ほろ酔いのブログ一覧

先日１９時過ぎくらいのことです。
深夜作業に合わせて出勤するため駅からプラプラ歩いていると、不穏な動きをする車を発見。
ゴリゴリ・バキバキと異音を発しながら徐行と停止を繰り返しているスパシオ。
徒歩でプラプラでも追い抜き、振り返って見ると、やはり左フロントがパンクしています。

ドライバーは主婦。
JAFには加入していない、とのこと。
（今思えば、任意保険のロードサービスとか使えなかったのかな？！）

何とかGSまでこのまま辿り着こう、と言ってますが近くにはありません。
交通量の多い道を通って大通りの方まで出なければなりませんので、ちょっと無理があります。

仕方がないので、その場でスペアタイヤに交換してあげることに。

リアハッチを開けると、さすがファミリーカー。
他人のことは言えませんが、明らかに不要と思われるモノが満載。
子供の玩具から自転車の空気入れ、衣類やら何やら溢れかえっております（笑）
以前、友達の車のパンクでスペアタイヤに交換してあげた時も、そのトランクルームは得体の知れないもので満載だったっけ。

（僕も気をつけよう）

リアシートを倒して溢れる荷物を放り投げるように（オーナーと一緒に）どかして…
工具・スペアタイヤに到達。
あれ？ジャッキをくるくる回す棒はあるけど、ジャッキ本体がない。
どこをどう探しても、ない。
ジャッキがなければ、どうにもなりません…。

主婦は、「何とかしますので、結構です。ありがとうございました。」と。

何とかって、どうするんだろう？？？




その場を離れ、一旦会社へ。

会社で事情を話して、車を借りて救援に戻っててみようかな、と。
社用車のポルシェを借りて出撃！

…

あ、ポルテでした。


ジャッキの搭載だけは確認しておきましたよ。
部長が「軍手、持ってく？」と、ありがたいお言葉。


１０分ほどで現場に戻って、颯爽と…

あれ？暗くてジャッキを留めてあるゴムが外せない…。（かっこ悪い）
結構時間かかって、ようやく外して、気をとりなおして、ジャッキを持って颯爽と？登場。


交換はスムーズにできました。（ホッ）
ジャッキを当てる場所は、オーナー主婦さんがライトで照らしてくれました。


そして、オーナー主婦さんが深々と頭を下げる中、颯爽と立ち去ります…

あれ？ポルチェ号が半ドア？
ドアを閉めなおしても警告マークが消えません。

リアハッチがひっかかって閉まりきっていませんでした。
オーナー主婦さんが頭を下げ続ける中、ポリポリと頭をかきながらポルチェ号を降りてリアハッチを閉めなおして、颯爽と…。


「颯爽と」という言葉、僕には似合いませんね。



実は、仕事は２０時から予定しており、これだけやっても間に合いました。


ちなみに、翌朝、すごい偶然ですが同じスパシオを見かけました。
左フロントがスペアタイヤだったので間違いないでしょう。
僕が交換したスペアタイヤ、外れてなくてよかった（笑）


めでたしめでたし。