NAロードスター、ありがとう、そしてさようなら…

ついにこの日がやってきてしまいました。
5月3日。

ちょうど1年10ヶ月目にしてのお別れ。
相手の都合で早朝受け渡しとなりました。

朝日を浴びて最後の洗車＆撮影。
雨予報でしたが、新しい門出を祝うかのように晴れ間が。
最後に天候に恵まれ、爽やかな気持ちになれて嬉しかったです。

地下鉄の駅で落ち合ってハードトップ取付のために会社に行き、そこで幌の開閉や付属品の説明。最後に自宅まで戻って車引き渡しと、結局1時間かかってしまいました。
でも、終わってみれば実にあっさりです。

まだまだ元気に走るのに、他人が乗って行くのを見送ってお別れというのはとても不思議な感じでしたが、これで終わったんだもんなぁ…と思うと、何とも言えない気持ちになりました。
しばらく車手放した気分にならなくて、また普通に帰ってきそうな感じすらしたんですが、もう会えないんですよね…。
当たり前だった存在が突然消えてしまって（それも他の人の物になって）、これが車手放すということ…。
手放したのは他でもない自分だし、明後日になればNCがやって来るとはいえ、魂が抜けたような空虚な気分となりました。

正直、ハードとしては文句を言いたいことは未だに多々あります。
でも、もはやそういう物差しでは測れない車になってしまったんですね…。
1年10ヶ月、走行14000kmの短い付き合いだったけど、とても濃い2年間で人生を変えてくれたNAロードスター、ありがとう！！！、そしてさようなら…。