
報告がずいぶん遅れましたが、
新聞紙に負けたフロントリップは無事に直りました。
このサイズを自分で綺麗に直す自信はなかったので、ディーラーで頼んできました。
最初は部品交換して、傷物パーツを売ってしまおうかとも思ったんですが、NC2の純正リップは6万もしたんですね(-_-;)
EDの純正リップは3万だっただけに、大きな誤算でした。どちらも似たような大きさで塗装済みパーツだから条件は一緒だと思うんですが、数が出ない車のせいでしょうか…。
新車購入時のような割引は難しいとも言われ、これだと傷物パーツを売っても差額が大きすぎるので断念。
もっとも、部品交換だと個体差で隙間が出来るなどのリスクも考えられたし、傷の浅さを考えるとコストを抜きにしてもそこまでしなくて良かったような気もします。
で、ここのディーラーは珍しく自社の塗装ブースがありまして、EDのときは外注先との連絡の不手際のせいで色々揉めた経験があったので、ダイレクトに作業をお願いできるのも大きな魅力でした。
そして、部分塗装だとぼかし目が後で出てくるリスクがあるので、部品一本塗りという形に。さらに、新車塗装は水性塗料ですが、補修の物は油性塗料になり、新車塗装よりも人の手で吹いた塗装の方が丈夫ですよ…との営業さんの談。
今までの常識なら新車の静電塗装に勝るものはないと思っていたんですが、NC2に関してはどう考えても塗装が弱いと思うので、この車に関しては本当に補修した方が塗装が丈夫になるかも…と思いますね(^^;)
というわけでドキドキの入院だったわけですが…
当然傷跡は全くわかりません。
そして、ディーラーで撮ってくれた作業途中の写真です。
浅い傷だったおかげでパテは使わずにサーフェイサーだけで埋めれたそうです。
ただ、写真の通り、何とリップは脱着せずに車両に付けたまま塗ったとのこと(汗)
このリップはビスと両面テープの併用で固定されていますが、何と付属の両面テープ単体では部品が出ないらしいです。となると市販品を使うわけですが、それだと両面テープの粘着力が落ちたり、テープの厚みによってバンパーとの隙間ができるらしく、それで力業とも言える脱着無し塗装になったそうで。
よく見ると、若干ゆず肌な部分があったり、白が滲んだようになって箇所もあり、やはり力業故に粗い仕上げもちらほら(汗)
ただ、部品の固定が甘くなったり隙間ができるくらいなら多少塗装が雑な方がいいですし、元々新車塗装自体がさほど綺麗な仕上げじゃないのもあって(^^;)、まあ許容範囲かな、と。
ちなみに、難しいパールの色合わせについては、若干フロントバンパーと色違いがありますが、それは再塗装前からそんな感じだったので、ある意味オリジナルを忠実に復元した感じです(^^;)
色違いに関しては純正オプションのサイドステップやリアバンパーの方が酷いですね。
それよりもビックリしたのが触り心地。
リップとバンパーを触り比べると明らかに触り心地が違っていて、リップの方が塗膜が厚く、クリアに深みがあってしっとりした仕上りに見えます。
触っただけでわかるなんて…、NC2の塗装は弱いだけじゃなくて薄いとも思っていましたが、よりその思いを深めました(汗)
新車塗装よりも丈夫になるというのは間違っていなかったかも…(-_-;)
Posted at 2012/09/20 19:40:58 | |
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