フランク・フラゼッタさん

フランク・フラゼッタさん

はアメリカ合衆国のイラストレーターさんです。

SF、ファンタジー分野の挿絵などで活躍しました。

特に英雄コナンシリーズ、ターザン・シリーズ、火星シリーズなどの

ヒロイック・ファンタジーの幻想的な表紙や挿絵で人気を集めました。

残念なことに2010年にお亡くなりになりました。




で、僕はこの方の画集を持ってます。

洋書なので解説とかよくわかんないのですがその絵の凄さはひしひしと伝わってきます。

こちらがその画集です。



実は日本の漫画家さん達に絶大な影響を与えていたイラストレーターさんでもあるのです。






これぞ、本物のファンタジーなのです。

そしてこの画集の中にはかの有名な漫画で参考にしたであろう的な

イラストが収録されています。

まずは元のフラゼッタさんのイラストから。



かの有名な漫画を読んだことがある方はピンときたのではないでしょか？

わかるかな？どうでしょうか？



実はかの有名な漫画とはなにをかくそう、『北斗の拳』のラオウだったりします。

その証拠がこちらです。



実はラオウにはモデルがいたのです。

しかも、衣装や愛馬、黒王号までそっくりそのままです。

一般的(ウィキペディア)にはアーノルド・シュワルツェネッガーとする声が高いのですが

僕はこちらのイラストだと思います。

トレードマークの耳の部分から猛牛のように前へ突き出た鋭い角付き兜と巨大なマントなど

これはまさに原哲夫さんがこのイラストからラオウを描きお越したのではないかと

推測しています。

これを見つけたときの気分と言ったら嬉しいやら苦笑いやらで

なんだか複雑な気分でした。(笑)

意外と世界は狭いのです。

今じゃ、日本のアニメやマンガが元ネタになるという逆転現象が起きてますが

いい意味で刺激し合っていいものを作っていってほしいですね。

ただし、中国のようになってはいけません。(笑)