ポルシェ356A時代のオープンモデルは、カブリオレ、スピードスター、コンバーチブルDの、3車種が存在しました。
今回ピックアップしたコンバーチブルDは、スピードスターの後継モデルとして登場しましたが、製造期間が1年と短く、1331台しか生産されませんでした。
スピードスターと並べて、比較してみました。
カブリオレに似たフロントスクリーンですが、三角窓の有無で、当初、私は識別していました。
しかし、三角窓の無い356A Cabriolet (T1) の存在を知った時には、混乱した事を思い出しました。^_^
左 356A Speedster 右 356A Convertible D
メーターパネルは、356Aスピードスターとほぼ同じです。 ・・・ダッシュボードの「PORSCHE」バッジの位置が少し高いです。
※他のモデルと同様に、ドアには巻き上げ式の窓ガラスになった為、ドア上部の丸みが無くなっています。
コンバーチブルDは、クーペ&カブリオレ同様に、ドアには巻き上げ式の窓が付きます。
※グローブボックスが無いので、ドアには立派なポケットが付きます。
「ボディーの製作」
スピードスター Reutter 社 コンバーチブルD Drauz 社
※356A時代は、Reutter 社で、ボディーを製作していました。
左 Reutter 社 右 Drauz 社
※Reutter 社は、1963年にボディー部門は、ポルシェ社に吸収されました。
※シート製造部門は、RECARO社となりました。
「参考」
左 356A Cabriolet (T1) 右 356A Cabriolet (T2)
※356ACabriolet (T1)には、三角窓がありません。
モデル別の生産台数
356ACabriolet (T1)の生産台数は、極端に少ないです。
※コンバーチブルDを、Drauz 社に生産依頼してからは、カブリオレ(T2)の出遺産台数が、3倍近く増加しています。
クリスマス特集の最終回は、この曲です。
若い時は、週末は長野の山に籠っていました。 ^_^
Posted at 2018/12/25 06:47:13 | |
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