RE雨宮 Redom mini RX8 After A-TYPE
☆注意☆
長文のため時間がない方は次レビューへ(笑)
ついに手を出してしまいました…パワーUP系のパーツ第1弾。
と、言っても実際に装備したのは去年のオートサロン後だったので、実に2年近く前に導入したパーツのレビューですσ(^_^;)
何とでも言ってください…
怠け者とか、なまけ者とか、ナマケモノとか…
念のためもう一回告知しますが…
長くなるので時間がない人は他の人のパーツレビューへGO!!
をオススメします(^.^)/
はてさて。
ひとつ前の(プラグコードの)レビューで少しだけ触れてますが、コレを導入した目的は2つ。
①パワーUP♪
②カーバッキングの低減!
どっちかと言うと②メインで導入したのですが、RE雨宮さんのショップを出た直後にビュンビュン跳ね上がるタコメーターにビックリ(笑)
おっと!
ちなみにパワーUPしたので↑の様になった訳ではないですよ、きっと。
私のアクセルワークが下手すぎて、ビュンビュンいってましたσ(^_^;)
後から気づきましたが、このECUで得られる恩恵は以下3つじゃないかと思ってます。
1. アクセルのリニア感UP
2. カーバッキングの抑制 (燃調の最適化)
3. 水温の上昇抑制
まずひとつ目、アクセルのリニア感UP
多くの方がECU導入でパワー感の向上を感じてますよね。
私も実際感じたし、これは間違いじゃない。
でもあくまでもパワーではなく、パワー感っていうのがミソ!
ご存知の方も多いと思いますが、RX-8を含む最近のクルマはフライバイワイヤでアクセルコントロールしてるので
アクセル踏む→踏んだ量を検知→検知した量に対してECUが補正→ECU指定した量のスロットルバルブが開く
というようにアクセルとスロットルが物理的にワイヤーで繋がってる訳じゃない。
間にECUが入って補正をしてくれるってのが、大きな違いとして表れてきちゃうσ(^_^;)
例えば…
アクセルの開度を10等分して、3だけ踏んだとする。
当然スロットルバルブも3/10だけ開くのかと思いきや、2しか開いてない。
RX-8の低回転域ではこういったECUの補正がすごく顕著ですね。
いっぱい踏んでも、ふんわり踏んだようにバルブを開いてくれる。
燃費や扱いやすさも大事な性能のひとつである「新車」の状態では、当然こうした非線形制御になるのは致し方ないのですが、せっかくスポーツカーに乗ってるのにずっとふんわりアクセル状態ってのもねぇσ(^_^;)
つまりこのECUはアクセルを3踏んだら3の開度でバルブを、7踏んだら7の開度でバルブを開いてくれる
→リニア感がUPしてるってわけ。
中低回転域でトルクが向上した様に感じるのも、今までは5踏んでても2踏んでても同じ2しかバルブが開かなかったのが、5踏んだらちゃんと5開くんだから当然と言えば当然の話。
そりゃあ、アクセルのレスポンスが上がって、中低回転域のパワーが上がったように感じるわな(笑)
ちなみに全開にしたら、きっと純正でも全開にしてるだろうから大して差は出ないんだろう。
ちなみに…
ここまで読んでなんかイイじゃんって思った方でも、まだ待ってくれぃ!!
ここからはちょっとネガティブな話。
アクセルレスポンスが良くなってリニア感が増すってコトは、さっき↑で書いたように自分みたいなアクセルワークのヘタなヤツにとっては地獄のような乗り心地になってしまうのをお忘れなく…
低ギアで一定速度を保ったり、微減速で走ったりする時の右脚の神経の使いようったら、純正の比じゃない(≧∇≦)
まだまだ純正でエンストしちゃうような右脚をお持ちの方は、まず右脚の感覚を研ぎ澄ましてから導入するようにしましょう!
反対にこのECU導入するとアクセルワークの練習になるので、右脚の感覚を研ぎ澄ましたい人はぜひ純正の吸排気にコレを入れてみてください!
NAロータリーが最高級のレスポンスを見せてくれます( ̄▽ ̄)
※大抵の場合、吸排気を変えるとレスポンス落ちるのでご注意を。
長すぎ…
やっと2つ目のカーバッキングについて(笑)
プラグコードのレビューにも書いたのですが、微減速もしくは定速キープ時にガクガクするアレのコトです。
コレをうまく隠してくれます、この制御。
特筆すべきはアクセルを完全に抜け切らない状態で減速している時。
この領域での挙動はどっちが純正なの?って疑ってしまうほど秀逸な制御を行ってくれています。
RE雨宮のHさん、ここんトコ本当にグッジョブです(^-^)/
と、同時にこれだけ広く導入されているにも関わらず、ほとんど不具合を聞かないコトからも、この制御のバグの少なさ、完成度の高さをうかがい知るコトが出来ます。
ちなみに燃料調整自体は低燃費側に振ってるみたいですが、前述1の状態になってますから、燃費を気にするなら繊細なアクセルワークすれば理論上は燃費が良くなります(笑)
↑ちなみに私は変更前後でトントンでした…
ラストの三つ目、冷却ファンの制御
コレはオマケみたいなもんです。
エイトのラジエター前についてる2つのファンの動作温度を変更してくれるので、結果的に通常よりも頻繁にファンが回り、水温も街乗りでは100度を超えるコトがほぼなくなります。
そのため、精神衛生上これはコレで結構助かります♪
ちなみに
ノーマル : Lo 97℃ Hi 101℃
レドム : Lo 88℃ Hi 95℃
でファンが作動するそうです…
まぁ、ともかく。
結局のところ、私みたいにアクセルワークを練習したい、パーシャルを磨きたいっていう人にはかなりオススメの一品ですが、最高出力等を期待してる方にはあまり…と言うのが正直なところでしょうか。
ハード面で限られている最高出力(RSで言えば235PS以内)をどの領域にどれだけ割り振って行くのかをコツコツ決めていくってのがコンピュータチューンの真髄だと感じました。
そうそう、Hさんの
「コンピュータチューンに魔法はない」
(↑ちがったかな!?)
って言葉がふとアタマに浮かびましたσ(^_^;)
【まとめ】
性能ー→☆☆☆☆☆
見た目→☆
コスト→☆☆☆
自己満→☆☆☆☆
総評:まさに正常進化!
関連情報URL:http://www.re-amemiya.co.jp/rx_8/
定価 | 103,000 円 |
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購入価格 | 93,000 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※RE雨宮 |
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パーツレビュー件数:31件
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