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ほろ酔いのブログ一覧

2011年10月11日 イイね!

チャリ旅2日間で伊勢湾・三河湾を?!(その2)

チャリ旅2日間で伊勢湾・三河湾を?!(その2)翌朝(10/10)は8時10分のフェリーです。
フェリー乗り場は宿から1kmほど。
朝食もナシなので、少し早めに起きて、フェリー乗り場周辺のコンビニで何か買おうと思ったら、コンビニが全然ありません。
朝食は伊良湖に着くまでに済ませたいんですけど。
できるだけ早くスタートを切りたいけど、予定では伊良湖をスタートできるのは9時。
フェリーの所要時間は約50分です。

あまり無駄な走行をしたくないのと、フェリー乗り場がオープンすれば(到着が早すぎ)売店もあるので、オープンを待つことにします。



しばらくするとフェリー乗り場係員の方に声が現れて
「切符売り場と売店は7時40分に開くので自転車で渡るなら、ここに停めておいてください。」
ということで、20~30分ほど海で釣りをしているを見ながらボンヤリしてから戻ると、本格的なロードバイクが2台停まっていました。
気になる!

切符を購入して朝食を物色していると、レストランの中に「いかにも」といった感じで自転車用ヘルメットを携えたおじさんが2名。
迷わず、同じレストランに入って声をかけさせていただきました。
お一方は岐阜から、もうお一方は東京から、と仰っていました。

何とか朝食を摂ることができました。
おじさん達と一緒に、伊勢うどん500円也。
(この時間は伊勢うどんしかできない、とのこと)
その後、おじさん達とおしゃべりしながら乗船、伊良湖到着までご一緒させていただきました。

伊良湖へは、予定よりやや遅れて9時10分くらいに到着。
下船のスタンバイは事前にしていたものの、車を全部降ろしてから自転車は最後に誘導されたのでスタートは9時15分くらいでした。
そして、おじさん達は伊良湖から渥美半島の外回り、僕は内回りなので、スタート直後にお別れ。
といっても、同じコースでも一緒に走れるペースとは思えません(笑)

スターレットとM3号に続いて、こいつにも伊良湖の地を踏ませることができました。
時折ロードバイクが欲しい衝動にかられますが、ますます愛着が深まります。

側道は狭くて荒れ放題ですが海辺のチャリは気持ち良いです。



快調に飛ばしていると、やがて田原市に。

ここで寄り道。
ホントは寄り道なんて余裕はありません。
でも、寄らないわけにはいかなかったのです。

十数年前、一度TVでとりあげられたことのあるレストランです。



食事の時間ではありません。
車で通った時は、いつも気付かずに通過してしまっていましたが、中学の時の美術の先生のアトリエ兼レストランなんです。
HPによると、今年の4月に事実上の閉店、完全予約制になっていました。

HPでみた特徴ある外観に気付いて、人がいなくても作品は見られるかもしれない、と思ったのです。
建物の方に近づくと、白髪のおじいさんが掃除をしていました。
僕が中学の時に定年近かった先生は、このくらいかもしれない。
80歳くらいのはずです。
当時より痩せていますが、何となくこんな感じだったこもしれない。

「おはようございます。○○先生ですか?」

先生でした。

「○○中学の教え子のほろ酔いです。」(もちろん本名を名乗っています)
「まあ、中に入りなさい。」

僕は当時目立つ子ではなく、特に美術を志している感じでもありませんでしたので(中には絵画教室に通っていたような子もいました)覚えていないようでした。
ジュースを出していただき、お話をしていくうちに、思い出話にどんどん花が咲いてゆきます。
足の不自由な奥様もでてきてくれました。
僕が中学生の頃、このアトリエが建設中だったこと、同じ時期に奥様が酷い交通事故に遭い、トラックに巻き込まれて足を失ったことなど、授業の時に聞いていました。

僕は、どうも「恩師」と聞いて思い出す先生がいませんでした。
しかし、高校時代に芸術選択で音楽と書道しかなかった僕が美大に行ったということは、少なからずこの先生の授業があったからかもしれません。
石膏デッサンの授業、校外まで行った写生の授業や、学校の敷地内で何か面白いものを見つけて描いて来いとか、いろいろ覚えています。
一応、僕が美大に進んだこと、美術の教育実習にも行ったことなど、お話ししました。
今は、しがない会社員ですけど。

お店は、先生も歳だし、先生よりだいぶお若い奥様は足が不自由で、事実上閉店ということになりましたが、作品は精力的に制作しているようです。
洋画家ですが、最近は石彫をずっとやっているようで、作品がたくさんありました。
もちろん店内の油絵も鑑賞。
これから彫る、と言っていた何十トンもある石。
でかいなー、と思ったら下半分は埋まっているそうです。
生きているうちに彫れるか焦っているが、この歳になって長時間ハンマーを振れない、と。
そういえば、美術準備室にはバーベルやダンベルが揃っており、ものすごく荒れていた中学で生活指導をしていたっけ。
パワフルなおじいちゃんだ。


いやー、再会できてよかった。

突然訪問してしまい、先生もこのあと用事があるようで、僕も再スタートを切らねば(焦)
田原市に入ってすぐくらいのところなのに11時を回ってしまいました!
大変だ!!
豊橋までもまだ40kmくらいあるんじゃないかな?!

またまた爆走です。
先は長い…。


つづく。
Posted at 2011/10/11 08:30:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車 | 日記
2011年10月10日 イイね!

チャリ旅2日間で伊勢湾・三河湾を?!(その1)

チャリ旅2日間で伊勢湾・三河湾を?!(その1)さてさて、昨日10/9に行き当たりばったり・出たとこ勝負で、とりあえず出かけてみたのですが…。
心が折れたら途中で引き返そうと…。
前日気合を入れて早寝したら2時半頃に目覚めて、これでは早過ぎると2度寝。
次に目覚めたら6時半頃。(目覚ましはかけていません)
やめとこうかなぁ、と思いつつも最近は市内しか動かしていないチャリが可哀想なので、7時半に何となく出発しました。



漠然とした目標はあったものの、朝、微妙に寝坊気味だったということです。
気持ち的には5時過ぎくらいに起きて6時前には出ようかな、と思っていました。


三重県方面へ…。
この時間でも鈴鹿くらいなら行けるかな、と。
この日はF1鈴鹿GPでしたので…。
チケットはありませんが…。
近くに行って音だけでも聴いてみようかな、とか。


そうこうしているうちに、最初の寄り道は写真の「ヴィンテージ 宮田自動車」です。
三重県三重郡川越町にあります。
有名店のようですが、全然予備知識がなく、サイバーCR-XやZ31が目に付いて、スピードを緩めてみると、ホイールも純正でした。
他にも純正然としたW123などがあり、しげしげと見ていると、水を撒いているおじさんと目が合ってしまいました。
「おはようございます。」
社長さんのようでした。
少しお話して、中を見せてもらうと、あるわあるわ。
歴代スカイラインがずらずら、ZもS30、130、トヨタ2000GT、ヨタハチ、パブリカ(愛5ナンバー)、セドリックなんかもいい感じ、ジェミニやらコスモやら、とにかくすごかった。
(写真を見てもわかるように、たまに新しい子もいます。)
詳細はHPがあるようですので参照下さい。

しばし談笑したところで(15分くらいかな)、出発。

ずんずん進むと、やがて第1チェックポイント(?)
狂熱の鈴鹿です。



鈴鹿市に入ると、どこからか聞こえてくるフェラーリやメルセデスのエキゾーストサウンド!

あ、いや、これは茂みの向こうの国道23号線を走る白いフェラーリと黒いメルセデスからのものでした。
毎度くだらなくて申し訳ありません。(これはホントに走っていました)

このあと、しばらく走って鈴鹿市内でお昼くらいになり、コンビニでおにぎりと水を購入、持参したドーナツとで昼食を済ませて、さあ出発。
と思ったら…
ステップラー(通称ホッチキス)の針のようなものを拾ってパンクしていました。
パンク修理材も予備チューブも持っていないという、なんとも僕らしい失態であります。
店内に戻って聞いてみると、そのまま先に進むと自転車屋さんがありますが、歩くのは無理かもしれません、と言われてしまいました。
まあ、仕方ないので、そこで修理して引き返すのもテだな、と思ったのですが、10分ほど自転車をひいて歩くと馴染み深いチェーン店の自転車屋さんがありました。
(全然近いんですけど)
緊急ピットインです。



店内に入ると大変混雑しており
「すぐにはできない。修理待ちの持込みがたくさんあって1時間半くらいかかります。」
と言われたのですが…。
「あら」と思ったら「できましたよ」って。
名古屋から走ってきた、という事情を察知して順番を繰り上げて同時進行でやってくれたのでした。
待つつもりでしたが、助かりました。感謝、感謝です。
「サイクルベースあさひ」をよろしくお願いします。(宣伝)
ちなみに僕の折りたたみチャリを購入したのは地元のこのチェーン店ですよ。


実は、この自転車屋さんの計らいで、僕の魂に火が付いてしまったのでした(笑)
これは当初の目標達成を目指すしかあるまい!


今日(昨日)中に鳥羽まで行って一泊。
朝、フェリーで伊良湖に渡って帰るのだ!!
鳥羽まで140kmくらいかな?伊良湖からは120kmくらいかな?
本気ではなかったので、しっかりは調べていません。
(これを書いている今も知りません)
ホントに着くのか??
どうなっちゃうんだ???


とりあえず、爆走です。


津では「津まつり」がやっていました。
渋滞していましたがチャリにはあまり影響がありません。

松阪を越え、伊勢を越え…と書くと簡単ですが、長いです(笑)
間には河芸町や三雲町や明和町もあります。

ホントに長いです。
道中、どの程度のアップダウンがあるのか、どのくらい時間がかかるのかもイマイチわからない。
このときはもうオケツが悲鳴をあげていましたが、意外とアップダウンが少なかったのと、側道が結構走りやすかったのがやや助かりました。

お泊りセットも持っていない(タオルとTシャツはアリ)ので、途中、アピタ松阪三雲店でパンツを購入。
あと、エネルギー補給にバナナを購入。(これ、やっぱりいいですね!)

二見町に入ると、有名な二見シーパラダイスや夫婦岩がありますが、佇んでいる暇はないので先を急ぎます。
何と言っても、行き当たりばったりのため、宿をとっていない。
3連休なのに、宿、あるのか?

爆走の甲斐あって(ロードバイクなら楽勝?)、何とか17時頃に鳥羽市に入ってしばらくすると旅行案内的なものが。
かなり割高な素泊まりでしたが、宿を確保できました。ホッ。



旅行案内所から3kmほどでしたが、その間に暗くなってしまいました。
あー、何とか着いたな。

お風呂は済ませましたが、素泊まりなので食事はありません。
ってことで、宿の近くの居酒屋さんを紹介してもらいましたが、深酒厳禁です。
生ビール中ジョッキと三重県の瀧自慢純米吟醸を1杯、せっかく海の近くなのでお造り盛り合わせをいただきました。
深酒厳禁なので、あとはお茶漬けと赤だしで夕食はおしまい。十分か。

21時頃には布団に入っていました。
畳の上で(和室でした)、布団で寝られることの幸せ。
生き返ります。
でも、実は日焼けが酷くて、体が火照ってほとんど眠れませんでした。


さて、明日(今日)は伊良湖に渡って、帰れるかなぁ。
すごく不安。
もう、オケツ限界です。



つづく。
Posted at 2011/10/10 19:42:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車 | 日記
2011年10月06日 イイね!

ちょっと特別なお酒

ちょっと特別なお酒またお酒です…。

M3のレポート提出期限は過ぎていそうな気もしますが、どうもうまく書けません。
しばし雄町を。いや、お待ちを。
(待っても何も出てこなかったりして…)

ひとつだけ、ACさんからの帰路、とても快調でした。
決してM3号への愛が薄れたわけではございません。





今回の本題。
このお酒、ちょっとだけ特別なんです。
ごとう屋さんで仕入れました。
この銘柄を購入するのは初めてではなく、ここで紹介したこともあります。


宮城県栗原市 金の井酒造
綿屋 純米吟醸 山田錦辛口

酒米:阿波山田錦100%
アルコール分:15度以上16度未満
原材料:米・米麹
精米歩合:55%
日本酒度:+10
酸度:1.5
使用酵母:宮城酵母
杜氏:鎌田修司


さて、何が特別か、というと、ポイントは日本酒度。
+10はさほど珍しくはないのですが、綿屋の銘柄としては、
おおむね+3(やや辛口)~+5(辛口) (金の井酒造HPより)です。
以前購入したものはいずれも+4でした。
あたりの柔らかい感じを大事にしているようで、辛口と言えど、通常はこのくらいのコンセプトでお酒づくりをしています。
銘柄の名前が、それをあらわしている、と言えるのではないでしょうか。



では、なぜこうなったか、というと、震災です。
このお酒は、醸造工程で震災に遭い、震災を生き抜いたお酒なんです。

金の井酒造は、宮城県でも内陸部にあり、幸いなことに人的被害はなく、施設・設備の被害も甚大ではなかったそうです。
しかし、困ったことが一つある、と。
電源がなくて、お酒を搾れない。
お酒を搾る時期が来て、搾れないと日本酒度が上がり、辛口傾向に、その後まだ搾れないと、酵母が一気に死滅、たんぱく質に変化して味の悪いお酒になってしまいます。
しかし、奇跡的に(?)酵母が死滅することなく、何とか搾ることができたようです。

日本酒度が+10を越えるとかなり辛口の部類になり、+15あたりからは「超辛」というような表現がされています。
+20というのはほとんど聞きません。(たぶん酵母が生き残れない?)
そして、辛口傾向が強くなると香りは弱まり、淡麗辛口ということになります。

そんな、瓢箪から駒というのか、こんな経緯でできたお酒は意外に評判が良いらしいです。
ちょっと贅沢な純米吟醸なので、お値段は安くはありませんが、特別な思いも加わって、購入に踏み切るのに躊躇はありませんでした。

結果、とても美味しいお酒で、以前購入したもの(もちろん震災前のお酒)よりも好みです。
食中酒に最高です。
純米吟醸で、しっかりと味・香りがあり、キレもあります。
個人的に最近少し苦手な「くどさ」がまったくありません。
フルーティで綺麗な吟醸酒は「ガッツリ濃い目の食事を摂りながら」には合わないのですが、コイツはかなりイケると思います。
まだ何本かあるようなので、リピートでもう一度購入するかもしれません。


ちなみに、このお酒の評判の良さは、来年は辛口をつくらないといけないかも、というほど。
ごとう屋さんと話していたのですが、辛口をつくることになったら、きっと純米吟醸ではなく、コストを抑えた純米酒になるだろうなぁ、と。
できれば、同じ純米吟醸がいいのですが、ごとう屋さんは大吟醸でやって欲しいと言っていました。
そうかと言って、1本6~7千円以上もする大吟醸をつくらせても「残ったらうちが全部買い取ります。」とは、ごとう屋さんも言えませんからね。
震災特需ともいうべき東北支援・応援も手伝って売れているなら、つくりすぎてもどうか、というところですので、なかなか難しそうです。
他人事ながら、真剣に考えてしまいます(笑)
Posted at 2011/10/06 23:22:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2011年10月03日 イイね!

山梨呑み歩き日記 その2

さて、美味しかった「小磯」をあとにして、一路バーへ歩きます。
21時半頃だったかな?時間はあまり覚えていません。

目的のバーは、インターネットで調べて、モルトウイスキーの品揃えがそこそこありそうなお店。
Shu's Barです。
こちらでも、慌てず、焦らず、を心がけて、マスター&カウンターの先客とのコミュニケーションから…。

先客の男性は、僕よりも少し若く、お酒はあまり強くはないそうで、いつもビールのみで数杯呑むそうですが、このお店のビールサーバーはBASS PALE ALE(バス ペールエール)です。
僕はモルトウイスキーを飲みに行きましたが、モルトの途中で、彼の飲んでいるバス ペールエールがどうにも美味そうで「僕もそれを1杯下さい。」ということで、彼と乾杯させていただいたりもしました。

んーー、楽しい。
(ただ、何杯目と何杯目の間だったか、全く覚えていません-笑)

この方、FC3SのRX7に乗っていたこともあるそうですが、やはり燃費その他、苦労は多かったようです(笑)が、このFCに乗れたことはとてもいい思い出になっているとのこと。
ちょっと羨ましい。
僕も一時憧れて、欲しいなぁ欲しいなぁ、燃費悪くてもロータリーいいなぁ、と思っていましたが当時は手の出る金額ではありませんでした。
現在の趣味用は2輪で、ハーレーに乗っていると仰っていました。




ここで飲んだお酒はこちら。






左から

1杯目:グレンロセス

2杯目:エドラダワー

3杯目:軽井沢 蔦蔵

4杯目:ミッシェル・クーヴレー スペシャル・ヴァッティング


この途中のどこかに、バス ペールエールを1杯飲んでいます。


1杯目…実は、気になって最初に飲もうと思ったのはエドラダワーだったのですが、クセがあるので2杯目以降にした方が良いのでは?というアドバイスを受けて1杯目はクライヌリッシュと迷ってグレンロセスにしました。
できるだけ飲んだことのない銘柄を、と思って選んでいます。
シェリーの感じがやや強かったのですが、くどい、とは思いませんでした。
1杯目にはまずまず、いい感じだなぁ。
さすがです。バーテンさんのアドバイスはよく聞きましょう。
(自分に言い聞かせています)

2杯目はエドラダワー。
クセがあるということでしたが、そうでもないかも。
土屋 守 著 モルトウイスキー大全によりますと、香りは「ゴム臭・溶剤、かなりパワフルでオイリー」とのことで、なんとも不味そうな表現がされています(笑)
ただ、ニッカの余市も「セメダイン的」などと言われるけど、僕は好きです。
これも、嫌いじゃない感じでした。

3杯目の軽井沢 蔦蔵。
これが一番面白かった。飲んだことがない感じです。
香りといい、味といい、ラベルといい(!)モルトウイスキーとは思えません。
しかも、モルトウイスキーの棚がいっぱいになったから、と仰っていましたが、本当か嘘か、焼酎と一緒に置いてあり、先客の方は結構常連のようでしたが、焼酎だと思っていたようです。
確か、16年だったと思うのですが、色もほとんどついておらず、すごく若いウイスキーに見えるので、ここも意外でした。

4杯目のミッシェル・クーヴレー スペシャル・ヴァッティングは、これもやはり某師匠の影響か、京都で飲んだ「ベレバーレイ」が思い出されます。
ミッシェル・クーヴレーのものはシングルカスクが多く、ヴァッティングしたものは珍しいようですね。
こちらもシェリー感がありますが、悪くないですね~。
というか、実はこのあたりは既に正常な感覚は失われていたかもしれません(笑)

もう、十分呑みました。
こちらのお店はニッカの余市(通常の12年)もあったり、4杯目を飲んだあとにニッカのファンならこんなのもありましたが、とシングルカスクの15年もでてきましたが、もう止めた方が良さそうです。
家にはシングルカスク宮城峡25年もシングルカスク余市1987もありますし。

あと、マスターから聞いた気になる情報として、松本はBarの街とのことで、いいお店がすごくたくさんあるそうです。
松本市の、とあるお店で、竹鶴21年のハイボールを飲んだ、という何とも贅沢な話を聞いたのですが、ものすごーく気になります。
めちゃくちゃ美味しかったそうです。
そりゃそうでしょう。
竹鶴21年、すっごく美味しかったから。



さて今回、山梨県に来て飲みましたが、巷では噂の「とりもつ煮」なるものは食しませんでした。
ただ、1軒目の「小磯」でもこの「Shu's Bar」でも話題にのぼりましたが、地元の方々は「とりもつ煮」を食べに行くことはあまりなく、お蕎麦屋さんのメニューにはだいたい入っており、お酒好きの人が「ちょっと飲もうや」というときにはおつまみにちょうど良い、という愛され方のようですね。
僕の宿泊したビジネスホテルのすぐ近くに「元祖とりもつ煮」のお蕎麦屋さんがあるとのことでしたが、食すことなく帰路についてしまいました。
このバーの先客の男性も、そのお店によくお蕎麦を食べに行き、ビールを頼んでは「とりもつ煮」で、気軽に食べていたそうですが、例のグランプリをとった翌日から大行列で食べられなくなってしまったそうです。
ブームが去って閑散とするのもよくありませんが、ほどほどに落ち着いて食べられるようになるといいですね。


ということで、バーを後にしたとき、時計の針は午前3時をまわっており、先客の男性はしばらく前にカウンターでグロッキー、安らかな眠りにつき、ふと目覚めて運転代行を頼んで帰って行きました。
山梨県は運転代行がとても多く、タクシーよりも料金が安いとのことで、少し驚きました。
僕の地元では、たぶんタクシーよりだいぶ高いのではないでしょうか。
ドライバー2人要るし。
3時過ぎにバーを出て宿まで歩いて戻る道中も、運転代行の車がビュンビュン走っていました。



余談:
すごくどうでもいいことですが、モルトウイスキーの名前は名古屋弁の響きに通じるものが多いのかな?
タリスカー=足りすかぁ(足りるわけがない的な感じの意味)や、エドラダワーも、よく名古屋弁では○○だわぁ、といいますし、他にも「キャ」や「シャ」などの発音も多く、それ以外でも名古屋弁のイントネーションにマッチしそうな名前がたくさんあるような気がします。
気のせいかもしれません…。
ホントにどうでもいい話でした。



終わり。


あれ?M3のことがない。
とても快調です。
おまけ編(笑)で、ちょっとupするかも。
Posted at 2011/10/03 06:45:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2011年10月02日 イイね!

山梨県へM3号の引き取りへ!?…あらら?

山梨県へM3号の引き取りへ!?…あらら?ヘラルド師匠とは日程調整がつかず振られてしまい、電車で行くことに…と思っていたところに、pluteさんから「同じ日にACさんに行きます」という連絡をいただき、乗せていってもらうことができました♪
感謝です!

添付写真でお気づきかと思いますが…(笑)
山梨旅行記?呑み歩き日記??を、ひとつ。




刈谷ハイウェイオアシスで拾ってもらい、快速特急AC行きのサンマルに乗れました。

先月の15日くらいには仕上がっていたM3号ですが、お休みが合わず、ずっとACさんで預かってもらっていました。
ACさんに到着後、しばし談笑。
僕は代金は振り込み済み・内容も確認済みだったので、ざっくり説明を受けて最終的な明細書をいただいたら、終わりです。

いやいや、終わりではありません。
皆さんに簡単に挨拶をして、
「すみません、僕はこのあとちょっと忙しいので、これで失礼します。」(実は呑むだけ)
と、そそくさと予約してあった甲府昭和I.C.付近のビジネスホテルにチェックイン。
大浴場でゆっくりとお風呂に浸かっている場合ではないので(?)、ユニットバスでシャワーを浴びて、調べておいた居酒屋へ。
一応、フロントでも居酒屋さん情報をうかがうと、どうやら他にも多数あるらしく、簡易な地図をいただきました。
あとは、お店の構えをみて気に入ったところに入ろうっと。

実は、この日の最大の目的は居酒屋さんではなく、バーでした。
(あれ?M3号引き取りが目的では…?!)
しかし、このバーの近くには宿泊施設がなく、一番近くて安いビジネスホテルにしたのです。
それでもバーまでは徒歩約25分。

居酒屋さんの様子を確認しながら突き進みますが、なかなか雰囲気の良さそうな感じがしません。
(ただの直感です)
調べてあった最初のお店は混雑しているようで落ち着いて飲めそうになく、その他のお店も串揚げや大きなチェーン店っぽい感じで、ピンとはきませんでした。
調べてあった2軒目はだいぶバーに近いところでしたが、やはりここも大きなお店で僕のイメージではありませんでした。

通ってきた途中に「四季の味」とか書いてある小さなお店があり、店頭にあったおすすめメニューもちょっと気になる感じでした。
5分ほど来た道を戻り、そのお店「小磯」へ。

カウンターに座りましたが、今のところ他に客はなし。
カウンターに一箇所、予約席がありました。
こじんまりとした、綺麗なお店で、カウンターからは厨房の様子が良く見えるようになっています。
自信があるのでしょうか。
大将(40代後半か50代前半くらいかな?)と若い男の子(29歳と言っていました)でやっています。
まずは、つきだしの烏賊とほうれん草(ポン酢味)をつまみながら、グラスビールで喉を潤します。
何となく、このお店に来た経緯やら、お酒の話やら、いろいろと。
日本酒は3種類だけ。
やはり最近は日本酒の需要が少ないようで、ワイン・焼酎を豊富にそろえていました。
しかし、辛口の純米(高知県)・濃醇旨口の純米(石川県)・フルーティな純米吟醸(山梨県)と、ツボをおさえたそろえ方でした。

揚げ銀杏を注文し、高知県の辛口のお酒をいただきました。
司牡丹 船中八策 純米。
旨いです。キリッとして、お料理の邪魔をすることがありません。
揚げ銀杏は、素材の味そのままですが、塩梅がいいな、と思いました。
塩は薄めで、後に塩気が残らず、銀杏の味と香りだけが残るような絶妙な感じでした。

次は、店頭のおすすめメニューで一番気になって、高級魚ですが、どうしても食べたくなった金目の煮付け。
お酒は唯一の地のお酒で、一度お土産でいただいて美味しいことを知っている「谷桜」にしたかったのですが、これはフルーティな純米吟醸。
残念ですが、金目の煮付けには濃醇旨口の純米の方が合いそうな気がします。
大将とも話しましたが「やはりそちらの方が良いでしょうね。」という結論。
石川県の菊姫です。
個人的に結構馴染みのある、しっかり「酒!」というお酒です。
これで決定して、注文。
丸見えの厨房で、金目の煮付けは、とても、とても、とーっても丁寧な仕事をされています。
期待はもうすでにMAXです。

出てきたのが、写真のものです。
もう、何も言うことはありません。
うまいこと言えませんが、とにかく、うまいのです。
口に入れると、とろけて、そのまま自分もとろけてなくなってしまいそうですが、このあとはバーに行かないといけないので、ここでとろけて消えてしまうわけにはいきません。
煮汁を呑み干して、お皿も舐めまわしたいくらいでしたが、グッとこらえました。

菊姫との相性もバッチリで、もうホントにとろけてしまいそうです。
菊姫って、こんなに旨かったのかしら?と思わせるほどです。
お酒の力か、お料理の力か。
相乗効果って、こういうことを言うんですね。
もう、うるうると、涙が出そうなくらい。

途中、予約席の常連と思われるご夫妻が来店し談笑しておりましたが、僕はもう金目の煮付けに夢中でした。

幸せな、贅沢なひとときを過ごすことができました。
電車で来るはずだった、その運賃と、申し訳程度にお支払いさせていただいたplute号のガソリン代の差額で、ここの飲み代が丸々ういてしまったのでした。

pluteさん、ごちそうさまでした…じゃなくて、ありがとうございました!


長くなってしまうので、バーのお話は次回につづくことにします。
Posted at 2011/10/02 17:08:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「名古屋駅、知多風薫るバーで一杯。来るのは2回目。ハイボール濃い目は薄かったけど(笑)、おつまみ三品盛りなかなか美味しかったな。」
何シテル?   07/30 17:17
学生時代に、自分の買った車の車種もわからず、友達に「カローラなんとか、GT。赤い車。」 と、30万円で購入したAE82カローラFXGTが楽しくて、ロングドライ...
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