2011年09月01日
サイドシルにサビの穴が… その2
サイドシルの穴、進展あったので中間報告です。
先日一番有力だったリアフェンダー交換の返答が来ました。
まずは旧車も手がける腕利き工場。
防錆重視のリアフェンダー交換だと30万オーバーになり、はるかに予算オーバーです(-_-;)車両本体より高い…。
その割にリアフェンダー交換時に各部に溶接して熱を入れてしまうため、何も問題なかった箇所にサビ要因を作ってしまい、また新たな不安要因が発生します。それだけ払ってもサビ撲滅の決定打にはならないと…。
そして、リアフェンダー交換したなら、雨の日は乗るな…どころか、保管時の湿度にまで気を使えという話になるらしいです。
いや、趣味車2号機である前に足車なんですが(汗)
EDでさえそこまでやっていないのに。
次にいつも出してる整備工場(安くて親切だけど、腕はう~ん…)。
リアフェンダー交換で15万以上と言われ(普通の板金レベルでの作業ですね)、前述したリアフェンダー交換時の溶接のことは気にしなくて良いと言われましたが、リアフェンダーだけ交換すると他のパネルとの色合わせの問題が出てくるし(ボカシかければさらに金額上昇)、金額大きすぎるのでオススメしないとのことです。
あくまで普通の整備工場視点なので、やはり若干違う答えが出てきますね。
というわけで、リアフェンダー交換は金額の割に決定打にもならず、意外に効率の悪い手段だったようです。
次に患部を穴埋めする応急処置について。こちらはいつもの整備工場だけです。
応急処置だと、やはり短命だそう。綺麗なのは半年程度で、1年もすれば塗装が浮き上がり、いつまで穴開かずに済むかは保障できないとキッパリ言われました。金額は3万円程度。
但し、穴埋めは鉄板ではなくグラスファイバーを使ううえ、なるべく患部は切らずに(溶接で熱を入れずに)穴埋めするから、短期効果でイタチごっこにはなるものの、今後も何回かは応急処置ができるとのこと。
そう、この穴埋めで懸念していたのは、穴に対して鉄板溶接なりグラスファイバーなりで埋めるわけですが、穴埋め前に内部に防錆処理はできるものの、結局鉄板やグラスファイバーとの接合部への防錆処理は不可能で(やったら張り付かなくなりますから)、その無防備の部分から新たにサビが発生するということです。
となると、次にまた応急処置するとしたら、さらに大きく患部を切り取ることになり、当然応急処置できる回数にも限りがあります。一度応急処置しても2年持つかどうかの話なので、すぐに手詰まりになってリアフェンダー交換せざるを得なくなり、長い目で見れば結局最初からリアフェンダー交換した方が安上がりなのでは??という懸念です。
しかし、なるべく患部を切らずに穴埋めするなら、その先の応急処置回数も増やせるわけで。
意外とバランスの良い手段かも知れません。
そして、最後にテープで塞いで水がかからないようにする方法。
見栄えは最悪ですが、自分で内部にノックスドールなりを吹きつけ、テープで塞ぎます。これなら患部を広げずに済む上、定期的に自分で内部のサビの進行状況を確認出来るので、実は一番手堅い方法。接合部分がないので傷の端部ギリギリまで防錆処理できますし。
但し、重ね重ね見栄えは悪いし、テープを定期的に貼り替える必要があり、また日常的に内部のチェックをするのも心臓に悪いです。
他にテープでなくFRPキットで穴埋めする方法もありますが、これは前述の応急処置を工場ではなく自分でやるだけですね。それなら延命効果は落ちるし、工場の方が仕上がりはいいでしょうから、これは早々に消滅。
さて、3つの選択肢、どれを選ぶか。
いつもの整備工場では板金担当の人が不在だったため、確定診断ではありません。早いうちに見てもらって、その返答次第で決めようと思います。
あー、疲れる…(-_-;)
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ユーノスロードスター | クルマ
Posted at
2011/09/01 00:47:31
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