既に完了している音質向上計画ですが、備忘録代わりとしても作業内容のまとめを書いておきたいと思います。
そもそも音質向上を目指したのは、以前からGVBは至って音響が物足りないなと感じていたからです。
それにリアスピーカーの存在感薄いなと。
以前の車はbBだったのですが、純正でも意外や音響良かったです。
そこでスピーカー交換とデッドニングを行おう決断し、色々計画していると…「どうせ内張り外すなら、アンプ付けてスピーカーケーブル入れてみよう!」となってしまったのです(^^;)
自分が使用しているナビについてはカロッツェリアのAVIC-HRZ990(楽ナビ)でしたので、スピーカー等一式をカロッツェリアにしてみました。
主な構成部品としては・・・
フロントスピーカー TS-J1710AⅡ(19200円)
リアスピーカー TS-J1710(14510円)
インナーバッフル UD-K615×2個(14760円)
アンプ GM-D7400(17900円)
ウーファー TS-WX110A(12100円)
となります。
上記部品の取付け等にあたり仕入れた品は・・・
配線関係・・・
カロッツェリア 電源配線キット RD-228(8750円)
ベルデン スピーカーケーブル 9497 15m(4200円)
オーディオテクニカ AT7324 RCAケーブル2.0m×2本(4620円)
オーディオテクニカ AT7324 RCAケーブル0.7m(1890円)
オーディオテクニカ ハイローコンバーターAT-HLC440(7875円)
オーディオテクニカ TL110S 平型端子×8個(588円)
オーディオテクニカ TL205M 平型端子×8個(588円)
オーディオテクニカ TL12-CE20 エンドターミナル×8個(420円)
エーモン 1133 平型端子Sサイズ×2個(284円)
デッドニング関係…
エーモン 2399 デッドニングキットハイグレード×2個(25560円)
エーモン 2177 吸音材(920円)
エーモン 2178 ポイント制振材(588円)
エーモン 2365 背面制振吸音材×2個(2840円)
オーディオテクニカ AT7446 クリップダンパー(955円)
エーモン 2184 アルミテープ(366円)
サンハヤト 磁気ガードアルミ箔30×1500mm×3本(1038円)
になりました。
作業一日目の内容につきましては主に内装の取外しです。
運転席・助手席シート、シフト周り、ドア内張り等を外しました。
やはり素人の為、ドア内張りの際にツメを折ってしまいました…( ´Д`)
「作業工賃の節約だから・・・」と言い聞かせ作業を続けます。
内装等の取外し作業で一番厄介と言われるのが、防水シートを接着するブチルの除去です。
まだ車が新しいのか、真冬でブチルも固まっているのか、勢いでシートを剥すとすんなり一緒に取れました。
残っているブチルはネリ消しを増幅させる時のように、ブチルの塊でブチルに押し付けると綺麗に除去することに成功しました。
後は、ドア内部等の清掃を行い作業を終了しました。
ここまでの作業時間は約3時間くらいでしょうか。
作業二日目の内容につきましては主にアンプの設置及びスピーカーケーブルの配線等です。
まずはアンプの電源ケーブルの接続として、バッテリーから車内にケーブルを引き込む作業です
RD-228に付属のケーブルは6mありますが、あまりにも長すぎますのでちょん切ってやりました!
ケーブルの長さは助手席で3メートルあれば足りるでしょう。
アンプは今後の調整作業もありますので助手席の下に設置することにしました。
スピーカーケーブルですが、まず一番遠い距離になるであろう運転席の引き回しを行うことにしました。
やはり、ドアへの引込みはホースが狭くて難しいです。
配線ガイドを使用してもうまく入らなかったので、ホースの曲がった部分(配線ガイドが引っかかる部分)で穴を開け、引き込み穴の中継所を作りました。
因みにリアドアは難なく配線ガイドで引き込むことが出来ました。
運転席ドアまでケーブルを引き回したところ、4m弱といったところです。
15mしかスピーカーケーブルを購入していなかったので、すべて4mにすることは出来ず、リアドアは3.5mになってしまいまいした。
後はナビのスピーカー出力端子からハイローコンバーターに接続し、RCAケーブルを繋ぎ、アンプまで引き込みました。
アンプにすべての配線が修了したところで、通電確認の為、すべてのスピーカーを接続し、音が出力されることを確認しました。
ここでこの日の作業は終了です。
この日は約8時間の作業時間でしようか。ここまでの合計作業時間は約11時間です。
作業三日目の内容は主にフロントドアのデッドニングです。
1.アウターパネルに制振シートを貼り付け
2.シーラント処理を行い
3.付属の吸音ダンパーの代わりに背面制振吸音材を貼り付け
4.アウターパネルの制振シートの上に防音シートを貼り付け
防音シートが少なかったので、吸音材を少し使用しました。
5・インナーパネルに制振シート(ハイグレードみたいですよ)を貼り付け
6・防音シートを細く切り、インナーパネルや配線に貼り付け
7.各スピーカーを取り付ける
となる作業工程です。
リアドアも作業していましたが、キリのいいところでこの日の作業は終了です。
この日の作業時間は約8時間でしょうか。ここまでの合計作業時間は19時間です。
作業四日目の内容はリアドアのデッドニング及びデッドニングの調整等です。
上記作業工程のとおりにデッドニングし、スピーカーを取り付ければひとまずは完成。
購入したデッドニングキットにはテストCDなるものが付属しており、各周波数信号(20Hz~20kHz)が収録され、ドアに歪みが出れば制振材を貼り付け、調整するというものです。
この作業で一つショックなことがあったのですが、16kHzからの高音域が聞こえないのです…(x_x)
ここまで高い音域となるといわゆるモスキート音ですが、普段からヘッドホン等で大きめの音を聞き続けたせいか、耳が老化していました…。
だんだん耳が遠くなる(聞こえなくなる)という老化現象も恐ろしいものです。
調整後、シートや内装を取り付けこの日の作業を終了しました。
この日の作業時間は約8時間ぐらいかと思います。ここまでの作業時間は約27時間です。
作業五日目の内容は音響調整です。
とりあえずの形としては、作業四日目で修了しました。
が、自分の好みの合わせて出力・イコライザー等の調整作業です。
作業四日目までの時点でも調整は行っておりましたが、どうもしっくり来ません。
調整が難しいと感じたので、急遽このような本を購入してみました。
カーオーディオマガジン「サウンドチューニングマスター」調整用CD付
です。
すべて読んでいませんが、非常に参考になることが記載されています。
この付属のCD及び本を参考に調整を行い、実際に走行して調整しひとまず完成となります(; ̄Д ̄)
この日の作業時間としては約3時間といったところでしょうか。
これで全ての作業時間は約30時間です。
調整に関しては、まだ改善の余地がありますので、自分なりに進めたいと思います。
効果の程はといいますと、自分なりには劇的に良い方向へ変化しました!
エンジンを掛けずに音楽を聴くと、まるでライブハウスのようです。
あくまでエンジンを掛けなければでの話しです。
そして、走行中になると様々な雑音が邪魔します。
ですが、以前よりも音質は格段に良くなったので計画は成功に終わったと言えるでしょう。
全ての作業を終えての感想としましては、カーオーディオについてもショップに任せた方が無難ということです。
一番難しいと感じたのは取り付けでなく、音響調整だからです。
少し大袈裟かもしれませんが、音響調整も芸術であるうえに、音ははっきりと目に見えるものではありませんので、作業を行う人の知識とセンスが問われると思います。
せっかくいい物を取り付けても、性能が十分に発揮されなければ勿体無い事になります。
自分なりに取り付け・調整を行いましたが自分の好みとしては良くなったと感じていることに間違いありません。
しかし、人によっては「これだけの差なら、純正でも十分じゃないの?」と思われるかもしれません。
今回の費用としてはざっと約14万円になります。
この14万円が安いか高いかと判断するのはあなた次第・・・(笑)
自分なりに思うことは「アンプまではいらなかったかな」と(笑)
バッテリー管理も気を使いますしね。
対価効果のあるものとしては
1位 デッドニング
2位 スピーカー交換
3位 アンプ
の順番になります。
次の車を所有すれば、デッドニングとやってもスピーカー交換で留めておこうと思います。(笑)
個人的にはメーカーオプション(あればの話しですが)でオーディオシステムを選択するのもアリかなと思いますね。
かなり長文になりましたが、これにてまとめを終了します。