
なんだかスゴい事を書きそうな題ですが、、、(;・∀・)
トヨタが世界に誇るショーファーカー
『センチュリー』

免許を持っていない、車に興味のない方でも名前くらいは知っているのではないでしょうか。って位知名度の高い車の1つだと思います(´-ω-)ウム
少し古いモデルのセンチュリーに乗ったことがありますが、それでも他車とは一線を画す性能を感じました。
何故センチュリーについてブログを書こうと思ったのか。
今の車になってからというもの、これまでのように「これ着けたらちょっとタイム上がるかな~」とか「コレやったらカッコイイかな~」から
『ミニバンだし、いかに快適に使えるか』
という考えにシフトしています。
その中でも「静粛性」という、ノアヴォクシークラスではコストの面からもちょっとおざなり、それなりになっているところを良くしたら快適さに繋がるんじゃないかと思いました。
当初は小難しい事を考えていた訳ではなく、「デッドニングとか面白そうだからやってみっか!」程度です。
まず皆さんが投稿されているデッドニングについての整備手帳やブログ、ネットの情報、実店舗、実車等で情報を集めて簡単なところから手を入れていき、徐々に床とか屋根とか大きい場所へと進んでまだ道半ばですが、静粛性について考えていると
「外車とか、高級車と呼ばれる車と大衆車では何が違うのだろう」
と思うようになりました。
私はトヨタ派で、外車には詳しくもないですしとりあえずアルファードヴェルファイア、レクサス、その他国産で質の良さに定評のある車等と比べてみました。
それだけでも「あ~なるほどね~」と思うたことは多々あり参考になるものですが、
センチュリーに辿り着いた時に
「やっぱ違う」
と思い少し掘り下げて見たことをブログにしてみようと思った次第です。
静粛性に関してどう転んでもセンチュリーレベルになることは無いですし、素人がお安い材料でやってますからほぼ自己満足なんですけど、センチュリーという車について少しだけ伝わったらいいかなぁって思います☆
ただ掘り下げるのはボディの内側中心でそれ以外はサラッと流しますwww
まずはエンジン、V8 5.0L ハイブリッドを載せていますが、ハイブリッドで尚且つ大排気量ということでエンジン回転も低いでしょうし、セダンですからエンジンルームもしっかり前後長がありますので最近のミニバンのように室内側へエンジンルームがめり込むことが無いですね。それだけでも差が大きいですが、センチュリーはエンジンルームと車室内の隔壁がサンドイッチ鋼板になっており、一般的な車より遮音性が高くなっています。
更にこちら

アクティブノイズコントロールというルーフに仕込んだマイクでエンジンのこもり音を検出し、逆位相の音をスピーカーから出すことでノイズを打ち消す技術が使われています。
コレほしいわ~(*´д`*)ハァハァ
物理的な遮音と目に見えない音波による静音も行われているんですね。
次に足周り、前後マルチリンクのエアサスにノイズリダクションホイールも採用されています。
トヨタのノイズリダクションホイールはリム内に空洞(レゾネータ)を設けてロードノイズを低減させるタイプです。
他メーカーはまた違った構造のホイールでノイズを打ち消したりしていますね☆
レクサスにも採用されていますので、ドレスアップ兼インチアップに流用して更にロードノイズも抑えてくれる良いカスタムメニューかもしれませんね(*´д`*)ハァハァ
中古でも高いでしょうけども(笑)
そして室内ですが、まー豪華絢爛な装備の数々。書いてたらキリがないので端折りますが、もし乗ることがあってもヘタに触れないです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
カタログ見るだけでため息が出ます。
静粛性とは関係ない部分ですが『神威』というボディカラー(ブラック)は7層もの塗料やクリアブラックを吹いていますが、工程の中で職人が磨きや水研ぎを何回もして深い色合いを出すということもしています。
さて話を戻して静粛性について、まずガラスは全面高遮音性ガラスが採用されています。
ヴォクシーでもハイブリッドのフロントガラスに使われていますが、フロントガラスだけでも羨ましいのに全面とは恐れ入ります
m(_ _)m
続きまして室内の遮音防音について。個人的に1番気になっていた点なのですが、意外にもやってること自体は私や皆さんと同じなんですよね( ゚д゚)ハッ!
こちらです
トリムと鋼板の間にサイレンサーを入れていたり、床の鋼板にアスファルトシートを貼り付けたり、ダッシュサイレンサーの量を増やしたり、ルーフに職人が遮音材を貼り付けたりと整備手帳に上がるデッドニングの作業となんら変わりない事をしています。
職人が手作業でやっている事にまず感動を覚えますが、
違うのは「質」ですかね(笑)
適切な「場所」に最適な「量」の素材を「職人の技」で施工しています。
天井も私たちと同じようにツラい姿勢で貼り付けているらしいですよ(;^ω^)
どんな素材を使っているのか非常に興味深いですね(*´д`*)ハァハァ
レアルシルトだったりしてwww
ダッシュサイレンサーも一般的に5kg程度のところ約9.6kg使っていたり本当に極限までノイズを無くすために造られているのがわかりました。
しかも整備性や耐久性も損なうわけにはいかないのでサービスホールを塞ぐことはしないでしょうしパネルの脱着なんかも考慮されているでしょうし、手作業での貼り付けは際の際までしっかりやっているとのこと。
うーん1回見てみたい✧(✪д✪)✧
これらを知ることで果てしなく遠い存在に思えていたセンチュリーがほんの少しだけ身近に感じられました☆
長くなりましたがこんな感じで私がちょっと感動を覚えた事を書かせて頂きました。
トヨタの最高峰には熟達の「人の手」が加えられて完成しています。
世界のスーパーカーなんかもエンジンが人の手で組まれてたりしますよね。
機械と人の融合で素晴らしい物が造られていることを改めて実感します☆
私たちはほぼ機械によって完成した車に乗ることが当たり前ですが、手を加える余地があり好みの方向性にカスタマイズして楽しんでいます(*^^*)
造るも乗るもやはり人間と、機械だけではわからない人の感性あってこそのものだなと言うことで、締めさせていただいて(笑)
長文にて失礼致しました☆
まだまだマイカーも進化させるぞ!
低予算で!(笑)
それでは( *´艸`)