アンパンマンとバイキンマンと食パンマン

先日、M3号を動かしてやろう、と常滑方面へ軽～くドライブ。
だいたいお決まりの、いつものコース。

新舞子マリンパークをブラブラ。
大野町の津多屋で、えびせん・いかせん・たこせん。
常滑屋でお昼ご飯。
その他、その辺をブラブラ。
今回はその先で日帰り温泉に浸かってみました。

で、事件は、大野町の津多屋で起こりました。
いつもはお店の前の道路わきに車を停めるのですが、今回は専用駐車場が空いており、そこへ滑り込ませました。
駅のすぐ前、というか、駐車場はホームのすぐ裏。
車を降りて、いざ津多屋へ、と思ったら足元にカラフルな小さな小銭入れ。
拾い上げて振ってみると、
チャリチャリとカラカラが同時に鳴ります。
失敬して中身を拝見。
ファスナーを開けてみると、中から出てきたのは、

大判小判がザックザク、、、ではなくて


１００円玉が２枚と、小さなアンパンマンとバイキンマンと食パンマンがおりました。
金額的には大きなものではありませんが、とても大事な２００円とお見受けしました。

しかし、大野町駅は無人駅、交番は近くにはなさそう。
そもそも、２００円で公務員に書類を書かせてお仕事をさせるものでもありません。
そこで、津多屋のおじさんに相談。
やはり、上記のように駅は無人、交番も近くない、ということで、
「一旦うちが預かって、透明なビニールに入れて表に見えるようにぶら下げておきましょうか？」

もちろん、賛成です。お手数をおかけします。
おじさんが達筆な字で
「おとしものです。」
まで書いて、手が止まりました。

「あれ、続きはなんだ？どうぞ？？ご自由に？？？違うな（笑）
まあ、考えときます。
１年くらい経ってそのままだったら、神社かどこかにお賽銭でいれましょうか。」

ということでお願いしてきました。
そんな親切なあなたには、新鮮なたこせんを…
ということで、プレゼント、ではなくて（笑）
買おうとしていたたこせんを、できたてのものにしてくれましたとさ。
もちろんお金を払って買っていますが、つくっているところから出してきたものを売ってくれたのでした。



過去、何度かお財布を交番に届けたことがありますが、自分が財布を落として交番に届けられたこともあります。
その時はとても助かりました。
現金は７万円くらい、クレジットカード・GSのカード・免許証・保険証・定期券・銀行のカード×２などなど全部入っており、現金よりもカード類の手続きが心配でした。
届けてくれたのは女子大学生で、着服するか迷ったけど届けてくれることにしたそうな。
エライ！
僕も届けた時は1割の謝礼受け取りは「放棄・拒否」にするんですが、この学生さんも同じでした。
僕の気持ち的には、現金の分は半額くらいは差し上げたい感じでした。
カードの手続きのことを考えると、本当にうれしかったんです。

皆さんも、お財布拾ったら、着服せずに届けましょう。