
前回、「コルベットを売りたくない!」とブログをアップしてから2年弱。
結果としてコルベットを売り、しばしアメ車のない生活を送っていましたが、
この度、新たな車を迎え入れました。

2014年式ホンダ リッジラインです。
過去、アメリカ留学時代にピックアップトラックやSUVに憧れていた経緯が有り、
心の奥底で、死ぬまでにピックアップトラックに乗りたいという思いが有りました。
そんな日本では馴染みのないホンダのリッジラインがどんな車なのかをご紹介します。
1.リッジラインってどんな車?
2006年にホンダが、アメリカのピックアップトラック市場に初めて投入した車。
MDXやラグレイト、パイロットと同系統のシャシーを持ち、
3.5L V6 J35A VTECエンジンを搭載したミドルサイズSUTです。
(300hpレジェンドと同じエンジンですね。)
全長5,232mm 全幅1,976mm 全高1,808mm 車両重量2,070kgと、
日本では持て余しますが、アメリカではミドルサイズの様です。
2.SUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)って何?
皆さんご存じのSUVとはちょっと違うSUTとはどんな物なのか、
一言でいうとSUVとピックアップトラックの融合です。
荷室が荷台になっているSUVと思っていただければ良いかと思います。
代表的なSUTとしては、
シボレーのアバランチやキャディラックのエスカレードEXTがあります。
ちなみにホンダはリッジラインをSUTではなくピックアップトラックと呼んでいます。
3.車体
MDX等と同系統のシャシーをベースとして弄っているらしく
ラダーフレームの様な剛性とユニットボディのパッケージングを兼ね備え、
ハンドリングも良くしているのだとか。
その結果、最大積載量は約500kg、牽引重量は2,200kg以上となります。
4.乗り心地とハンドリング
ユニットボディ形状と四輪独立懸架サスペンション
(フロント:マクファーソンストラット、リア:マルチリンク)により
他のピックアップトラックにない、SUVらしい乗り心地と静粛性、ハンドリングを実現しています。
5.結構いける?オフロード性能
ホンダ独自のVTM-4(可変トルクマネジメント4輪駆動システム)を標準装備しており、
通常のオンロード走行では前輪駆動をメインとし、
加速時やウェット、雪、泥の路面では後輪へ適切なトルク(最大70%)を配分します。
また、時速30km/h未満で1速か2速に入れてボタンを押す事で電子的にロックする事が可能で、
より厳しいオフロードを走行する事が可能になります。
6.エンジンパワー
3.5リッターVTEC V6エンジン
最高出力:250ps
最大トルク:34.16kgf・m
7.荷台とベッドイントランク
リッジラインの荷台は横幅125cm、全長は152cm(テールゲート展開時200cm)、
バイク二台を積載可能な広さで、貨物の固定フックは8個ついています。
更に鍵付きの荷台を跳ね上げると、下には240Lの収納トランクがあります。
水抜き穴のついた樹脂製トランクなので、濡れた物も積載可能です。
更に、テールゲートは通常の様に下に倒す方法と、
横に開くデュアルアクションテールゲートを採用しており、
前述のベッドイントランクを使用する際に非常に便利です。
8.広々とした車内
ホンダらしい工夫の凝らされた車内は
フルサイズピックアップトラックと同等の室内面積を誇り、
リアシート下に荷物を置いておく事が可能なだけではなく、
60対40分割で跳ね上げも可能で、多様なレイアウトが可能です。
巨大なひじ掛けやグローブボックスも有り、収納に不足なしです。
9.安全性
2006年に4ドアピックアップトラックとして
初めて連邦政府の衝突安全性で最高評価の5つ星を獲得。
アクティブヘッドレストやデイタイムランニングライトなどの安全装備も充実しています。
10.輝かしい受賞歴
・North American Car, Utility, and Truck of the Year for 2006
・Canadian Car of the Year and Best New Pickup for 2006
・Motor Trend 2006 Truck of the Year
・Car and Driver #1 mid-size truck for 2006
・Autobytel 2006 Truck of the Year
・Sobre Ruedas ("On Wheels," a Latin American automotive magazine) 2005 Best Pick-up Truck
・J.D. Power and Associates Automotive Performance, Execution, And Layout (APEAL) Award for 2006–2008
・Popular Mechanics 2006 Automotive Excellence Award for functionality
・Society of Plastics Engineers 2006 Grand Award for the composite in-bed trunk
・NHTSA first four-door pickup to earn five-star safety rating
・IIHS Top Safety Pick award for 2009, 2012, and 2013
・SCORE Baja off-road race winner in the Stock Mini Class in 2008[108] and 2010
最後に
リッジライン購入にあたって、アメリカのオーナーレビューも沢山読みました。
その中で印象に残った意見(意訳)が以下の通り
‐SUVの快適性とトラックの実用性を兼ね備えた車
‐トラック随一のドライバビリティ
‐燃費はトラックとしては悪くないが、もう少し頑張ってほしい
→購入1ヶ月程ですが燃費は7km/L程です。
‐フルサイズピックアップトラックと比べてとってもコンパクトで
駐車も簡単、妻や娘の買い物車として最適!
→フルサイズどんだけでかいんだ?という感じです。
日本ではリッジラインでも十分でかいです。
‐フルサイズ、ボディオンフレームこそ漢のピックアップ!
→リッジラインは漢のピックアップではないらしい。
実際所有してみて感じる事は
やはり日本で乗るにはかなりデカいな、という事。
また、他所有のコンパクトカーと比べると動きはゆったりとしていて燃費も悪いです。
しかし、なんといっても
「でっかい事は良い事だ!」と言わんばかりで、アメリカらしい良さを感じます。
過去所有のコルベットとはまた別方向の魅力があります。
アメ車に乗るとゆったりと走りたくなる、という言葉を雑誌で見た事がありますが、
その言葉がしっくりくる1台です。