ポルシェ99XGT3RSから最近は,AMG GTにドップリとハマってしまいました…笑笑
AMG GT-Sに乗って、色々な事を体感し,クルマの素性の良さを理解できましたが、幸いにも、少し前にいいお話を頂き,AMG GT-R PROに乗り換えしました。
日本限定20台のサーキット専用車(ナンバー付き)です。
先ず、GT-R専用ワイドボディ、軽量化のため,カーボンパーツが多用され,カーボンルーフ,ロールバー,フリバケ,専用4way車高調、カーボンセラミックブレーキ、エアロパーツなど、所謂"スペシャルモデル"です。
実際に乗り出してから約3ヶ月、約3000km乗りましたが、GT-R PROは、GT-Sとは別物,格別です。
①AMG GT→②GT-S→③GT-C→④GT-R→⑤GT-R PRO→⑥GT Black Seriesとのシリーズ展開になります。
足周りは固くなく,しなやかでしっかりと路面を掴む現代的なセッティングです。
セッティングに対する考え方は,時代とともに変遷し,ストロークを稼ぎ,しなやかに接地し、足が動く方向性に変わってきた様です。
エアロダイナミクス(空力)も素晴らしく,アクティブFr.スポイラー、調整式リアウイング、フェンダーベンド、Rr.ディフューザーなどスピードを上げれば上げるほど,安定します。
レースカーのホモロゲ取得のためのベースモデルのため,アルミボディ、基本レイアウト、パワフルなE/G、エアロダイナミクス・ボディ等を向上し,乗れば乗るほど、良さを実感できます。
メーカー(AMG)がGT-RをベースにGT-3、GT-4のレーシング技術を導入,本気で開発したチューニングカーは、購入後モディファイする点もなく,スペシャルです。
もう街のチューニングshopの出る幕はありません。
⚫︎⚫︎AMG GT-R PRO 日本限定20台⚫︎⚫︎
メルセデス AMG GT 特別仕様車 メルセデス AMG GT-R PRO を発表
・ サーキットを走るためにレーシングカーの技術を多数採用 ・ 全国限定 20 台
メルセデスAMG GTは、メルセデスAMG社による完全自社開発スポーツカー “Handcrafted by Racers.“をスローガンに掲げ、何よりもスポーツカーを愛する人のために、 モータースポーツを心から愛する者たちが創り上たAMGのレーシングスピリットと技術を あますことなく備えたスパルタンなスポーツカーです。
◆メルセデス AMG GT-R PRO の特長◆
メルセデス AMG GT-R PRO はメルセデス AMG GT-R をベースに、レーシングカーである AMG GT3 および AMG GT4 で培った技術が投入され、サスペンション、軽量構造、エアロ ダイナミクス、エクステリアなどに手を加えることで、さらにドライビングダイナミクスを向上 させています。
⚫︎サスペンション
新設計の AMG コイルオーバーサスペンションは、サスペンション設定をサーキットに応じて セットアップすることが可能です。プロドライバーによるレースの場合と同様、プリロード によるスプリング長の機械的調整に加え、縮み側および伸び側のダンパー特性も設定 できるようになりました。この調整を工具を用いずにすばやく正確に行うため、ダンパー上 に調整ダイヤルを設けたクリックシステムを採用しています。圧縮率は、速い動きと遅い 動きで別々に調整することで、ボディのダイブやロールだけでなくトラクションに対しても、 これまでよりいっそう細かく調整が可能となりました。
フロントサスペンションは、軽量なカーボンファイバー製の調整式トーションバーを備え ています。リアサスペンションはスチール製の調整式で、中空管構造により軽量化が図られ ています。
AMG GT-Rもリアアクスルのロアウィッシュボーンにピロボールジョイントを採用していますが、 AMG GT-R PRO ではこれをアッパーウィッシュボーンにも用いています。通常のウィッシュ ボーンベアリングより耐摩耗性がはるかに高いうえ、設計上まったく遊びがないことから、 大きな荷重を受けてもトーインとキャンバーが変化しません。その結果、さらにドライバー の意思に忠実に走行することが可能となりました。
また、リアエンドのアンダーボディに設けたカーボンファイバー製パネルも、優れたハンド リング精度の実現に役立っています。この軽量かつ高剛性の部材はリアエンドの剛性を 高めることにより、ボディシェルの安定性をさらに強化しています。
磁性流体のダイナミックエンジントランスミッションマウントも設定を見直すことで、アジリティ の強化と、正確なレスポンス、明確なフィードバックの実現を図りました。
⚫︎軽量構造:カーボンファイバー製コンポーネントと新型鍛造ホイール
軽量化のために、多くのカーボンファイバー製コンポーネントに加えて、専用ブラックペイント 仕上げのブレーキキャリパーを備える AMG カーボンセラミックブレーキと、カーボンファイバー バケットシートを採用しています。軽量な AMG パフォーマンス 5 ツインスポークアルミ ホイール(鍛造)は専用チタニウムグレーペイント仕上げのリムフランジがハイシーン仕上げ となっています。
⚫︎エアロダイナミクス:フリックを追加した新デザインのフロントエプロン
AMG GT-R PRO では、空力面の微調整によっても性能を高めています。デザインを変更 したフロントエプロンの側面には、クリアコートされたカーボンファイバー製のフリックが 2 枚設けられています。下側のフリックがほぼ途切れることなく滑らかに移行する先の 大型フロントスプリッターは、前方にさらに延長されており、短い金属製ブレースで支持 されています。
フロントフェンダーに設けたルーバーは、タイヤハウスから空気を効果的に逃すことで、 フロントアクスルに働く揚力の低減に寄与します。リアでは、両側のホイールアーチに 設けたクリアコートカーボンファイバー製エアロパーツがほぼリアコンビネーションランプ の高さまで垂直に立ち上がっています。これらの相乗効果により、フロントアクスルに 働く揚力が大きく低減されます。しかも、リアアクスルのエアロダイナミクスに悪影響を 及ぼすことはありません。
アンダーボディのアクティブ・エアロダイナミクス・システム、フロントエプロン内蔵のエア パネル、テールゲート下部の大型ウイングスポイラーはいずれも AMG GT-R を踏襲し、 標準装備として採用しています。これに加え、ガー二―フラップ付アジャスタブルリアウイング スポイラーを装備しています。これはリアアクスルに働くダウンフォースを増大させる パーツで、レーシングカーを彷彿とさせる圧延アルミニウム製のブラケット上に設置されて います。
⚫︎新型カーボンファイバー製ルーフ、デカール
AMG GT-R PRO はレーシングカー並みの走行性能を実現するために、カーボンファイバー製 の中央部が凹型の専用形状ルーフ、フロントスプリッター、フェンダーフィン、サイドシル トリム、リアディフューザーを採用することで徹底した軽量化を追求しました。
さらに、特別なステータスを強調するものとして、ボンネットやルーフ、テールゲート、 ボディサイドにレーシングストライプを走らせたデカールが施されています。このデカールの カラーは、ボディカラーがセレナイトグレーの場合のみライトグリーン、他のボディカラーの場 合は、ダークグレーマットとなります。
AMG GT-R PRO は 2018 年 11 月初旬、AMG ブランドアンバサダーで AMG GT3 レーシング ドライバーのマロ・エンゲルが、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェで、まだカモフラージュ をかけた状態の AMG GT-R PRO をドライブし、7 分 04 秒 632 のタイムを叩き出しています。 これは AMG GT-R の過去の記録を大きく破るものであり、AMG の新しいフラッグシップ モデルとしての優れた能力を証明する形となりました。
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2021/08/03 23:15:54