尾崎正章が描いた秋吉台
周南市出身の洋画家尾崎正章(1912~2001年)の企画展
「四季を感じて-秋吉台を描く」が、周南市永源山公園内にある
市郷土美術資料館・尾崎正章記念館で開かれている。5月31日まで。
尾崎は同市本町で生まれ、9歳の頃に同市福川に移り住んだ。
大学に進学したが、病気療養のため中退し、京都に滞在していた時に
本格的に絵を始めた。1941年、一水会展で初入選。43年に帰郷し、
古里の海や港の作品を多く残した。日展でも活躍した。
企画展では、59~60年に制作された秋吉台の連作約20点のうち11点を展示。
尾崎は白を基調にした叙情的な作品で知られるが、連作は多くの色を使って四季を描いた。
このうち「春」と題した作品は、カルスト台地の草地が新緑に包まれ、
白い岩とのコントラストを鮮やかに描いている。同館は「秋吉台の季節感を
感じながら鑑賞してもらいたい」としている。
一般200円、19歳以上の大学生100円。18歳以下、70歳以上は無料。
月曜休館。問い合わせは同館(0834-62-3119)へ。
最寄りのインターは徳山西ICみたいです。
Posted at 2015/04/13 23:04:13 | |
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