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2020年10月15日

【車輪】☆ホイール除電考察☆

【車輪】☆ホイール除電考察☆ 【特許番号】6597700
【登録日】2019年10月11日
【発行日】2019年10月30日
【発明の名称】車両の除電装置

少し前の特許情報ですでにたくさんの方々がブログや整備手帳にされて投稿しています。

あまり難しい事は分からないので、噛み砕いて自分でも分かりやすいようにまとめておこうと思います。

なおこの項目は「ホイール」(鉄、アルミ)とホイールキャップへの貼り付けに限られています。

タイヤには言及していますがそれをどうこうはまた別って事で。




前提となる条件ですが、まずは今までの除電と同じく

『自己放電式除電器は、コロナ放電を生じさせる鋭利もしくは尖った角部を有する導電性のテープであってよい』

たくさん放電するならギザギザに加工しましょう。
なんですが、、、

ホイールの場合

『前記導電性のテープは、一つの車輪当たりの総外周長が170〜185mmに形成されていてよい』

『前記自己放電式除電器は、前記コロナ放電を生じる突起部を有しかつ導電性材料を含有する放電塗料であってよい。
前記放電塗料は、一つの車輪当たりの総表面積が39.0〜42.5mm2に形成されていてよい』

という条件があります。

これは単純に測定結果に基づく燃費改善率によって定められていますが



具体的な数値で示されているのは珍しいかなと思います。

何故面積や総外周長が増えると燃費改善率が落ちるのか?

記述は下記の通りです

『一輪当たりのアルミ箔の総外周長が、所定値(約178mm)になるまでは、アルミ箔の総外周長が長くなるほど、燃費の改善率が向上する。一方、アルミ箔の総外周長が、所定値を超えると(約185mm~)、アルミ箔の総外周長が長くなるほど、燃費の改善率が低下する。これは、アルミ箔の総外周長が長くなるほど、車輪の外表面を流動する空気流の剥離を抑制することができるものの、その効果が大きすぎると、ホイールハウス内に空気が流れ込んでしまうためと考えられる』

バランスが大事だと言う事ですね。

しかしながらこの特許にはホイールのサイズ指定がありません。

スポークを要するという記載はあるのでフィンタイプやディッシュタイプでは試験していないのだろうとは思いますが。

とにもかくにも総外周長が185mmを越えなければいいとして、次は貼り付け場所ですが




図におけるa~dの地点それぞれに単独で貼り付けての試験結果です。

比較例は貼り付けなしの状態。
という事でa点への貼り付けは改善が見られず、b.c.dとスポーク外側で中心から離れていく毎に改善率が上がります。

自己放電除電器が長い軌跡を描く方が良いという事になると思います。

以下ホイールとキャップへの貼り付け推奨位置です(12というのが自己放電除電器)

貼り付け①



貼り付け②


デザインを見るにプリウスの15インチホイールだと思われます。

②の画像ではタイヤにも貼り付けているのがわかりますね。

総外周長が変わらなければ1枚でも分割でも効果は同じらしいです。

そうは言っても



1枚でもこんなサイズだし




分割するとこのサイズ×4です。

面積ではなく外周長なので、分割するほど小さくなっていきます。

これまで貼りまくってきた量を思うとこんなに少なくていいの?!
と感じてしまいますが、ホイールについては他の場所と異なり自己放電除電器が常に動いているので広範囲を除電できます。

なので固定物に比べて少なくていい訳ですね。

貼ってみたら物足りなくなること請け合いですな☆

もちろんギザギザ加工してしまうと外周長が長くなりますのでこの場合は長方形が良いでしょう。

すでに施工されている方々の投稿を見ていつやろういつやろうとモンモンしていましたが、お掃除して等間隔で貼り付けなくてはいけないのでしばらくは時間が取れなさそうです。

冬タイヤに履き替えてからゆっくりやってみようかなと思います☆

今のうちにスタッドレスについてる鉄チンに貼ってもいいし。

文章中に出てくる導電性高分子を含む塗料っていうのも凄く気になるところですが、それはまた別の機会に調べてみようと思います。

アルミテープ貼りすぎによる放電ラグについても追求してみたいです。

いやーしかしこういう情報を秒で見つける人もいるしメーカーより先にやってる人もいるし皆さんスゲェですね~☆

いつも後追いですが、置いていかれないように除電道を突き進んで参ります
(*^^*)

ちゃんちゃん☆


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Posted at 2020/10/15 18:59:24

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この記事へのコメント

2020年10月15日 19:11
こんばんは😃🌃
大変細かく調べられましたね。
大変参考になります。
確かにバランスは大切だと思います。
それを極められたら良いですね☺️
コメントへの返答
2020年10月15日 19:23
こんばんは(*´ω`*)
読み込んでいくと楽しいですけど理解が難しくなってきますね(笑)
バランスの見極めは非常に困難でしょうけど上手くやれれば効果は高いと信じてやってみようと思います☆
2020年10月15日 20:52
ってまだ施工はしてないんですね( ̄▽ ̄)
ホイールは貼る場所よく考えないと目立っちゃいますよね(><)
裏側で1番効果高い場所、、、
見えないところならどこが1番いいのかしら?
コメントへの返答
2020年10月16日 7:57
まだです~(;´・ω・)
ホイールは多分表の方に貼った方が良い気がするんですよ。
表側の流速を上げてしてタイヤハウス内の空気をベンチュリーで引き抜くってイメージなんだと思います。

ギザギザにしなくていいのとサイズが小さいので私は表側に貼っちゃうと思いますが、見えなくするならスポーク裏でタイヤに近い場所なら効果は同程度あると思います(*^^*)
2020年10月16日 9:08
ほうほう!
特許情報は適用範囲の問題があるので、ピンポイントの確信情報ではないですが、メチャメチャ参考になりますよね♪
周長、面積範囲がかなり絞られてるので、今回の情報はほぼ答えっぽいですがw

ホイールサイズの指定がない(適用範囲拡大のため?)ですが、実験結果から、大ホイールになればなるほど、アルミの総面積を減らして効果を絞っていかないと、タイヤハウスへ巻き込むことになりそうですね♪(恐らく純正ホイールマックスの20インチ(?)くらいで、下限の39.0m㎡、170mmかな!?)


自分は放電は1極集中の方が効果ありそう!?と思ってるので「針型」にしようと思いますが、ホイールフェイスは意匠面なので、うまいアルミデザインなのか、表面塗装なのか、ブラックアルマイトアルミテープなのか、、、
アルミは目立たずに、効果を出すのが難しそうですw
コメントへの返答
2020年10月16日 9:45
この特許で言及しているサイズや面積は限定されたサイズ(多分プリウスの15インチ)での結果だと思うのですが、メーカーとしてはその車に履かせるホイールで検証すればいい訳で新車に投入するなら微妙に外周長など変えるんでしょうね☆
ホイールデザイン等でだいぶ変わるでしょうし。
しかし地のアルミを露出させる訳にはいかないでしょうから導電塗料を使う方が現実的ではと思います。
さてさて自分の車はどうしようかなぁ、、、
2020年10月16日 11:20
連コメすみません。。。

特許情報中の周長と面積は同時に満たす必要がある?とすると、かなり細長くしないと成立しませんね♪

とりあえず、こんな感じでやってみようと思います♪
https://minkara.carview.co.jp/userid/346394/car/248715/4939637/photo.aspx

細いから導電性アルミの銀色でも目立たない!?かもw
コメントへの返答
2020年10月16日 12:29
恐らくなんですが、塗料にするか、テープにするかは「どちらか」でいいと思われます。

テープの場合は総外周長、塗料の場合は面積を気にしてくださいというように読めます。

理由としてはテープと塗料を併用した場合の数値記載が無く、文章中にも併用を推奨するようなものはありませんでした。
併用テストは行っていないものと思います。
併用してはいけないとも書いてないんですけど(笑)
併用するとしたら外周長1㍉に対して面積比がどうなるかといったややこしい話が出てきますし、導電性高分子を含んだ金属粉を含有する塗料ってのがどの程度の濃度なのかなど不明瞭な点が多いので、実績のあるアルミテープで施工するのがベターかなって思います☆
2020年10月16日 16:43
なるほど~!
全然ちゃんと読めてませんでしたw

テープと塗料で条件を分けてるってことですね!
自分のコメントで一番最初に書いた表面塗装は、アルミテープを目立たなくするため、導電性アルミテープの表面に塗装をしてホイールに見た目をなじませ、アルミ断面で放電するイメージでした♪


導電性塗料は手持ちに無く、すごく高そうなイメージなので、テストはすぐ出来る導電性アルミテープかな~と思ってます♪

テープは周長、塗料は面積で分けたということは、テープは端部(断面)、塗料は表面全体が放電に寄与するって話になる!?(放電の仕組みが異なる)んですかね~??


今回はテープ単発で周長&面積が両立できるので、その方向かと思っていますが、細すぎてすぐ剥がれそうなので現実は両立できないのかも?しれませんねw

自分が設計した条件だと、アルミテープの表面に導電性塗料を塗れば(実際は塗ってからカットです)、アルミテープ周長と塗装面積両方をクリアしますが、相乗効果でやりすぎて「ホイールハウス内に空気が流れ込む」ことになると思いますので、この特許条件だとアルミテープか導電性塗料のどちらか片方でしょうね♪
コメントへの返答
2020年10月16日 18:55
仮にアルミテープを面積で考えると塗料で指定している面積より大きいんですよね。
なのでテープの場合は外周断面からの放電という事で間違いないかと思います。
MOVELさんの設定で外周と表面両方から放電したとすると多分推奨よりも大きい放電になると思うのでもしかしたら逆効果になるかもですね(;´・ω・)ウーン・・・
見た目としては塗料の方が自然でしょうけども、おっしゃる通り価格が多分テープよりも高くなるであろうことと、持続期間がどの程度あるのかもわかりませんので素直にテープでいいかなって思います。
2022年2月23日 10:26
おはようございます😃
遅いコメントで失礼します。

今まで、自分はかなり適当にたくさん貼っていましたが、ほんの少しのアルミテープで良いことになるんですね。
要は、ホイールの外側に面していてタイヤとの繋ぎ目あたりに、外周総計170-185mmのテープを貼るってことなんですね。
新しいホイールとタイヤを用意したので、取り付け時に、ちょっと真面目にやってみたいです。
情報、まとめていただき、ありがとうございました。
コメントへの返答
2022年2月23日 15:31
つたない投稿へコメントありがとうございます(*^^*)
ホイールに関してはテープが常に動く事によって広範囲に貼るのと同じ効果があるというのがポイントだと思われます。
小さく貼るので心もとないと思うところですが、効果はあると信じて我慢しながら小さく貼ってみて下さい(笑)

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「新型プリウスの前後バンパーには
「HYBRID REBORN」と刻んであります。

ナンバー着けたら見えなくなりますw

生まれ変わったという事ですから乗ってみたいですね😆」
何シテル?   02/03 09:52
関changです。よろしくお願いします。
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