
こんにちは。
先日、『ZIPPEI兄弟犬』が亡くなった事故で、先月の旭川で聞いた『五日市剛先生』の講演の内容を書かせていただきます。
これは、作者が不詳ですが、犬(犬に限らず飼育する動物全般と思う)が、飼育する側の人間への戒めの事を書いたものだと思われます。
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1…私の一生は10年~15年程しかありません。
ほんの少しの時間でもあなたと離れている事は辛いんです。
私を飼う前にその事をよく考えて下さい。
2…あなたが私に望んでいる事を、私が理解できるようになるまでには時間が必要です。
3…私を信じて下さい。それだけで私は幸せです。
4…私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには仕事や友達、楽しみがあるでしょう。
でも、私にはあなたしかいないんです。
5…私に話し掛けて下さい。たとえ、あなたの言葉はわからなくても、私に話し掛けているあなたの声で理解します。
6…あなたが私をどんな風に扱っているか気付いて下さい。
私はその事を決して忘れません。
7…私を叩く前に思い出して下さい。私にはあなたの手を簡単に噛み砕く事ができるけど、私はあなたを噛まないようにしているという事を。
8…私の事を、【言う事をきかない】【頑固だ】【怠け者だ】と叱る前に、私がそうなる原因がないかと考えてみて下さい。
『適切な食事をあげなかったのでは?』
『日中、太陽が照り付ける中 外に放置していたのかも。』
『歳を取るにつれて、心臓が弱ってはいないだろうか?』
など…
9…私が歳をとってもどうか世話をしてください。
あなたも同じように歳をとるのです。
10…最期の旅立ちの時にはどうかそばにいて私を見送って下さい。
【見てるのが辛い】
【私の居ないところで逝かせてあげて】
なんて言わないで。
あなたがそばにいてくれるだけで 私はどんな事でも安らかに受け入れる事が出来るんです。
そして、
どうか忘れないで。私があなたを愛してる事を。
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五日市剛先生の講演の中で、『天才!志村どうぶつ園』で、ある御家族の犬の話がありました。
その犬は生まれてから数ヶ月で、脳に重い障害を患い吠える事が出来ず、目と耳が不自由になってしまったのです。
餌も自分では食べられない状態の犬の口を押さえる様に開けて食べさせている毎日の中、飼い主は『もしかして生かしているだけで、痛みだけの一生ではないか?』と葛藤を持つ様になりました。
御家族は、ある時、犬の心の声が理解できるという外国の方に、犬の状態を見ていただきました。
最初は外国の方が犬を見てみると……『この犬には、頭の中が割れる様な痛みしか感じない』と言ってました。
しかし、時間が過ぎるとだんだん『耳が聞こえなくても、目が見えなくても、あなた(飼い主)の褒める感覚はわかります。餌を上手に食べる事が出来た時に褒めて下さい』と犬の気持ちの声が理解できる様になっていきました。
それからと言うもの、御家族は、最期まで犬の面倒を頑張りました。
『天才!志村どうぶつ園』のオンエア中には放送されませんでしたが、犬を飼っていた御家族が、五日市剛先生に送った奇跡の動画を、講演中に見る事が出来ました。
それは、その犬が亡くなる数時間前に『脳に障害を持ち吠える事が出来ない』のが、普通の犬の様に元気に吠えたのです。
この講演の真っ最中でしたが、大泣きをしてしまいました。
さて、この一件で日本テレビ関係者ならびに、テレビと言う情報機関で動物を管理する方々には、管理体制を重く見ていただきたいと思います。
視聴者の人々を『癒す』『和ませる』ペットを、不注意での『悲しみ』になっていただきたくないです。
過去に私はパチンコ屋の駐車場管理(自動車誘導/窃盗防止含む)の業務に従事していましたが、車内に取り残された動物は『人間じゃないので保護も出来ないし、(車のオーナー)呼び出しも出来ない』と、責任者に言われた事がありました。
『ZIPPEI兄弟犬』の悲劇を再度も起こさないためにも、家族の一員であるペットの大切さを、もう一度見直す機会が来たかと思います。
※本文とは無関係ですが、画像は我が家のマイケルです

Posted at 2012/08/13 15:13:04 | | ニュース