少しずつ気温も下がり、異例なまでに暑かった今夏から秋の兆しを感じる。金曜は都心部まで行ったのだが、期末のためか道が混雑していた。日曜は犬を連れて近場の公園まで散歩&ドライブ。日曜の午前中は交通量も少なく、走りやすい。
この車両のレビューでも触れたことがあるが、6世代のGolfを快適に乗るには実は少々コツがいる。一つ目はDSGを加味した発信方法。二つ目は硬めのダンピングを意識した道の選び方だと感じている。
実はGolf 6がデビューした2008年頃、新車で購入しようとしていた。その時ははまだ低速時のDSGがガタつくことが多く、渋滞などの微低速ではギクシャクした挙動を見せていたため見送ったのである。それから10年後の2018年にようやく2011年式のモデルを購入し、現在に至る。
話を戻すと一つ目のコツとは発進時のアクセルはできるだけそっと踏み、2速目に切り替わったタイミングで徐々に踏ましていくことである。通常のトルコンのように踏み込むとデュアルクラッチの構造上、2速目にガツんと繋がってしまう。1速はトルコン式ATでいうクリープに近い状態を作るので、そのままにしていれば2速に入るため、踏み込む必要がないのである。ここは6世代目まで装備されていたオルガン式ペダルの恩恵を受けられ、微妙なアクセルコントロールが吊り下げ式ペダルよりしやすい。加えてブレーキを踏む回数を減らすように意識すれば、燃費にも効く。
昨今、国産車を中心にハイブリッド化やCVTが普及し、軽いアクセルペダルとも相まって、信号が変わってからの発信では遅れをとることが増えた。W124はゴルフよりさらにゆったりしているので、2車線ある時は追い越しをかけられることもある。しかし、疲労軽減のため、また乗員の快適性を思うと、速さよりも快適さを重視してしまう。時間と気持ちにゆとりを持って、静かにアクセルを踏むと、優しい気持ちになれる。
少し長くなったので、二つ目のトピックは次回のブログに預けることした。
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VW GOLF | 日記
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2023/10/01 11:51:27