
ブルース・ウィリスだの吉高由里子だのプー太郎だの、何が何だか。そんなわけで正解はプジョー106でした。ニャーニャー。やる気のない顔のトゥインゴを悟空としたわけですから、やる気バッチリなこの子はプー太郎にしました。ニャーニャー。
バル太郎とお別れのその日、実に屋根開き日和でした。爽やかな秋晴れのもと、この風を感じながら走ることはもうないのか。そう考えると、本当にお別れをするのは辛いものでした。首都高の細かな段差で常にハンドルを修正したり、その段差でブレーキを踏むと簡単にABSが作動したり、そんなことを帳消しにするオープン。ご近所迷惑ながら、豪快なサウンドを惜しんだり(まーそれが理由で手放したんですけど)、半年を振り返りながら常磐道を飛ばし、プー太郎を迎えに行ったのでした。
お別れ。感傷。さようなら。そしてありがとう。バル太郎、楽しかったよ。
しかし実に人間は現金な生き物。直後にプー太郎に喜ぶ。許せ。屋根って素晴らしい(おい)。
それにしても、それにしてもなんて私らしくない選択をしてしまったのでしょう。銀色ですよ、皆さん。別に原色が好きってわけではなく、これまで黄色柿色柿色だったのはタマタマであると自己弁護をしてきたわけですが、しかしそんな私が銀色ですよ。駐車場で見つけられないじゃないか!!!!(そこ?) トゥインゴもサイズ故にエルグランドとかアルファードとかの隣に止めると行方不明になってたわけですが、それでもボーッとしながら柿色が目に付いたわけですよ。それがボーッとしてたら周りもみんな銀銀白黒銀白銀白白銀……プー太郎がいない!!と、リアルに焦ってまいました。今度からはちゃんと場所を覚えなければなりませんね(当たり前だ)。
そして、そして私がプジョー。なんてメジャーなブランドを選んでしまったのでしょう。日本においてトヨタほどメジャーとは決して申し上げませんが、「な、な、なんでルノーなの??」みたいな会話をプジョーにおいてやることはないであろうと想像するわけです。しかも106です。各所で誉れ高き106。今までメガーヌクーペ、トゥインゴ、バルケッタと、世間の斜め下を攻めてきた私が106。やっと人並みのクルマ好きに見られそうです(違)。
とまぁ、ここまで屋根があること以外誉めてない(笑)。それではプー太郎のことを誉め称えようではないか。ニャーニャー。
軽い。キビキビ。やっぱいいわぁー、1tないってのは。それから小さいってのはいいねぇ。トゥインゴもバルケッタも、別に大きいクルマというわけではないのですが、サイズ以上に小さい気がします。インパネが直線基調のデザインとか、Aピラーの立ち方とかも関係あるのかな?
あと、音振関係がちゃんとしてあって、バル太郎のストイックさに比べたらまるで高級車(言い過ぎ)。トゥイン悟空も耳に不快ということはないのですが、絶対的な音量はありますんで。そこんとこ、一応はトップグレード?たるS16でございます。あと段差を超えたときにサスペンション周りからガンッと大きな音がしないのもいいですね。路面の細かいデコボコはわりと伝える方だと思います。でも不快ではなくて、角を取って伝える感じ。いわゆる猫足、なんですか、これは。そうなのでしょうか。乗り心地は余裕で合格点。
シートが良くなったのもありますね。でもトゥインゴとかメガーヌの方が好き。ま、それでも十分に合格点なんですけど一つだけ言わせてくれ。ウレタンの劣化?なのでしょうが、ヘッドレストとか座面の下から、劣化したウレタンのカスが散らばってるんですけど。げー。なのでヘッドレストを上下できません。上下するとウレタンがいっぱい出てくるから。
あとはエアコンも効くし小物入れもソコソコあるし、そんなわけでわりと気に入ってます。ルノーとプジョーのAセグメント、結構違うね(トゥインゴはミニバン的だしコンセプトが違うっちゃ違いますが)。どっちも楽しいです。とりあえず来年の車検までは楽しみます。
♯メガーヌ99年式、トゥインゴ99年式、バルケッタ98年式、106も98年式、未だに21世紀に行けません(笑
Posted at 2011/11/23 23:22:57 | |
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