

始まりは、とあるカーイベントにT-2バスで参加したオーナーさんに「鎌倉で映画撮影のエキストラ出演に」と声をかけられたが、とても時間的に無理な状況だったようなので「マイカルマンを紹介して!」とお願いし、その後すっかり忘れていた頃の、ある日突然「映画エキストラ」の担当者から電話を頂き、
・車両条件は、古く(昭和的)て綺麗、外観がオリジナル(同等)なスタイルとボディの色。
・ロケ条件は、快晴な日、4/3(月)又は4/7(金)、前日の夜に決定し連絡する。
・服装の指示は、できるだけ地味で、(悩んだ末、モノトーンの古いセーターとした)。
でしたが、「オールOKとし、即了承」しました。
鎌倉の撮影場所近くの駐車場に9:00集合の指示を受け、余裕をもって6:00に出発し8:30に到着すると、既に数台の旧車(エキストラ車)が到着していて「お仲間さんがいる!」でまずは一安心したのでした。
◆マル秘の指示は無かったので、以下のようにレポートアップします。
現場で待ちかねた担当者からの資料での映画タイトルは「DESTINY 鎌倉ものがたり」で、
車構成は、ベンツ(主人公用)とエキストラ車(一般走行車)の9台
撮影走行車列順は、先頭から
①パブリカ→②フィアット→③ベンツ→④カルマンギア→⑤VWバス→⑥コロナ→⑦ヒルマンインプ・・・対向車として⑧シビック←⑨スバル1000
とマイカルマンギアは、主人公の乗るベンツの直後と「ベストポジション」でした!
担当者から、助監督紹介、スタイリストさんの服装チェック(私は「OK」)、エキストラ車ミーティングでは、タイムスケジュール、車列走行などの説明。
聞き終えてから皆でワゴン車に乗り込み撮影の走行コースと戻りコースの下見でした。
車列走行の指示は、各車ともに「車間距離15m」「車速30km」
これは、高い位置で構えたカメラアングルから、全車がカメラに映り込める設定のようです。
各車スタンバイし「GO!」、の直前に、「ストップ!」が、かかった!
まさかの撮影エリア内で事故発生があり、処理待ちになってしまったが、スタッフは流石で少しも慌てずの仕切り直しでした。
撮影は、海沿いの超渋滞する134号線で、テスト無しの一発本番、信号機を止めて駐車場からスタートし「5分程度」でしたが、そこは一般人の運転ゆえのため、車間距離にNGが出て、再度(テイク2)の撮影が始まり、今度は監督からの「OK」が出ました。
(実際の上映で流れる時間は、10~20秒位かも・・です)

スタンバイの時から、各車にトランシーバーを渡され「常時ON」なので、監督の指示声(顔を見ることは出来なかった)の「カット」「OK」やスタッフとのやり取りなどが直に聞こえて来て「撮影現場の迫力と緊張感」がビリビリと伝わって来ました!



撮影が終わると一気に緊張感が解けて、スタッフは午後予定のシーン撮り準備が始まり、エキストラ車オーナーは交流タイムで、最後に担当スタッフの方にカメラシャッターをお願いし、全員揃っての「記念写真」撮影で完了でしたが、これだけ「面白い体験をし、楽しんで」出演料も出るとの事で「出演料の請求書とロケ弁当」を受け取って、12時頃に解散となりました。

帰路では、走行中に早朝起きと緊張の疲れで眠くなったので、休憩を多く取りながら高速道を走り抜け、久しぶりに「大黒PA」に立ち寄ってからの無事帰宅となりました。
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2017/04/11 16:55:20