
それは2、3日ほど前のこと。
帰宅時、エンジンを止め車を降りると・・・
ジジジジジジジジジジジジ
と妙な音が・・・
ボンネットを開けてみると・・・
oh...
エボ6純正の1000円ラジエターが・・・緑色の泡を吹いてらっしゃる・・・
これが巷で噂の第2世代エボの持病、ラジエターのかしめからのクーラント漏れか・・・ふむふむ。
ふむふむ。
・・・。
かえてまだ2ヶ月も経ってないのになんという糞タイミング・・・
変えてすぐなら文句も言えただろうけど、変えてすぐはテストで高負荷かけても問題なかった(かのようにみえた)からどうしようもない。
まあ、解体品なんて即漏れてたとしても・・・交換してもらえるやらわかったもんじゃないが。送料かかったら意味ないような値段だし。
しかしまあ、4純正を残しておいてよかったさ。交換したとき、邪魔だから捨てるか迷ったからね・・・
解体中古はそら新品より寿命も短いし、長く確実に使おうと思ったら新品買わなきゃならないところ安く上げてるんだから・・・こういった手間が発生するのは仕方ないさ。
・・・そう、仕方ないさ・・・
今日。
休みなのでラジエター交換の準備を整え、いつもの「勝手にレンタルガレージ」に持ち込む。
が・・・
ブタ「今日はダメだよ、責任者に怒られるから○×△□~」
どうやら話しても無駄なようだ。こいつはほんとにうるさい奴だ。
すぐ適当な理由つけて責任者のせいにするが、その責任者は去年までRX8に乗ってて、非常に車いぢりに理解がある男だ。ただし、車いぢり以外に関してはピーーーーだが。
あきらめて明日出直すことにし、もう一つ用事があったのでそっちをすますことにする。
で、向かう途中のこと。
(´^ω^`)信号赤だお・・・停車っと・・・
(´^ω^`)おっおっおっ前の車マフラーからすごい白煙上がってるおwwwwwあぶねえwwwwww
(´^ω^`)・・・
(´^ω^`)・・・・・・
(´^ω^`)・・・これ俺のエンジンルームから出てるって・・・!!!!!
(´^ω^`)なっ・・・水温計が・・・!上昇しはじめてる・・・!もれの水温計、純正だお・・・!動いたらすでにオーバーヒートしてるって噂の・・・純正だお・・・!
慌てて路肩に止め、オーバーヒート時はエンジン切るんだったかそのままだったか・・・焦ってもう思い出せず・・・
とりあえずボンネットあけてみると・・・
ピーーーーーーーーーー!!
ラジエターのかしめから間欠泉のように一直線に吹き上がるクーラントwwwwwwwwwエンジンルームはまっみどりwwwwwwwwwwww
やべべべべべべっべべべべべべべっ
これはブタがどうこう言ってる場合じゃねえwwwwwwいwwwそwwwいwwwでwwwもどってwww交換せねばエンジンこわれるwwwwwwwwwwww
(´^ω^`)よし、リザーブタンクはMAXあるお・・・!おもったより減ってはいないようだお!そーっとガレージまで戻るお・・・!
そう、あとで分かるがこれはすでに間違いであった・・・
しかしそのときは必死で・・・上がったり戻ったりする温度計の針と戦いながら・・・2000回転しばり&ヒーター全開&ニュートラル走行でそーっとそーっと戻ったのである・・・
(´^ω^`)お、運がいいことに責任者戻ってきてるお!おいすーピットインするお!
責任者「いいよー」
ブタ「・・・。」
交渉の末、無事ピットイン成功。
エンジンを冷まして・・・クーラントを抜く。
賢明な読者諸君ならお気づきだろう・・・
そう・・・
準備の段階で・・・
ペットボトル4本用意してたのだよ・・・2Lの・・・
そこまで出ないと思っていたとはいえ、念のため。
そう、8L分の受けを用意してたんだ・・・クーラント再利用するためにね・・・
がしかし・・・
でてきたのはこれだけ・・・
1.5L・・・まじっすか・・・?
エボ6ラジエターは4の1.5倍近いサイズがあって・・・相当はいりまっせ・・・?本来。
それが1.5L・・・?なぜ・・・?リザーバーMAXだったお・・・?
・・・。
よくみたら・・・リザーバータンクってタンクの上にホース繋がってるから・・・別に減ってもタンクからラジエターに水、移動しなくね・・・?これってなんの意味が・・・?/(^o^)\
まあ・・・壊れる前に修理に移れたのを感謝するほかない・・・
というわけで水抜き後、ラジエターをとっぱらい・・・
ついでに遮熱板をつける。
次ラジエター取ることがあったらつけようと思ってたんだ・・・
まさかこんなに早くこの時がくるなんて・・・
よう、アウトレット君。君にこんなに早く再会することになるとは思ってもみなかったよ・・・
隣のリビルトコンプレッサー君も輝いてるねぇ。
あまり顔出さないところなので、おニューの工具でぎっちり増し締め。
ちゅうわけで・・・遮熱板作成に入る。
ダンボールで型とって・・・
超・やっつけ仕事で遮熱板完成。
トタン?みたいな材料で作ったから表面塗装済みなのであまり意味なさそうだったけど・・・一応270度耐熱性もある強力防錆塗料のエポローバル塗布。どうせほとんど見えないからてきとー。
アウトレットが社外で遮熱版を固定するボルトがないから・・・男のボルト1本止め!
さすがに風でガタガタしそうだったのでハリガネ&タイラップで適当なホースに固定。
あとはエボ4純正ラジエターの上部をシルバーに塗り・・・元通り設置。
クーラント投入。
エア抜き。
ふむ。当然ながら1.5Lのクーラントでは足りず・・・
+2.5Lぐらい水を入れる・・・
4ラジエターでこれだから・・・最初どんだけ少ない状態だったんだお・・・
しかし無事・・・なにごともなく完了してよかったよかった・・・
そういえば相方が、ボンネット開けるとオイルの臭いじゃない、ビニールのような臭いがする!とか言ってたけど・・・
クーラントの焼ける臭いだったのだろうか・・・だとしたら初期からにじみ程度には漏れてたのかもね・・・
エンジンルーム全体にぶっかかってそれが熱で蒸発して臭いこと臭いこと。
軽くは清掃したけど細かいところや奥の方は・・・当面臭そうだなあ・・・
そうそう。(
ここ追記)
思い出しました。
非常に大事なボイントを。
エボ4ラジエターのファンと6のファン、羽の枚数が6のほうが倍あって強力。
そして互換性があって・・・ポン付け可能。
ただし、カプラーが違うので・・・ファンの羽だけ。
なんて話は・・・完全に間違いです。
見てくださいませ・・・これを・・・
わかります・・・?
羽の向き・・・
逆ですよね・・・
オーバーヒートの時、エンジンつけたままエンジンルームの前に立ったら・・・すさまじい熱風が足元に・・・!
そう・・・羽の向きが逆だから・・・風が逆流してまんがなwwwwwwww
流用するならカプラーをぶったぎるなりして・・・6のファン本体ごと結線して流用しましょう・・・以上、教訓でした。
そして。
ついでなのでリアもジャッキアップしてタイヤを外し、異音の原因を探ってみた。
ジャッキアップ後、タイヤにガタなし。ということはハブ関係ではないぽい。
で、車検時に交換をお願いしたナックルとハブを繋ぐ?ナメたボルトを増し締め。
もちろんガッチリしまっててガタなし。
で、そのとなりのナックルとショックを繋ぐボルト。
くるっ
ん?
軽く一回転以上回ったぞ・・・?
そんなに力入れてないのに・・・?
これは・・・?
ナックルの付け根のキャンバー調整?のところもかなりゆるい・・・ぐるっとまわる・・・
これは・・・?
心配になってきて特に異音の目立たない逆側も増し締め。
一回転とは言わないまでも、ちょっとゆるい。力かけるとぐぐっとしまる。こっちのナックル付け根はビクともしなかったが。
・・・。
さて・・・。
帰るか・・・。
帰り道。異音は消えていた。
いや、多少なる事はなる、けど・・・明らかに減少した。
めでたしめでたし。
いや・・・さ。頼んでない。頼んでない。
言ってない。
お願いしてない。
でも・・・さ。
車検代だけで11.5万(オールグリーン、無交換の場合でも)取るようなチューニングショップがさ。
自分でやってナメちゃったから~車検のついでに交換しといてって理由で交換してもらったボルトの横、わずか5cm横に並んだボルトぐらい・・・さ。
うん、まあ・・・頼んでない。頼んでない・・・。
すごい緩んでたわけでもないから車検は通るさ。外れるようなガタでもないし。
けど・・・さ。
ド素人でもゆるんでることわかるくらいのことを・・・さ。
まあ・・・いいや。
自分でやったんだしね。
ああそうさ。自分で締めた時ゆるかったのか、走行中にゆるんできたのか。わからないけど。
とにかく・・・高い金出してもあまり意味ないんだね。馬鹿高い整備費ってのはそのくらいは確認してもらえるもんだと思ってたよ。甘かったね。