
先日
友達のお母さんが亡くならはった。
友達の中でも
密度の高い古い友達で
お母さんにも
いろんな思い出があって
人ってこんなに涙がでるものなのかと思うくらい
目から溢れ出た。
友達は
「オカンのために泣いてくれて
ありがとう」と
涙やった。
もともと細い友達やけど
ぎゅって抱きついたら
前より細くなってる気がして
心配になった。
同じ日
娘がネットで注文してた本が届いた。
どんな本を注文してたんか
知らへん私に
「読んでみ」と本を差し出された。
本のタイトルは
「エンジェルフライト」
国際霊柩送還士という
国境を越え、“魂”を家族のもとへ送り届けるプロフェッショナルの
ノンフィクションやった。
仕事のため
ちゅうだんするまで
夢中で半分読み進め…
まさにこのタイミングで
この本を手にしたことに
不思議なものを感じた。
死
ってなんか重くて
なんもないときには
あまり考えることないし
死を語れるよな
人間もできてへん。
そやけど
この本には
今までにない思いを抱いた。
遺族の気持ちは
遺族にしかわからないという。
悲しみの中にいる人を
救いたいと思うのは
上から見てるんだという。
人の気持ちは
その人にしかわからへん。
それは
死
とは関係ない場面でも
言えることかもしれへんね。
人のために涙するって
自分のために涙するのか
悲しみの中から救うんやなくて
悲しみにひたるために涙するんか
「エンジェルフライト」
まだ半分しか読んでへんから
残り
じっくり読みます。
ずっと自問を繰り返してることへの
見方考え方が
ちょっとか変わるかもしれへん。
そんな気がして。
※コメントしにくい内容やと思うので
読んでてくれはるだけでいいです※

Posted at 2013/03/25 11:00:44 | |
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