
お別れ間近のNAロードスターですが、最後の思い出作りに遠出してきました。
行き先は春なので南下モード。1月に行ったばかりなのにまた函館です(^^;)
出発したときは抜群の快晴で素敵なオープン日和だったんですが…、苫小牧で高速降りたら何故か曇り空&ガスがかってます(注:北海道弁で霧のこと)。
ちょっとひんやりしたまま黙々とオープン走行。
途中、室蘭の白鳥大橋へ寄り道。
白鳥大橋×オープンは王道の組み合わせなんですが、地味にこういう巨大橋とオープンの組み合わせは初めてです。
橋の途中で止まって写真撮れたら最高だったんですが、あいにくここは停車禁止(当然と言えば当然なんですが)。
向こう岸で写真撮影してみますが、対岸は寒い!
黙々と走りますが、ガスがかったり晴れたり、日差しで暖かくなったり寒くなったりの繰り返しです。友人が寒いというので一部NA開けに。
夕焼けがガスに反射してなかなか幻想的でした。
やがて日が暮れてまたNA開けに。
オープンだと寒くてもNA開けだと程良い風が入ってきて、ちょうどいい塩梅です(^^)
途中、
1月に敗退した盤石温泉のリベンジに向かいます。この季節だし、道路はすっかり乾いてるし、今度は入れるだろうと。
ところが、1月に足止め食らった地点から先はしっかり雪が残っており、だれか通った跡すらなし。雪が柔らかくなっている分、1月よりもスタックの危険があり、ジムニーならまだしもロードスターでは話にならないので早々に諦めました。
この時期でここまで閉ざされているとは…、野湯の冬は思いの外長いようです(泣)
そして、本日のメインは函館名物ラッキーピエロ。
お腹空いたので無難にカレー食べようとしたところ、友人がフトッチョバーガーというとんでもないものを頼んでいます。
えっ、えっ、と思ってメニューを見ていると、隣に函館山ハンバーガーというもっと激しいものを発見。妙な対抗意識燃やして頼んでみました(^^;)
で、まったりと待っていると…
鐘を鳴らしながら店員さんがやって来る!(←結構恥ずい)
すると…
………(゚д゚;)
いやぁ、メニューはずいぶん小さい写真だったんですが、実物は圧巻(笑)
中央に串が刺してありますが、それでもまともに自立できなくて、友人に押さえててもらってようやく写真撮れました。けど、途中でチャイニーズチキンが脱落して涙目(泣)
人気ハンバーガー上位3つ(チャイニーズチキン、ラッキーエッグ、とんかつ)をセットにしたというスーパーボリュームで、当然そのまま食べるのは不可能なので上から攻めて行きましたが、ザンギ、とんかつ、エッグ&ハンバーグはさすがにくどくて、最後のハンバーグがあっさり感じるほどの攻撃力!
お腹空いていたので涼しい顔して完食しましたが、食後の胸焼けが凄い(^^;)
でも、こういうお馬鹿メニュー大好きです(爆)
ラッキーピエロは何回も来ているんですが、何故かこういうお馬鹿メニューがあるのは知らなくてビックリです(汗)
けど、ますます好きになりました(笑)
ちなみに、1日20個限定らしいので(友人は以前売り切れで食べられなかったとか)、本気で狙うなら観光客の少ない郊外店がオススメ。
そうそう、フトッチョバーガーにはこんなものが付いてきました。
何故にもっとハードな函館山ハンバーガーに付いてこないのか謎でしたが、シールの品切れでしょうか?(^^;)
そして、食前にハンバーガーと一緒に付いてきてしまうので、全く完食の証明できてないんですが(笑)
そんなこんなで大した寄り道もなく函館へ。
さすがに野郎二人でロードスターでの車中泊は無理なので、行き当たりばったりで宿を探します。
詳しいことは書けないんですが、野郎二人で宿泊&詳しく書けないという部分でお察し下さい(^^;)
で、一夜明けて函館は快晴(^^)
まずは朝風呂で温泉を新規開拓します。
温泉といっても、見た目は銭湯そのものの湯の川山内温泉へ。
昨年末に惜しくも源泉枯渇で廃業してしまった
日乃出湯を彷彿とさせる湯の川の温泉銭湯です。
日乃出湯より湯船がこじんまりとはしてるものの、昭和を感じさせる落ち着く雰囲気は変わらず。
源泉そのままの高温泉があるのも一緒で、これが魅力でした!
しかも、写真手前の大きい方の湯船が高温泉という辺りが湯の川らしくて素敵(笑)
しかしながら、同じく湯の川だけにやはり源泉事情は厳しいようで、脱衣場に「お湯の量が少ないから浴槽の元栓を抜かないで下さい」との貼り紙が。
そのせい(元栓閉めてる)なのか先客が水を混ぜたせいなのか、噂の熱湯(一番風呂だと50度以上とか…)も45~46度しかなくて、日乃出湯に比べたら全然余裕です。出たときの足の痛みも全然かわいいもの。
とはいえ、普通の人には十分熱湯なんですけどね(^^;)
ちなみに、熱湯の入り方マニュアル(by 夏油温泉の温泉仙人)。
1. 体の力を抜いて自然体に
2. 湯船に入って、スルスル~と一気に肩まで浸かる
3. 浮力に体を委ね、体を一切動かさない
4. 深呼吸してお湯と一体化する…
たったこれだけです。
ってか、私が勝手に脚色しただけで、言われたのは「ゆっくり入ったらダメ!一気に浸かるんだ!」というだけなんですが(^^;)
熱湯の温度が低かったのは残念ですが、正真正銘の濃い温泉銭湯だし、床の析出物の堆積も素敵です。脱衣場の鏡にある昭和29年の文字も歴史を感じさせてくれます(^^)
日乃出湯と同じナトリウム・カルシウム-塩化物泉(源泉63度なので、そこもほぼ一緒)は上がってから肌がスベスベしており、日乃出湯亡き後の貴重な湯の川の本物の温泉。
ただ、このミニマムサイズの湯船でこんなに節約しないとならないとは、源泉の枯渇は深刻そのもので(成分表には2030L/分の湧出量とありましたが…)、ここもいつまで入れるか予断を許しませんね(泣)
そして、飲泉できることを後から気が付いて悔しいです…。
もう一度行って飲んでこないと!リベンジ決定です。
お風呂上がりは定番コーヒー牛乳飲んで、風呂あがりのまったりモードでオープンで函館市内をのんびり走行。
湯上がりで体が火照る中、春風のオープンエアを浴びて走るのは至福のひととき…。
お昼は金森倉庫のカリフォルニアベイビーでシスコライス。
ベタなくらい定番になりつつありますが、何度食べても飽きません(^^)
メニューもらう前から「シスコライス大盛二つ!」で即決し、毎度のことながら、こんな美味しいものを安くたらふく食べれて、幸せそのもの♪
続いて金森倉庫でも函館ジェラート食べて、珍しく観光客全開モード。
もちろん美味しかったです♪
最後は金森倉庫の路地で写真撮影。
枚数多いのでここでは端折って、完全版は
フォトギャラリーに。
異国情緒あふれる煉瓦倉庫の街並みに、同じく異国情緒たっぷりのNAロードスターVスペシャルの組み合わせは抜群です(^^)
ちなみに、このすぐ近くに
ST20#系後期EXiVのロケ地があります。
しょぼい冬アルミなのが毎度ながら悔しいんですが、最後の最後に絵になる写真撮れたのは満足満足♪
この函館でのひとときは幸せ絶頂でしたね。
朝風呂でいいお湯浸かって、風呂あがりにオープンエア浴びて、美味しいものをたらふく食べて、快晴の函館の街並みをオープンで駆け抜けて、これを贅沢と言わず何と言うんでしょう…。
文句なしの思い出作りでした(^^)
しかし、ここで0時(じゃないけど)の鐘と共に魔法は解けてしまいます。
友人ともども今夜用事があり、こんなに気持ちいいのに昼下がりで帰路につかなければならないという…(号泣)
もっと時間があれば、もっと函館散策するなり、松前方面へ海沿いのオープンドライブへ出かけたりして、日が暮れてからのんびり帰るんですが。
それでも予定時刻を過ぎていたので帰りはノンストップで急行します。
フルに高速使用。
函館はあんなに快晴だったのに、森から先はずっと曇りのまま気温3~4度の中でのオープン。それでもオープン走行は貫きましたが。
最後はいつも載せてる気がするハセガワストアのやきとり弁当(^^;)
夕食と明日のお昼に。
多いときは3個とか平気で買います(笑)
実は札幌のセイコーマートでも買えるお店があるんですが、私の中ではご当地でしか買わないのが流儀です(^^;)
NAロードスターとも残り半月。
最後にオープンにできたばかりか、こんな素敵な思い出作りができました。
今回はオープンorNA開けで終始走ったので、一度たりとも完全クローズにはしてません。
これだけ徹底的にNAロードスターと最後のひとときを過ごせて満足です…と書きたいところなんですが、まだまだ乗っていたい、別れたくない!!!とワガママ言います(汗)
あああ…(号泣)