土地感がなく湖北地区の説明には悶絶気味でしたが
本書の中にある地図を何度も見ながら少しずつ理解を深めました。
毎回思うのですが、なぜ関連地図を別冊にして一緒に出してくれ
ないんでしょうか?
付録にせよ、別売にせよあったら必ず手に入れて、地図を広げながら
歴史本を読むと理解も速くてすらすらいけると思います。
※重要なのは『地図を広げながら本を読む』
本の中に地図があるのは助かるのですが、何度もそのページに戻って
見返す作業が・・・ グーグルマップで見ろと言われれば見ますが
それじゃあ何かが違う。
現地の細かな説明は『なるほど』と思わせる内容が多いけど
毎回前に戻って、探してとなると好きものなら良いのですが
少し興味があるだけの人だと辛いです。
次に本書では多くの当時の手紙内容が掲載されているのですが
多少読み易く平仮名、カタカナ表記にしてあるのは理解できます。
そして少し説明してあるのも理解できます。
しかし、完全なる訳がなぜあまり載っていないのか疑問に思います。
歴史関連を良く読んでいた事もあり、多少はこんな感じかなと
思うのですが、やはりきっちりとした訳を付けて欲しかった。
しっかりとした訳がなければ、ある特定の専門家の方々あるいは
マニア向けにしかならないし、タイトルみて興味を持って購入した
一般の人には非常に厳しい内容かと思います。
皆に知って欲しいと思い出版していると思うので
『自己満足ではなく分かりやすい書物』でお願いしたい。
自分の要望ばかり書いていますが
内容については今現在知られている徳川贔屓の内容からは
懸け離れているので、非常に興味深く
歴史好きにはワクワクする内容かと思います。
Posted at 2012/01/19 20:39:41 | |
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