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ほろ酔いのブログ一覧

2011年05月20日 イイね!

酒蔵めぐり

ほろ酔いの趣味の一つに「酒蔵めぐり」があります。

といっても、日本に酒蔵は、大小さまざま星の数ほどあります。
近代的で生産量も多い工場のようなところから、小さなところでは地元にしか出回らないような小規模なところ、古くからの伝統を守り設備もできるだけ古来のものを使い続けるところ…などなど。
もちろん古くからの、そのままのところは、建物も風情があってとてもいい雰囲気です。
観光客向けの「観光蔵」というのもあり、お洒落な瓶や変わり種のお酒をつくるところ、また、大規模なところは凝った展示をしたり、お酒の博物館のようになっているところまでありますが、僕は比較的小規模な地域密着っぽいところが好きです。

「地の食べ物」と「地のお酒」の相性が悪いわけがありませんので、できることなら一泊して楽しみたいものですが、無理な場合(単独で車)は、お話しを聞いて「勘」で購入。
この場合、気になるものは全て購入が基本です。
4合瓶でいろいろ購入、が楽しめます。


いまのところ、愛知県6カ所、岐阜県1カ所、富山県1カ所、石川県1カ所、山梨県4カ所、長野県6カ所、兵庫県2カ所…といったところ。
(長野県をまるごと忘れていたので補足しました)
まだまだ大したことはありませんね。
特に気に入っているのは、愛知県知多の白老、岐阜県瑞浪の中島醸造小左衛門、兵庫県の奥播磨です。
富山県の成政も強く印象に残っています。
山盛酒造鷹の夢の蔵元さんは、行きつけの居酒屋さんの常連で、いつも楽しくお話しさせてもらっています。

酒蔵に足を運ぶひとつのきっかけになるのは、酒蔵開放。
主に、新春〜春か、秋のどちらかに行なわれます。
その蔵で造っているお酒を、より多くの方に知ってもらおう、またお酒を好むお客さんとの交流を持つためのイベントで、見学と試飲が可能です。
どこも、たくさんの人で賑わいます。
また、このとき以外でも、たいていの酒蔵では予約(事前に電話連絡など)をすることで見学や試飲ができます。
場合によっては、飛び込みで行ってもタイミングが良ければ
「お時間があれば見学いかがですか?」と聞かれることも少なくありません。


少し前に、行きつけの酒販店ごとう屋さんで店主に
「蔵開放以外で酒蔵に行くのって、何がメリットなの?
 お酒は通販でも買えるし、取り寄せも簡単。
 酒蔵は立地も辺鄙なところで、車でないと行けないのがほとんど。
 車で行くと試飲もできないから、メリットは少ないのでは?」
と聞かれました。

そのときはうまく答えられませんでした(頭の回転が遅いのです)が、僕の答えをまとめると、こんな感じです。


杜氏さんや蔵元さんなど、個性的な、また時に情熱的な方々と出会い、お話しを伺うことで、さらにお酒を好きになれる。
実際に行って、杜氏さんや蔵元さんとお話しして、その蔵のファンになることもあります。
お酒について、知らないことがわかってすっきりすることもある。
施設・設備などは規模の大小の違いはあれ、さほど変わることもないのですが、お酒をつくるところは「神が宿る」とも思える神聖な、神秘的な場所と思っています。(大袈裟)
昭和の変人としましては、どんな人がつくっているのか、どんなところでつくっているのか、実際に自分の目で見て確かめてみたいというのもあります。
もちろん、味も大事ですけど、そう言うほど「違いのわかるオトコ」ではありません…。

モノづくりに情熱は大事なわけで、その情熱に触れたい。
それだけで美味しい気がする。
気がするだけでも、いいんです。
気持ちは、大事です。


モルトウイスキーも結構好きで、蒸留所にも興味がありますが、日本の場合サントリーが比較的足を運びやすい(これはサントリーの思惑通り)のですが、僕はニッカのファンです。
しかし、まだ余市も宮城峡も行けていません。
行ったことがあるのは、いまのところサントリーの白州だけです。
本当のところを言うと、行ってみたいのは本場スコットランド。
日本酒の酒蔵と同じように、職人の魂の息づく蒸留所。
(漠然としたイメージです)
1年くらいかけて、まわってみたい。
…というのは、夢のまた夢の、そのまた夢くらい。

ただ、残念なことに、日本酒の酒蔵もスコットランドの蒸留所も、小さなところが生き残ってゆくのは、まじめに良いものをつくっていても、とても難しいようです。
特にスコットランドでは生産中止・閉鎖してしまうことも多々あります。
モルトウイスキーは、つくりはじめて最低5〜10年はまともに売れるものはできませんから大変です。
ニッカは創業当初、余市ではじめるときに、ウイスキーの出荷ができるまでの数年間、傷もの等でそのままでは売り物にならないリンゴを農家から安く仕入れて、リンゴジュースにして売って、しのいでいたそうです。
それもまた、変なこだわりで、果汁100%無添加の酸っぱいジュースだったらしい。
そのとき立ち上げた会社「大日本果汁」の「ニッカ」です。
僕は甘い果物より、どちらかというと酸っぱい方が好きなので、この酸っぱいジュースにも興味があります。

話が逸れて、何だかわからなくなってしまいました。



次は、どこの蔵に、蒸留所に、行こうかな。
宮城峡も気になるなぁ。
製造も見学も再開したようだし。
近くの宿も一応やっているようだし。
行ってみたいな。
Posted at 2011/05/20 12:37:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | | 日記

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