
こんばんは
『心が折れそうなとき1分間だけ読む本』
【松本幸夫著】~成美文庫~より
上記の本は最近、ブックオフで105円で見付けました。
暇があれば、自己啓発系の本を読みあさり、心理学の勉強と一緒に頑張ったりしてます(笑)
さて、タイトルの『リンカーンレター』とは、アメリカの第16代大統領『エイブラハム・リンカーン』のストレス発散法だと言われていた事だそうです。
謹厳実直なイメージのリンカーン氏ですが……暗殺された後に机の中から、怒りに満ちた手紙がたくさん発見されたそうです。
もちろん、その手紙は実際には投函せずに、机にしまわれたままなので、リンカーン氏が書いた相手には何も影響がありません。
むしろ、リンカーン自身に『手紙に悪口を書くことで、鬱憤晴らし』をしていたと言われています。
リンカーン氏の大統領と言う要職で、誰にも悪口を言えなかったため、出さない手紙に悪口を書き連ねることで気持ちを整理してたかと思います。
私達も激しい嫉妬心や、殴りたいほどの憎悪の気持ちはあっても、実際に発言すると、マイナスのエネルギーが口から出た事によって『ツキ』を逃してしまうと言われています。
そこで自分自身が理不尽だと思う事を手紙で書き綴り、どこか机の奥にしまっておく方法はオススメです。
これは、マイナスの気分も無くなるので、私も始めました。
ちなみに、少し時間を置いて読み返せば、笑えたり、『こうすればよかった』と知恵がわいたりして、自己成長のきっかけになります。
『陰険』だと思われますが、著者の松本幸夫氏は【私は逆に、心に恨みつらみをためたままのほうが、よほど陰にこもる気がしてイヤなのですが】とおっしゃってます。
『怒りという感情が持つマイナスのエネルギーは、怒っている本人、怒られている人、周りにいる人全員の心に波及し、マイナスのエネルギーを増やします。』
怒りの感情の後に残るのは【言った事の優越感/疲労/燻り続ける怒りの小火】など……
すっきりした様に見えても、すっきりとしないんです。
自分がどんなに間違っていないと言う、無意識に自分を守ろうとする意識が『汚い言葉/怒りの感情』を使ってしまい、自分のツキ(幸運のタネ)も無効になってしまいます。
まあ……例え本人がツイてなくても幸福も不幸にしても感じ方は個人差がありますが…
ちなみに、私は百均でA4用紙が入るファイル入れを買ってきて、漫画ワンピースのマゼラン(海賊が入る監獄の副署長)のイラストを貼りました。
私の心の毒をマゼランの毒でやっつけようと思い付きました(笑)
早速、その『マゼラン・レターBOX』には、毒の手紙を投函しました(笑)
一ヶ月毎に一回は開封して、読み直して破棄する繰り返しでしょうと思ってます。
ではでは♪

Posted at 2012/08/09 21:07:56 | | 趣味