さて、美味しかった「小磯」をあとにして、一路バーへ歩きます。
21時半頃だったかな?時間はあまり覚えていません。
目的のバーは、インターネットで調べて、モルトウイスキーの品揃えがそこそこありそうなお店。
Shu's Barです。
こちらでも、慌てず、焦らず、を心がけて、マスター&カウンターの先客とのコミュニケーションから…。
先客の男性は、僕よりも少し若く、お酒はあまり強くはないそうで、いつもビールのみで数杯呑むそうですが、このお店のビールサーバーはBASS PALE ALE(バス ペールエール)です。
僕はモルトウイスキーを飲みに行きましたが、モルトの途中で、彼の飲んでいるバス ペールエールがどうにも美味そうで「僕もそれを1杯下さい。」ということで、彼と乾杯させていただいたりもしました。
んーー、楽しい。
(ただ、何杯目と何杯目の間だったか、全く覚えていません-笑)
この方、FC3SのRX7に乗っていたこともあるそうですが、やはり燃費その他、苦労は多かったようです(笑)が、このFCに乗れたことはとてもいい思い出になっているとのこと。
ちょっと羨ましい。
僕も一時憧れて、欲しいなぁ欲しいなぁ、燃費悪くてもロータリーいいなぁ、と思っていましたが当時は手の出る金額ではありませんでした。
現在の趣味用は2輪で、ハーレーに乗っていると仰っていました。
ここで飲んだお酒はこちら。
左から
1杯目:グレンロセス
2杯目:エドラダワー
3杯目:軽井沢 蔦蔵
4杯目:ミッシェル・クーヴレー スペシャル・ヴァッティング
この途中のどこかに、バス ペールエールを1杯飲んでいます。
1杯目…実は、気になって最初に飲もうと思ったのはエドラダワーだったのですが、クセがあるので2杯目以降にした方が良いのでは?というアドバイスを受けて1杯目はクライヌリッシュと迷ってグレンロセスにしました。
できるだけ飲んだことのない銘柄を、と思って選んでいます。
シェリーの感じがやや強かったのですが、くどい、とは思いませんでした。
1杯目にはまずまず、いい感じだなぁ。
さすがです。バーテンさんのアドバイスはよく聞きましょう。
(自分に言い聞かせています)
2杯目はエドラダワー。
クセがあるということでしたが、そうでもないかも。
土屋 守 著 モルトウイスキー大全によりますと、香りは「ゴム臭・溶剤、かなりパワフルでオイリー」とのことで、なんとも不味そうな表現がされています(笑)
ただ、ニッカの余市も「セメダイン的」などと言われるけど、僕は好きです。
これも、嫌いじゃない感じでした。
3杯目の軽井沢 蔦蔵。
これが一番面白かった。飲んだことがない感じです。
香りといい、味といい、ラベルといい(!)モルトウイスキーとは思えません。
しかも、モルトウイスキーの棚がいっぱいになったから、と仰っていましたが、本当か嘘か、焼酎と一緒に置いてあり、先客の方は結構常連のようでしたが、焼酎だと思っていたようです。
確か、16年だったと思うのですが、色もほとんどついておらず、すごく若いウイスキーに見えるので、ここも意外でした。
4杯目のミッシェル・クーヴレー スペシャル・ヴァッティングは、これもやはり某師匠の影響か、京都で飲んだ「ベレバーレイ」が思い出されます。
ミッシェル・クーヴレーのものはシングルカスクが多く、ヴァッティングしたものは珍しいようですね。
こちらもシェリー感がありますが、悪くないですね~。
というか、実はこのあたりは既に正常な感覚は失われていたかもしれません(笑)
もう、十分呑みました。
こちらのお店はニッカの余市(通常の12年)もあったり、4杯目を飲んだあとにニッカのファンならこんなのもありましたが、とシングルカスクの15年もでてきましたが、もう止めた方が良さそうです。
家にはシングルカスク宮城峡25年もシングルカスク余市1987もありますし。
あと、マスターから聞いた気になる情報として、松本はBarの街とのことで、いいお店がすごくたくさんあるそうです。
松本市の、とあるお店で、竹鶴21年のハイボールを飲んだ、という何とも贅沢な話を聞いたのですが、ものすごーく気になります。
めちゃくちゃ美味しかったそうです。
そりゃそうでしょう。
竹鶴21年、すっごく美味しかったから。
さて今回、山梨県に来て飲みましたが、巷では噂の「とりもつ煮」なるものは食しませんでした。
ただ、1軒目の「小磯」でもこの「Shu's Bar」でも話題にのぼりましたが、地元の方々は「とりもつ煮」を食べに行くことはあまりなく、お蕎麦屋さんのメニューにはだいたい入っており、お酒好きの人が「ちょっと飲もうや」というときにはおつまみにちょうど良い、という愛され方のようですね。
僕の宿泊したビジネスホテルのすぐ近くに「元祖とりもつ煮」のお蕎麦屋さんがあるとのことでしたが、食すことなく帰路についてしまいました。
このバーの先客の男性も、そのお店によくお蕎麦を食べに行き、ビールを頼んでは「とりもつ煮」で、気軽に食べていたそうですが、例のグランプリをとった翌日から大行列で食べられなくなってしまったそうです。
ブームが去って閑散とするのもよくありませんが、ほどほどに落ち着いて食べられるようになるといいですね。
ということで、バーを後にしたとき、時計の針は午前3時をまわっており、先客の男性はしばらく前にカウンターでグロッキー、安らかな眠りにつき、ふと目覚めて運転代行を頼んで帰って行きました。
山梨県は運転代行がとても多く、タクシーよりも料金が安いとのことで、少し驚きました。
僕の地元では、たぶんタクシーよりだいぶ高いのではないでしょうか。
ドライバー2人要るし。
3時過ぎにバーを出て宿まで歩いて戻る道中も、運転代行の車がビュンビュン走っていました。
余談:
すごくどうでもいいことですが、モルトウイスキーの名前は名古屋弁の響きに通じるものが多いのかな?
タリスカー=足りすかぁ(足りるわけがない的な感じの意味)や、エドラダワーも、よく名古屋弁では○○だわぁ、といいますし、他にも「キャ」や「シャ」などの発音も多く、それ以外でも名古屋弁のイントネーションにマッチしそうな名前がたくさんあるような気がします。
気のせいかもしれません…。
ホントにどうでもいい話でした。
終わり。
あれ?M3のことがない。
とても快調です。
おまけ編(笑)で、ちょっとupするかも。