この車に関して言えば、もはや説明は全く不要でしょう。日本を代表するスーパースポーツ、開発者達が魂を込めて作り上げ、そして今もブラッシュアップし続ける車、日産GT-R。街中で見てもひと目でそのオーラを感じる迫力、通常の道路ではリミッターがかかってしまっていますが、一旦その枷が外されると誰でも300km/hの世界を体感できる能力を持つ車、私も一度はこの車に乗ってアクセルをフルにしてみたいです。
今回ご依頼いただいたこちらのお車は、ほぼ新車状態でのご入庫でした。ディーラーさんにも洗車をさせず、できるだけ人の手を加えないように気をつけてご入庫頂いたとのことですが、やっぱりそれでも散見されたのが磨き跡(オーロラマーク)です。このような黒系のボディカラーでは、下手な磨きをかけられると、その跡がはっきりと残ってしまいます。GT-Rのような1,000万クラスの車でもこのような状態で納車されるのかと思うと、もう少し改善が望まれるところかと思います。塗装状態はそこそこといったところですが、若干のボケがありました。
ということで、新車であっても下地処理は必要な作業となります。随所に見られる雑な磨き跡を平坦にならし、塗装の艶・輝きを損ねるボケを解消して、クリアな下地を作り上げます。GT-Rの塗装は日産のスクラッチシールドと呼ばれる自己復元能力を持つ(と言われる)クリアを使用しておりますが、下地処理においては、磨けない、傷を落とせないなどの磨き屋泣かせの塗装でもあります。業者さんによっては施工そのものをお断りしているショップもあるようですが、ラディアス・リボルトグループにおける「リボルトアジャストシステム」はスクラッチシールドの磨きにも対応しており、施工実績も十分ですので、安心してお任せいただきたいと思います。
下地処理によって磨き上げられ、新車以上の状態に生まれ変わったボディに対し、コーティング剤を塗布します。このコーティング剤は高性能、高耐久の低分子の硬化型ガラスコーティング剤を使用しています。スペック重視のため、一般的に業者向けに提供されているコーティング剤ではなく、ラディアス・リボルトグループ独自で開発したオリジナル製品となります。保護効果、防汚効果もそうですが、膜厚を確保できるので、しっとり濡れたような美しい艶をより演出することができます。
引取りにこられたオーナー様にも、新車以上に美しくなったことを存分に実感していただくことができました。
今後は、セオリーに則った洗車を心がけていただけたら、この状態を長く楽しんでいただけるものと思います。
この度は、ご用命を賜りまして、誠にありがとうございました。
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