2014年11月26日
最後に、WRX S4の味見。
以前、STIのほうは試乗したのですが、S4とはエンジンが全く違うので、こちらも乗ってみました。
外観ですが、FR側はいかつい顔w
個人的には好きな顔ですが、ランエボXチックと言われればそんな感じもするランプ周り。RRは旧WRXとあまり変わらない印象。というか、G4~旧WRXと同じインプレッサ系列だから当たり前か。
室内はレヴォーグとほぼ同じ。シートのステッチが赤になるくらい。
個人的には青ステッチのほうが好きなんだけどね。
STIと同じく、スピードメーターは280km表示でやる気十分。
CVTに組み合わせられるエンジンは、FA20DIT。かなり低回転で最大トルクの9割を発揮する300PSエンジン。
Sモードで走り出すと、やっぱりパワフルでニンマリ。GT-Sではなくて普通のGTだから、ビルシュタインサスじゃないけど、かなり硬い。
シートのサポートも土手が高くて硬いので、しっかりホールドしてくれる。
ステアリングに対する応答等はやっぱりスポーツカーのそれだと思う。
ハイパワーエンジンにCVTは不安な組み合わせだが、ここでもスバルのCVTはなかなか良かった。当然、MTや普通のATに比べると一瞬応答が遅い気もするが、かなり早いほう。というか、先入観がなかったらわからんかも。(汗)
走行面では、STIと同じく試乗程度ではすごく安定。ただ、ターボということでアイドリングストップがないので、燃費面では期待できないかな。ま、この手の車だと、燃費気にしちゃいけませんな、ハハハ。
気になったのは、リアシートの後ろにある樹脂製のリアパーセル周りからのビビリ音。
ここを樹脂で作る理由もわからんけど、低級音を出しちゃまずいでしょ。まぁ試乗車だし、どう扱われたかわからんし、個体差もあるだろうから多少は目をつぶるが、そこを差し引いてもうるさかった。
あれをデフォだと思う消費者が多いとしたら、売れんぞ。。。ディーラーはきちんとしろ。
こちらの価格は、330万~だが、色々つけたら結局400万コース。もっとやすくB4が手に入ると思うと、どうなんだ?と思ってしまう。
やっぱり新車じゃ買えないので、こいつを買うなら中古でw
今回の試乗をランク付けすると、
1位レガシィB4
2位WRX S4
3位オデッセイ
ですかね。
オデが低くなるのは、個人的にミニバン好きじゃないからってのもあるので、ランキングはあまり参考にはならんです、ハイ。
Posted at 2014/11/26 16:59:20 | |
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試乗記 | 日記
2014年11月26日
前回のオデに続いて、スバルの新型レガシィB4に乗りました。
セレナ一本になる前まではレガシィセダンを乗り継いでいたので、馴染みのある車ですが、今回、やんちゃな2.0Lターボ系はWRXに譲って2.5L自然吸気オンリーでとりあえず登場です。
北米ではすでにかなりの人気だとか。旧来のターボ乗りの人はWRXに集約して、レガシィはもう一回り大人のスポーティセダンを目指したというところでしょうか。
外観だが、FR側は近年のスバルのアイコンになりつつあるコの字(富士重のフ?)型のスモールランプとLEDヘッドライト。明るいんだけど、LEDって温度変化の輝度違いは解消されたのかしら???
テールランプ周りはトヨタのカムリっぽい。真ん中に、ガーニッシュのようにシルバーメッキの加飾をアクセントとしている。正直、BLから横一文字のガーニッシュとランプのコンビがなくなったけど、レガシィといえば横一文字のガーニッシュ+テールランプというBC/BDのイメージがある上にアルシオーネSVXのデザインが好きな俺としては、横一文字ガーニッシュのデザインを復活させて欲しいな・・・
しかし、なぜシルバーメッキ加飾なんだろ???最近のバカみたいに明るいヘッドライトの後続車へ反射攻撃して目くらませする為か???
全体のデザインとしては、綺麗にまとまってる。車幅を1800mmオーバーにしたことで、デザインに余裕ができたのか、BEあたりの「絶壁感」に比べてだいぶグラマラスではある。数字上はかなりデカイ部類になるんだが、実車を眺めると意外とそんなにデカイ車に見えない。
スペック等はメーカーのHPにお任せして、早速乗車。
今回はトヨタの手下としてトヨタの手法をどこまで取り入れた(注入された?)のかわかりませんが、以前までのスバルの内装よりだいぶ上質になってる。
操作系もシンプルになったが、「チャチ」さはかなり薄まってると思う。これなら十分見れる内装ではないかと思う。少なくとも、BDやBEの時代はもとより、BL、BM型よりも質感や合わせ面は綺麗になった。だいぶ北米で儲けたな、スバルwww。
今までのBLやBMに比べて感心したのが、サイドミラー周りの視界の妙だ。
サイドミラーを少し後ろに移動して三角窓を設けたこととAピラーとAピラーガーニッシュを薄くしたことで、従来死角になりがちな部分の視界が開けた。「運転のしやすさ」を重視するスバルらしく、車幅感覚も掴みやすい。視界の良さは運転の余裕に繋がるので、疲れにくそうだ。
そういう効果があるからか、車内からでもデカさを感じない。BM乗りだけでなく、BLあたりから乗り換えてもデカいという感覚は何気に覚えないかもしれない。事実、俺は覚えなかった。むしろ、BDからBLに乗り換えた時のほうが車幅のデカさを覚えたもんだ。
走り出すと、やはり2.5Lの余裕のトルクとNAエンジンの特性で加速はスムーズそのもの。170PS程度の出力ではあるが、CVTの制御が近年のメーカーではピカ一のスバルなので、CVT特有のアクセル開ける→エンジンだけ元気よく回る→後からスピードがついてくる、ということはほとんど感じず、アクセル開けるとそれにきちんとスピードがついてきて好印象。ただ、絶対パワーがないので、ターボのような圧倒的な加速力を求める人には向かないかな。
乗った車は、リミテッドという最上級グレード(といっても2つしかグレードないけど)で、従来はビルシュタインの足がつくんだろうけど、今回はKYB。でも、普通の足じゃないみたい。詳細な構造などはメーカーHPやメカ好きな人のHPにお任せするが、ビル足より突き上げは少なかった。かといって、柔らかいというわけではない。スピードを維持してコーナーに入ると、ロールを抑え込み、段差のような瞬間的な入力は柔らかくいなしてる感じ。サスも耐久性が上がっているから、ブランドにこだわらなきゃこの足は結構いい線いってると思う。
アイドリングストップを搭載してるので、信号ではエンジンが止まる。レガシィも再始動の時は一瞬震えた。ま、重たいピストンを再度回すのだから当たり前ではあるんだが、始動音等がばっちり聞こえるのはどうかと思う。だから、エンジンを回すと排気音もそれなりに入ってくる。とはいえ、うるさい部類に入るほど聞こえるわけではないのだが、このレガシィを「プチ高級車」として買った人はどう思うだろう・・・
メーター周りは青を基調として非常に見やすい。青だけに、飛ばそうとか血の気の多いことは考えなさそうww
シートメモリーは、従来の座面脇からドアトリムのインサイドハンドル脇に移った。しかし、このメモリースイッチ、トヨタのと一緒じゃね?こんなところでコスト削減かよww
また、このレガシィでは、後部座席にもシートヒーターが付いた。これはありがたい。冬場、エンジンが暖まるよりもシートヒーターのほうが暖まるのは早いが、その恩恵は運転席と助手席だけだった。このレガシィからは後部座席もその恩恵に預かれる!
ということは、サーキットでバンバン走る連中にとっては後部座席の取り外しが面倒になったってことですが。。。ま、そういう人はWRXに行けってことかな。
アウトバックは試乗しなかったが、今回のレガシィは正常進化といえるのではないか。国内向けは2.5LのNAしかないが、社長も今後色々投入すると語っているし、中国向けでは2.0DIT仕様もあるし欧州向けにはディーゼルターボもあると思うので、今後国内へもディーゼルターボあたりを持ってきてもらえるとうれしいな。
しかし、WRXより高級車という位置づけなのに、価格は280万からとWRXより安いwww
今回の3車種で、新車で買え、となったら、このB4かな。絶対的スピードや加速を求めると物足りないけど、普通に一般道や高速道をアイサイトを使って走るとかならこちらのほうが良いかも。
Posted at 2014/11/26 12:59:17 | |
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試乗記 | 日記
2014年11月26日
22日の土曜日、試乗したくて溜まってた車輛たちのうち、3車種を試乗しました。車種ごとに記事を上げます。
例によって俺的感想なので、個人レベルで受ける感覚が違うことをご理解ください。
まず試乗したのは、「ホンダ・オデッセイ」。
エリシオンと旧来のオデを統合した結果、低い車高ながらスライドドアというミニバンですな。
見た目の印象は、「ばっちりマイルドヤンキー向け」www。
エンジンは2.4Lなので、トルクも必要十分。しかし、ホンダさんは昔から中途半端な排気量好きだよね。
シートに着座すると、やはりアイポイントは低い。ま、車高が低い上に室内高はきちんとミニバンサイズを確保しようとした結果、着座位置が低くなるんだけどね。ただ、室内高を稼いでいるだけあって圧迫感はない。試乗したのはアブソルートなので、立派な加飾がついている。
2ndシートも不安になるくらい足元が広い。これで窮屈という奴は、MツコDX以上のサイズだろうな。
ただ、残念な部分もある。2・3列目の窓ガラス部分に手動のサンシェードがなかった。オプションなのかもしれないが、どうせならアブソルートくらいのグレードなら標準にしてほしかった。
車高が低いということは、ステップがいらないということなので、乗降はしやすい。4歳と6歳のチビでもよっこらせ!とはならないだろう。シート自体の仕立ては可もなく不可もなく。運転席はもう少し腰辺りや太ももあたりのサポート(土手)があっても良かったんじゃないかと思う。サーキットいく車じゃないから、いいんだけど、やはりコーナリング中に支えがないと長時間はきついぞ。。。
さて、走り出してみる。
CVTのシフト操作力はだいぶ硬め。うちのC25セレナは逆に柔らくて、Rレンジにしたつもりでも、何かの拍子でPレンジに入ってガックン!となることがあるけど、こちらはないと思う。BLレガシィのように階段状のゲート式なら確実なんだけどね。
2.4Lも排気量があるからかアクセルの味付けか、C25の感覚でアクセルをあけるとグワ!っと出てちょっとびっくり。ホンダはECOモードとして「ECON」スイッチがあるから、これをONにしたらちょうど良くなった。街中ではECONスイッチONのままで良さげ。車が少なくなったらOFFにしてもいいかな。
車高が低く、必然的に重心も低いので、運転感覚はセダンのそれに近い。ま、オデは昔からそういう方向付けのミニバンだから当然ではあるが。
車重の重いミニバンの割にサスは硬い。というか、ちょっと硬すぎかな。アブソルートというスポーツグレードだというのを加味しても、ちょっと硬い気がする。これは試乗車で卸したての車両だったので、馴染んでないという部分もあるかもしれない。個人的には硬めの足回りは嫌いじゃないのでいいんだけど、2nd、3rdシートの乗客は乗り物酔いするかもしれんなー。。。乗り物酔いする家族持ちなら、一度試乗したほうがいいかな。
ちょこちょこアイドリングストップがかかるので、実燃費は意外と伸びるかも。ただ、ブレーキを離してアクセル開けるまでにエンジンが再始動するんだけど、その音がちょい気になるかな。
一瞬、ブルブルっと震える感覚がステアリングに届くのもちょっとマイナス。
ブレーキの効きは悪くないけど、パッドがすり減ってきたらどうなるかな?って感じ。すり減ったときに極端に効きが悪くなるようなら、パッドは早めの交換が必要かもね。
総じて、オデッセイらしい乗り味で、スライドドア化による重量増や重心の変化もよく抑え込まれてる印象。次もミニバンにしなきゃならん、となったら、デリカD:5かこいつかも。ただ、新車で350万、なんだかんだで乗り出し400万になる車なんで、新車で買う気はおきないな。。。
Posted at 2014/11/26 12:09:10 | |
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試乗記 | 日記