
3回に分けて施工したアルミテープチューン。まずは施工を終えそれなりに走行しての感想ですが、正直なところプラシーボの域を超えない程度の変化かな、と思います。
効果を感じえない理由としては新車であることや、新車の時点でアルミテープの施工がしてあるVOXYということ、貼り付け位置や範囲が適切ではない、施工したのが6月(梅雨時期)であったことなどが考えられます。
1番の理由は自分のセンサーの低スペック具合だと思われますが(;´Д`)
恐らくは新車よりもそれなりに年式の経つ車両や走行距離が多い車両に施工した方が違いを感じやすいのではないかと思います。
また、6月ということに関しては、このチューニングが静電気に起因するものであるが故に湿度が高い季節や雨の降る時期にはそもそも帯電自体しにくい環境であると考えます。
そういった中でも僅かに体感できた部分もありました。普段通勤で車に乗っていますが、いつも通りのアクセル開度で一定速度に到達する時間が早くなりました。
別にパワーが上がったわけでも燃費が良くなったわけでもありませんが、レスポンスが若干上がったような感じです。
エアクリーナー周りやインマニ等に施行したことにより、吸気が整流された結果わずかにレスポンスが上がったのではないかと思います。
まぁプラシーボっちゃプラシーボですがw
そもそもこのアルミテープが開発された背景を少し話しますと、、、トヨタ86の開発チーフエンジニアである多田さんが86開発中に、前日走行テストした車両が、翌日になって全く仕様変更していないにも関わらずフィーリングが変わったとテストドライバーに言われ、その原因を探っていったところどうやら静電気が悪さをしているらしいと突き止めた事に起因しているらしいです。
それを除電する方法として行き着いたのがアルミテープで、その効果から現在新車に使われるようになっていきました。

多田哲也氏
なので、走ってすぐに効果が感じられるということはあまり考えづらく、走行していくうちに車両に溜まっていく静電気をうまく除去することで性能変化を起こさないようにする、というのが正しい解釈なのだと思います。
ですから例えば私のように通勤で毎日乗る使い方で、なおかつ冬場のように静電気の溜まりやすい環境下においては効果が高いのではないかと推測します。
除電という考え方については車両のみならず、例えば一部のタイヤには導電素材が混ぜこまれていたり、導電スリットという除電するための構造が使われていたりします。(ウチの車は導電スリットありませんでしたw)
ですから最新の車でそういったタイヤを履いていたら、チューニングによる効果は低くなって当然ではないかと。
ただそれだけ色んなメーカーが静電気に着目し、走行への影響がないように技術を開発していることからも、このチューニングが無意味とは言いきれません。
車によって、部品によって貼り方や面積、形状などバランスを求められるので効果があった、なかったとオカルト的プラシーボ的なチューニングと言われても仕方ないことだと思いますが、トヨタの特許だけでなく色んな方面から調べれば調べるほど、効果は確実に得られるものであると感じました。
私はほぼ体感できていないんですけれどもw
そして私がとっても参考にさせて頂いた整備手帳を書いた方の言葉をお借りして総括すると、わずか数千円でこれだけ頭を捻ってあーでもないこーでもないと考えて車いじりをできるアルミテープチューニングはとても楽しい、です。
自己満足、というか充実感もかなりありますし、効果は感じられなくても気持ちいいですからw
是非マイカーの1番良いポイントやバランスを見つけるまでやってみてほしいチューニングだと思います☆
私もとりあえず一旦完了としましたが、経過を見て追加や変更など色々試したいことがまだまだあるので、今後も引き続き検証して行きたいと思います。まずは冬がくるまでに見直しをして、最終的に車を降りる時パチッとこない車を目指してみますw
長文の駄文を最後まで読んで頂けたようでしたら、大いに感謝致します☆
Posted at 2018/07/13 02:30:17 | |
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