
前回、ロールスロイスを運転させてもらった同級生とたまたま彼のオフィスの前をカプチーノで通過した際、目撃されてて携帯に連絡が入り、「流しに行くなら誘ってくれよ~」ってことで、彼のオフィスへUターンして戻りました。
さきほどオフィスの前を通過した時ロールスロイス コーニッシュⅡとフェラーリ512TRがいつも通り駐車してあったので「おー、いるなw」と思ってはいたんですがねw。
ちょうどフェラーリをいじってたところだったみたいで、「乗ってみっか?」って言うんで「うぉ~マジで?」とうなってしまったんですがwww、「とりあえず波乗り道路に行こうゼ!」ってことになり、九十九里波乗り道路に行って運転してみました。
フェラーリを運転するのはもちろん、乗車するのも初めてだったのですヨwww。
まず、どーやってドア開けるの?wwwドアノブの姿が見えないんですけど?
そしたら、鍵穴の下あたりに手を突っ込んでみな?ってことで・・・「お~この出っ張りみたいなヤツを握るように押すわけか~」とやっと車内に入れましたw。
車内はかなりあっさりしてて、国産のスポーツカーのほうがはるかに、それっぽいと言うかその気にさせるデザインだと思いました、ビニールとプラスチック製ですがw。内装はインパネからシートまですべてブラックの本革でできているんですが、なんか大味な感じなのですw。
最初は助手席に乗って波乗り道路まで行き、そこから運転席にチェンジしていよいよ運転ですwww。
運転席に乗ってまず、ものすごーく違和感を感じたのがハンドルです。かなり寝ていますw。
カプチーノや、かつての愛車だったユーノスロードスターや英国のスーパーセブンは垂直に近く立っているので、スーパーカーなのにトラックみたいなんで意外でしたw。
それと、アクセルなどのペダル類がセンタートンネル寄りにオフセットされているのです。ミッドシップカーなので、運転席が前輪寄りにあるせいで前輪のタイヤハウスを避けるような形になっているのです。
また、クラッチがハンパ無く重いですw。
「おめー、こんなの軽い方なんだゼ」ってことだったんだけど、さすが5000ccの12気筒のハイパワーをタイヤにつなぐクラッチだけに重いんだなーと関心しながらも、「ヒール&トゥーができねくねぇ?」って言ったら、「そんな事やらんでイイ」って言われましたwww。
左ハンドルでマニュアルなので当然右手でギアチェンジです。慣れてないんですよね~w。
って言うかやったことないぞ~w。
フェラーリはご存知の方多いかもですが、シフトレバーが生えている根元にカッチりとシフトゲートが切られているのですが、それだけにチェンジのたびに目がゲートの方を見ちゃうんですよー、変なとこに入ってないかとwww
それにパターンが微妙に今の国産車と違うんです。
左上がバックなんですよ。普通は前進の1速のところです。
ともかく、走り出しましたw。
クラッチのつながりはスムーズで、いきなりつながるなんてことはなく普通のマニュアル車と同じ感覚で行けますw。
そこからアクセルを踏み込んでいくと背後からの12気筒サウンドを轟かせながら重いクラッチをいっぱいまで踏み込んでギアチェンジをすることを意識しつつ数回のシフトアップであっけなく200キロの速度まで達してしまいましたw。
ミッドシップなので、フル加速中はフロント荷重が軽くなるせいか路面のギャップを通過すると、軽いハンドルと相まって微妙に接地感が無いような気がして怖い感じがしました。
エンジンや排気の音や風切音がそれほど大きくなるわけでもなかったので、恐怖感はなかったです。
大排気量のオートバイのフル加速に慣れているせいかもですがwww。
ほとんど直線がメインの乗車だったのでハンドリングうんぬんに関してはよくわからなかったですwww。
少なくとも、狭い峠で激しくギアチェンジをしながら走るのには向いてないなー、という感じです。
ハイウエイの追い越し車線をひたすら疾走するのが似合ってますなーwww。
それにしてもスゴく目立ちますw。
駐車場に置いてあっても、道端でドライバーチェンジする際も、とにかく注目の的です。
彼のオフィスの駐車場に戻ってきてからあちこち見まくったのですがwww、エンジンルーム内は意外とシンプルな感じです。
細いホース類がぐちゃぐちゃ這いずり廻っていたり、色んな補機類が所狭しとくっ付いてるのかと思いましたが、わりとわかりやすい構造でした。
左右のシリンダーヘッドやプラグキャップなどもなんとか手が届くような感じになっていました。

ただ、話を聞いているとそれぞれのパーツの値段がハンパ無いそうで、国産量産車のパーツがいかに安いか実感しましたwww。
ブレーキローターなど、厚さがカプチーノの倍以上あるんじゃないかという程です。それに4ポットキャリパーだったような・・・w。
リアサスはショックが片側に2本付いていますwww。
彼は以前、ベンツのSL600に乗っていたのですが「ベンツのほうがはるかに速くて楽だったヨ、けど、存在感が全然違うね、フェラーリはヨ~」ってことでした。
ちなみにSL600は5.5リッターV12気筒ツインターボで517馬力ですw。
色々と見せてもらった結果、軽自動車だけどカプチーノも結構イケてるな~と思いましたwww。
フェラーリみたいな派手なデザインじゃないけど、足回りは4輪ダブルウイッシュボーンだし、ブレーキは4輪ディスクで、フロントはベンチレーテッドになってるし、フロントミッドシップエンジンレイアウトになってるし、インタークーラー付き4バルブツインカムターボエンジンでリッターあたりの馬力は約100馬力近いので今回のフェラーリと大差ないしwww、ボンネットやルーフは軽量のアルミ製だし、デタッチャブル式のルーフでフルオープンになるし、細かいとこではハンドルはテレスコピック&チルト式など、スポーツカーとして専用に生まれた車なので負けてる気持ちにはならなかったですネ~wwwwww
フェラーリ乗りの人にとっちゃー、アウトオブ眼中でしょうがwww
「さーて、それじゃー軽自動車のフェラーリに乗って帰ぇるとすっかーwww」
「またイジらせてネ~www」
と言って帰路につきましたw。