バッテリー交換　気づき事項

バッテリー交換を実施したので、気づいた事、失敗した事を中心に記載します。
詳しいバッテリー交換手順の情報は、諸先輩方の整備手帳をご覧ください。

私の場合、w205のバッテリー交換タイミングですが、
新車登録から4年8ヶ月を経過してからの
交換です。
w203は車検時に交換していましたが、使えるのであればギリギリまで使いたいし、出先でレッカーのお世話にはなりたくないので、
アイドリングストップが作動するのか否かで、交換するタイミングを見計らうことにしました。

3年半経過したあたりの冬場から、ほとんどアイドリングストップが動作しなくなり、4年を経過し、気温が温かくなるとまだまだアイドリングストップが動作するので、
次に寒くなる今回のタイミングで交換へ。

バッテリー交換後はしっかりとアイドリングストップが機能します。

【交換時の気づき事項】
w203でバッテリー交換した際は、OBDⅡコネクタからバックアップ電源を接続せず、ターミナル端子を外すだけの交換を行っていたので、
サイドウィンドウ、
ハンドル、
時計、
シートメモリ、
リバースサイドミラー機能
がリセットされたので、バッテリー交換時の約束事でした。

今回も同じ手順でバッテリーを交換しましたが、どれもリセットされること無く、そのまま使えました。注記＊1

注記＊1. 時計はバッテリー交換時に0:00にズレましたが、しばらく走行していたら正しい時間に戻ってました。

バッテリーのターミナル端子に電子パーツがついており、短い間であれば、OBDⅡから電源を供給しなくてもメモリーは失われないようです。
電子パーツについてWISで確認。

マイナス端子に接続されている電子パーツ
名称:バッテリーセンサー
記号:B95
No.A0009050554
機能:バッテリーの充電状態を監視

プラス端子に接続されている電子パーツ
名称:電圧降下リミッター
記号:R62
No.A0009068705
機能:エンジンスターターの使用でバッテリー電圧降下を抑制する

電圧降下リミッターの側面には配線図がプリントされていました。

プラス端子に接続されている電子パーツがその機能を果たしているのか、または、
助手席下にあるバックアップバッテリー(別名:ボルテージコンバーター・パーキングロックコンデンサ)も関係があるのか詳細は不明ですが便利ですね。

【交換時の失敗した事項】
・バッテリーサイズがノーマルより大きかった。
・バッテリー固定ナットが外れてしまった。


・バッテリーサイズがノーマルより大きかったが
解決!

新バッテリーは、ネットで検索し、Amazonで購入。
VARTA(バルタ)　SilVer Dynamic 580 901 080(LN4AGM)
12V 80Ah 800A
奥行×幅×高さ　175mm×315mm×190mm
重量　22.76kg

旧純正バッテリー
VARTA(バルタ)製　A004 541 86 01
12V 70Ah 760A
奥行×幅×高さ　175mm×278mm×190mm
重量　20.36kg

新バッテリーは、約40mmほど幅が大きいので、エンジンルーム内のバッテリートレイに収まるのか不安でしたがピッタリと収まり、容量も増え、結果良かった。

・バッテリー固定ナットが外れてしまったが
解決!

エンジンルーム内のバッテリーの固定は、
ボルト付き固定アームと、
エンジンルーム内のバッテリートレイの裏側に保持されている固定ナットとを、締め込む事で固定します。

固定ナットは、少し湾曲したプレートの真ん中にナットを溶接したような形をしていて、バッテリートレイの裏側からプレートの左右をツメのようなもので保持されております。
バッテリーを車外に引き出す時にボルト付きアームを緩め、固定ナットと分離しない位置で行います。
分離してしまうと、ちょっとした衝撃で、固定ナットが外れ、バッテリートレイの下の空間に落ちてしまいます。

幸いこの空間は広くも深くもないので、何処かにいってしまうことはないと思いますが、
ボルトの長さが分からないので、どこまで緩めることができるのか見当がつかないんです。

結果、ボルト付きアームを外し、固定ナットがポロリと落ちました。
この日は出かける予定があったので
後日再トライ。

ターミナルの固定は10mmですが、プラスのターミナルに繋がっている電子パーツの固定は13mmです。
バッテリーの脱着は電子パーツを外しておいた方が作業性が良いです。

落ちた固定ナットはマグネット、道具箱に転がっていたロングボルト及びちょっとした工具で元に戻せました。
固定ナットが湾曲しているので隙間ができて取り出しやすかった。
考えられてこういう形にしたのであればすごい！