | shimarinのアクセラ日記 | 日記

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何シテル?   09/21 14:27
shimarinです♪ 2010年4月に埼玉に引越し、やっと長年の夢だったBKアクセラをゲットしました♪ 普通のOLですが、大の車好きなのです。 ...
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