年代物スタッドレス衝動買い

ロードスターのスタッドレス＆ホイールを買ってきました。
ほとんど乗られていない車だったのでスタッドレスは付属しておらず、冬のFRで遊んでみたかったけど、そのためだけにスタッドレスとホイール買うのも勿体ないので、今年は見送る予定でした。
ところが、古くて常用は無理だけど近所の移動用にどう？という話が舞い込み、1本1000円の格安価格だったので衝動買い。前オーナーのお店で下取ったものらしいです。175/65R14なので、純正サイズ（185/60R14）とほぼ同じ外径。

一応アルミですが、さすがに痛んでます。リムの部分はアルミ特有の白サビだらけ。この部分は切削処理になっていますが、北海道の冬で使って手入れもしないと、あっという間にこんな状態になります。まあ、ここまで痛んでいれば、どうにかしようとも思わないので逆に気楽というか(笑)
デザインも古くさくて平凡で、これならテッチンの方が良かったかな？とも思いますが、まあこの価格では文句言えません。

そして、ビックリなのがタイヤ。製造年月日を見たら「YYY393」。2003年か、思ったより新しいし、まだゴムも柔らかいなぁ…と。

………ん～～～！？

よく見たら3ケタ表記です。…というこことは、1993年製？？
でも、17年落ちのタイヤなんか現存してると思えないし、あってもゴムが固くてヒビだらけなのでは？と思い、前オーナーに電話してみました。

…やはり17年落ちで間違いなく、何とEDの車両本体よりも古いタイヤでした(大汗)
カルチャーショックなのはここから。どうやら90年代くらいまでのタイヤは、屋内保管なら走って磨り減らない限り長持ちするんですね。スタッドレスは一般的には3年程度が交換時期（私はもう少し引っ張って5年使用）と言われていますが、5年も経てば明らかにゴムが硬化して性能も落ちます。多分17年も放置すればヒビだらけで凄まじいことになるんじゃないかと…。
とはいえ、雪道性能（特にアイスバーン）では現代の製品とは比べものにならないし、価格（昔はずいぶん高かったとか）や環境性能（シリカ配合によるリサイクル性能）も段違い。

危険なタイヤに間違いはないので、もちろん常用はしません。路面状態の良い日中に近所移動程度の使い道。動かす予定はありませんが、冬の間は全く敷地から出せないのも不便なので、履いて冬眠させる感じです。
それでも危険を感じれば、格安ホイール買ったんだと割り切ってタイヤだけ買い替えます。

得したような、怖いような、ちょっと奇妙な買い物でした(^^;)