インテリジェントハザード取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
パーソナルCARパーツ(以下PCP)の多機能インテリジェントハザードユニットを取り付けます。
写真上左から、ハザード点灯装置本体・エーモンのタッチスイッチ・別のサンキューハザード用のタッチボルトです。
ハザード点灯装置本体はハザードスイッチを押した際にアースに落ちるいわゆるトヨタ型です。最近のBCM制御のハザードはこのタイプが主流の様です。下の写真が袋から出したモノですがPCPさんのユニットは小型化されているので設置場所の自由度が高いのが良いですね。
アクセラの純正ハザードスイッチはいわゆる"チョン押し"し難いモノなのと運転席から離れているので、サンキューハザード用に別にタッチスイッチを付けてやることにします。エーモンのタッチスイッチNo1589です。この製品は半年くらい前に購入したものですが、エーモンのHPを見たたら廃番商品になってしまったようです。
タッチボルトはエーモン付属のものではなく、これも昔購入した別のワンタッチハザード製品に付属していたジャンク品を使います。"2"と記されてるのはワンタッチで2回ハザードが点滅するという機能の製品だった為ですが、今回のPCPのインテリジェントハザードは2回点滅では無いんですね・・・
2
3つの部品と車両を繋ぐ配線図を作ってみました。
エーモンのタッチスイッチはマイナスコントロールの為、PCPのユニットと適合するか微妙でしたが、スイッチを介する紫色線のうち、プラス極性の方を調べて繋ぐとうまく作動してくれました。
ユニット配線を繋ぐ先は、ハザードスイッチカプラ、カーナビ裏、BCMウインカー線、あとはACC・アースとなります。
ユニット本体をカーナビ裏に配置すれば、どの接続ポイントにも連絡が良さそうです。
3
ハザードスイッチ裏のカプラにアクセスする為、センターエアコングリルを取り外します。
①取り外しにはタイラップを利用します。ルーバーに傷をつけない様に接触部分にショックノンテープを貼り付けておきます。
②左右のルーバー部分にタイラップを巻きつけて固定し、
③手前に引き出すようにするとグリルごと固定している爪が外れます。爪は非常に硬いので勇気を持って引っ張りましょう。
④ハザードスイッチ裏の白色カプラ(赤丸)を抜いて、固定クリップ(桃丸)も外せばエアコングリルを分離出来ます。分離した方が後の作業が楽です。
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①ターゲットとなる線は、白色カプラの爪を上にして右端がイルミ信号線(若草色)、右から2番目がハザード信号線(白色)です。
②ユニット本体から伸びる配線をこのカプラ付近で繋いでも良いのですが、センターエアコングリル裏の配線をごちゃごちゃさせたくなかったので既設の配線を辿り、もう少し先の方で繋ぐポイントを探します。既設の配線はメーターユニット裏に行ってましたので、メーターユニットを外して裏側の配線を確認します。メーターユニットの外し方はこちら↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/796763/car/676244/1575741/note.aspx
③メーターユニット裏側の配線はMID方面の配線と束ねられて複雑化してますので巻かれているビニールテープを剥がして確認をします。何とか①の2本のターゲット線を確定できました。この辺りでユニット本体から伸びる配線を繋げばユニット本体を設置するカーナビパネル裏にも近くなりますね。
配線図の③青色線をハザード信号線に配線コネクタで分岐接続し、イルミ信号線をカットして④茶色線をスイッチ側に、⑤黄色線を車両側に、それぞれ接続します。このポイントで繋ぐとユニット本体から伸びる線を延長しなくても繋ぐ事が出来ますので一石二鳥ですね。
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次に配線図の⑦緑色線をウインカー信号線に割り込ませます。
①手持ちの配線図から確実に特定できる地点で繋ぎたかったので、グローブボックス裏BCMのコネクタ付近で繋ぐ事にします。ここならカーナビパネル裏からもそこそこ近いので配線の取り回しもし易そうです。
②ターゲットとなる線は、BCM側面手前の白色カプラにあります。作業し難いのでカプラを抜いてしまいましたが、設定のリセットなど特に問題は無かったと思います。
③引き抜いた白色カプラの爪を上にして上段右から2番目が右ウインカー信号線(黄色)、上段右から3番目が左ウインカー信号線(灰色)です。どちらの線でもかまいませんので⑦緑色線を配線コネクタで分岐接続します。
④接続した緑色線は既設の配線束に沿わせる様にしてカーナビパネル裏まで這わせていきます。
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続いて配線図の⑥橙色線をリバースシフトポジション信号線に割り込ませます。
カーナビパネルをカーナビごと引き出して作業します。カーナビパネルの外し方はこちら↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/796763/car/676244/1267774/note.aspx
①メインのオーディオコネクタ(24ピン)にリバース信号線が来ています。車両側のコネクタですと爪を上にして下段左から6番目の白色線が該当します。
②今回は作業が楽そうなのでカーナビ側のコネクタに繋がる線の方を使います。カーナビ様のオーディオハーネスによって配線色が異なると思いますが、①で確認した白色線の真裏の位置にある線なのでじっくり確認すれば分かると思います。私のはパイオニアのDOPメモリーナビですが、配線は紫色でした。⑥橙色線を適当な位置で配線コネクタを使って分岐接続します。
③配線図の①①'黒色線をボディアースに、②②'赤色線を3Aの管ヒューズを経由してACC電源にそれぞれ繋ぎます。以前、シフトパネル下にエーモンの分岐ターミナルを付けておきましたので、今回はそれに繋ぐだけで済みました。カーナビパネル裏からの配線取り回しはちょっと面倒でしたが・・・(汗
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この項目は"オマケ整備手帳"です。
みん友のpenta555さんが、センターエアコングリル内をLEDで光らせていらっしゃったのが凄く綺麗で気になってました。今回の作業と一緒にやるには持って来いのネタですので、そっくり真似させて戴きました。penta555さん、ありがとうございました。整備手帳にリンク貼らせて頂きます。↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/904612/car/810476/1498503/note.aspx
①LEDはスピーカーグリル照明に使用した側面発光テープLEDの余りを使いました。片側6cm分しか使いませんが、1cmごとにSMDが配置されてますので6個分の光源があります。
②片側6cm分のテープLEDの配線を束ねて先端にギボシ端子を付け、ハーネスっぽくしておきました。
③エアコンダクト出口部分の下端にテープLEDに初めから付いている両面テープで貼り付けました。センターエアコングリルを嵌めると、グリルに付いてるスポンジで押さえこまれるので粘着力は気にしなくても大丈夫そうです。
④配線はイルミ電源とボディアースに繋ぎます。前項と同じく、シフトパネル下に設置済みのエーモン分岐ターミナルに繋ぐだけで済みました。
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①インテリジェントハザード本体はカーナビパネル右上の爪が嵌るボックス状部分の裏面に両面テープで貼り付け、タッチスイッチユニットはカーナビの裏面の突起受け部分の裏側にタイラップで固定しました。どちらも小型なので狭いスペースにも収まります。今までの各配線ルートも書き込んでみました。
②最後に⑪白色線をタッチボルトに繋ぎます。今回はカーナビパネルに穴を開けて取り付けました。ちょっと無謀ですが、これならカーナビパネル部品だけを購入すれば元通りにできますから、原状回復時の出費も抑えられると思います。
③取り付け完了です。写真ではボルトがちょっと右に傾いてましたので後で直しました。
④夜はこんな感じです。インテリジェントハザードの動作は動画で無いと分かりませんが、エアコングリルのイルミはかなり明るいですね。今はイルミ電源に直繋ぎなので、将来的にはもうちょっと減光した方が良いかも知れません。
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