2011年01月16日
小学生の頃
今思えば仕事も何をしていたか分からないような変なおじさんが必ず近所に1人はいた。
今であれば「危ない」といった理由で殆どの子供達は近づかないのであろうが
その時代はそんな警戒心を持つ必要がなかったので何かのきっかけでか分からないが
遊びに行くようになっていた。
僕らはそのおじさんを「せきのおっちゃん」と呼んでいた。
せきのおっちゃんの記憶はわずかしか残ってないが良くお酒を飲んで
いたのではないかと・・・
奥さんと平屋の貸家に住んでいて子供もいたのでは無いかと・・・
せきのおっちゃんは釣りが好きだったのでその時低学年だった自分は
関心を持っておじさんの話を聞いていたし仕掛けの事も教わった。
そんなせきのおっちゃんはあっというまに逝ってしまった。
話によると夜中に大きないびきが始まってその後結果としてはくも膜下出血
で亡くなったそうだ。
釣りの話が好きでそこに猫がいた楽しいせきのおっちゃんがいたその場所へ
行く理由はそれで無くなってしまった。
子供の自分が本当の大人と接することができる機会がなくなり残念、寂しい?
分からないけど不思議な気持であった事を思い出します。
子供の時の大事な時間そして思い出・・・
せきのおっちゃんも自分の中に今も生きています。
自分も誰か(1人でも多く)の中で今もそして死んでしまった後も
思い出してもらえるような存在になれたら良いなと思いながら・・・
Posted at 2011/01/16 11:59:02 | |
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