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2011年01月17日 イイね!

おにぎり

私が2~3才のころ

家族でピクニックに出かけたときの話。



ピクニックには

私の母の妹家族も

一緒に行ったのだ。



その中に

ヨチヨチ歩きをはじめたばかりの

従妹のみほがいた。




みほがいることで

いつもは おねだりしても

買ってもらえないジュースを

あっさりと買ってもらえた。



私や私の兄が飲むのと同じジュースを

みほも欲しがり

みほにも

ジュースが買いあたえられた。



みほに飲みきれるのかな?


と思っていた私。




案の定

少し飲んで

みほはジュースをはねのけた。



私はそれを見て

もったいない。それに

もしそれが私なら

飲めないなら最初からほしがるなと

叱られたに違いなかった。



だけど

みほは叱られなかった。




そして

公園のベンチに着いたとき

私の母が握った

おにぎりを食べることになった。




朝早くから

母がおにぎりをつくっていたのを

知ってた私は

母が風呂敷をあけるのを

楽しみにしていた。




私のお母さんが握ったんやで♪と

フフフン♪な気分やった。



そしたら

ヨチヨチ歩きのみほが

おにぎりを見て

寄ってきた。





アカン!だめ!!

と思った瞬間

みほは、風呂敷を引っ張って

母のおにぎりは

みんな床に落ちてしまった…



砂がついて

食べれなくなったおにぎり。




母が朝早くに握ったおにぎり。



私はかなしくて

泣いたのだ。



たべれないことにではなく

せっかく母が握ってくれたのにと思って

泣いたのだ。




泣いたことを叱られながら

わんわん泣いていた私。



叱られることのないみほは

なんで私が泣いているのか

わからないまま

床に散らかったおにぎりと

泣いてる私をただ見ていた。




忘れることのできない

思い出です。








おにぎりって

何よりいちばん

愛情感じる食べ物かもしれない。



そう思うようになった。




私は運動会で食べる

母のおにぎりが大好きだった。





今日は震災から16年という日。

あのとき

ボランティアの方々が

炊き出しをしていたのを

テレビで見ながら

赤ちゃんのいるお母さんは

オムツは足りてるの?

ミルクは足りてるの?

ミルクを作るお湯は?



それが気になって仕方なかった。




おにぎりの差し入れもあったというが

すべての人に行き渡ったのだろうか。。。




あの日の震災は

私なんかが語れるものやないけど

今日、震災当時の映像をみながら

ウルウルしてしもた。




あの日私は

倒れてきそうなタンスの近くで

ただ

隣に寝ていた幼い娘たちを

かばうのに必死で

それ以外何もできなかった。。。






話はおにぎりに戻し



正月の大雪で

大渋滞になった鳥取でも

見かねた地元の方が

炊き出しのおにぎりを配ったという。




コンビニからも

おにぎりが配られたのだって。




そのおにぎりはきっと

食べた人にとって

忘れられない

思い出のおにぎりになるよね。



きっとね。
Posted at 2011/01/17 21:31:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | モブログ

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