延命メニューその19でエアコンの話がありましたが、みん友の東消厚11さんから寒冷地仕様にはエアコンフィルターがついていると聞き、温暖地仕様(そういう名称はありませんが、便宜上そう呼びます)にそのフィルターを流用できないか聞いてみました。
が、期待むなしく、どうやら部品の構造自体が違っていて蓋の取付部分が無いらしく、ポン付けはできない(寒冷地仕様から単純にフィルターを省いただけ、というわけではない)とのことでした(泣)
そこで気になって寒冷地仕様との違いを調べてみたのが今回の補足話。
新型車解説書によると、下記の通りです。
・クーラントの濃度アップ(50%)
・カウルトップベンチレーターにメッシュ追加
・ラゲージドアトリム(トランクの蓋裏側に内張追加)
・ドアインサイドハンドルシール
・ウインドシールドワイパーモーター(ワイパーモーター強化)
・ヒーターヘビータイプ
・リアヒーターダクト
・エアコンフィルター
・バッテリーサイズアップ(46B24L、MTのみ)
・ウオッシャータンク増量(4.5L)
思いの外結構差異があります。
さらに、最後の二つのバッテリーとウオッシャータンクだけを満たしたスノーバージョンというのがあり、このウオッシャータンクの容量から私のEDがスノーバージョンであることが今回初めて判明しました(^^;)
※後日追記、鹿児島仕様というのがありました(桜島の降灰のため)。と言っても、内容はウオッシャータンク増量のみですが。
この中でクーラントとバッテリーサイズアップは簡単に変更できますし、EDに限らず温暖地仕様の車を北海道で乗るときは納車整備として基本メニューになります。
そして、カウルトップベンチレーターは寒冷地仕様を買って交換すればメッシュ付きになりますし(
延命メニューその8参照)、ラゲージドアトリムも部品購入でポン付け可能。
ドアインサイドハンドルシールというのは初耳ですが、名前からしてドアの密閉シール構造か何かでしょうか?ただ、恐らく後付けは不可能。
ウオッシャータンク増量はタンク交換でできそうですが、わざわざ交換するほどのメリットはないような?
羨ましいのがヒーター強化にリアヒーターダクト、ワイパーモーター強化、エアコンフィルターでしょうか。
札幌は北海道でもさほど寒い地域ではないので、ヒーターの能力不足を感じたことはありません。ただ、リアヒーターダクトが曲者で、こいつがないせいで後ろに座ってる人に合わせてヒーター使うと前側が暑すぎるし、かといって前側に合わせると後ろが寒く、これは昔から羨ましかった装備の一つ。
ワイパーモーターも、ワイパーが雪の重みで結構あっさり止まってしまうので、強化タイプがあると聞いたら欲しくなりました。
エアコンフィルターは最近の車では寒冷地仕様に限らず標準装備だし、例のエアコンがホコリっぽくなるトラブルを考えればこれまた羨ましい。
私のEDは京都北部出身で準寒冷地仕様のスノーバージョンですが、前述の通りバッテリーとウオッシャータンクだけでは正直恩恵はほとんど無し。
温暖地仕様の方がいいと思える点は皆無で、寒冷地仕様が急激に羨ましくなりました。多分ST205は大半が寒冷地仕様だと思えるだけに、余計です。これだけの装備アップでプラス3万(後日訂正、EDはプラス6万でした、すみません)ならかなり安いのでは??
中古車買うときは雪国の車は痛みが激しいから、その点では温暖地仕様の方がいいんですけどね…。程度良くてもこれだけの装備差を考えると悩ましいところで、程度に差が出にくい高年式車ほど寒冷地仕様の方がお得な気がします。
とりあえず寒冷地仕様の設定がある車を新車で買うときは、迷わず寒冷地仕様にしておけというのが今回の教訓です(^^;)
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Posted at
2011/10/11 12:54:47