
2019年9月17日
新型カローラ、カローラツーリングが発表となりました。
今までのカローラのイメージをガラッと変えるスポーティなエクステリアでカッコイイと思います。
先行してカローラスポーツが出てましたから形は想像出来ていた所もありますが、
実はバンパーの形状がそれぞれ少し違っていたり、グローバルカローラよりも少し車体(外板)が小さい国内専用のナローボディを作っていたり、プラットフォームはもちろんTNGAでリヤサスペンションはダブルウィッシュボーン式。
iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)もラインナップされていて、力を入れているなーというのが伝わってくるモデルだと思います。
と、言いましてもカローラ本体のお話はこれでサラッと終えまして。
今後トヨタ(に限らず?)の新型車、MC、商品強化に搭載されていく
「DA」ディスプレイオーディオ
について思うことを書きたいと思います。

※カローラシリーズのディスプレイオーディオ9インチ
外車は採用されているメーカーが多いと思うんですが、、、(詳しくはわかりません)
国内だと今はマツダくらいでしょうか??
トヨタとしてはこのカローラシリーズがDA第1号車となるわけですが。
まずDAとは、ごく簡単に言えば
「モニターが標準装備になってるだけ」
です。
カローラの場合は7インチが標準、9インチがメーカーオプション(インチアップと6スピーカーがセット)
レス仕様はありません。
オーディオソースはラジオのみ。
テレビは別途申込(有料)
CD/DVDといったディスクは入りません。一部車種にはディーラーオプションでCD/DVDデッキが設定されるらしい。
音楽はどうするの?となると、標準装備に
SDL(スマートデバイスリンク)
というものがあります。純正のディーラーオプションナビにも搭載されている機能ですが、要するにスマホ(タブレット含む)を繋ぐ機能です。
スマホアプリに
「TOYOTA smart device Link」アプリ
があるので、インストールしてBluetoothで繋ぐか、DA搭載車にはデータ通信ができるUSBソケットがあるので有線接続して使います。使えるアプリは限られますが、音楽はスマホ依存となります。
それと上記にテレビは別途申込と記載しましたが、
テレビと「Apple carplay、Android auto」がセット申し込みとなります。
ナビとしての機能はありませんから、
iPhoneの場合は「Applecarplay」で、
Androidの場合は「Androidauto」で、
それぞれ対応したアプリを用いナビとして機能させます。
純正ナビ同等の機能が欲しい、有線接続してる間スマホが使えないのはな、、、という方はディーラーオプションの
「T-Connectナビキット」
を装着すると、ナビ機能をDAに持たせることが出来ます。
そうすれば、ディスクが入らないこと以外は今までの純正と変わりない使い勝手に出来ます。
と、まぁザックリザックリとDAの機能について並べた訳ですが、、、
個人的には
「まだ早い」
と思ってしまっています。
確かにDAのメリットは大きくメーカーとしてはディスプレイというハードを載せておけば、ソフトはそれぞれの国の媒体で使えますからナビのように言語や地図をその国の物にわざわざ設定する必要がなく、OSやアプリが進化すれば良いわけで、ナビ開発をしなくても大丈夫になっちゃう。
コストの削減は非常に大きいでしょう。
その分車両そのものの性能を上げたり機能や装備を充実させたり、逆にコスパの良い低価格車も作れるかもしれません。
もっと色々な理由があると思いますが、これから全ての車はDA化していくのは間違いないと考えていいのではないかと。
メーカーが世界で生き残りを掛けて行くために仕方ないことでしょう。
しかしながらみんカラ民の私は敢えてこの流れにNOと言いたいです。
現行ヴォクシーユーザーの私がDA化された新型ヴォクシー(トヨタの新型2Lミニバン)に乗るとして(その頃にはセレナやステップワゴンもDAかも)
まずナビは選べません。私は純正ナビですが、それでも7.9.10インチから選べました。
恐らくDAだと7か9からとか、インチは選べるでしょう。で、多分大画面にするとスピーカーが増える。しかしオーディオレスはないので社外を付ける選択肢はありません。
バックモニターは車両標準装備でメーカーオプションにてパノラミックビュー等が設定されるはず。
ETCはもちろんナビ連動の2.0。
後席モニターはDOPの設定だと思われますが社外品に互換性はないでしょう。
いかがですか?
今までのように好きなメーカーのナビを選んで、合わせてスピーカーを替えたり後席モニターをつけたり、モニター増設とかそういった事は出来なくなりますね。
スピーカー単体を替えたりサブウーファーを付けるのは出来るでしょうが、、、
DA化が悪いと言うことではありません。が、時期尚早という気がしないでもないです。
以前は電気自動車が未来の話しで、自動ブレーキや自動運転もほんの5年前はイメージ出来ていた人がどれだけ居たか。
そう思うとDAについても2.3年もすれば当たり前に感じてしまうのかもしれませんが現時点で違和感を感じ得ないのはおっさん化している証拠でしょうか(笑)
少なくとも車のカスタムを楽しむ人達は一定存在していて、拡張性に乏しい機能はそういった楽しみを阻害してしまうということに対して私たちがどのように対応していけるのかが気掛かりです。
アルパイン、カロッツェリア、ケンウッド、パナソニックと言ったナビメーカーも今後は開発を違う方向で考えなくてはいけなくなります。
データシステムやビートソニックなんかでDA用のハーネスを頑張って開発してもらって拡張性はなんとか確保してもらいたいものです
(`・ω・´)ゞ
たくさんのメーカーが未来の車作りに頑張っています。
今年の東京モーターショーも楽しみです☆
私達も未来人にならないといけないのでしょうね(笑)
そんな車の未来をナビ視点からちょっとだけ考えたくなった、そんなお話しでした
(*´ω`*)
ちなみにトヨタとLINEが共同開発したアプリ
「LINEカーナビ」
音声操作は「ねぇCLOVA」(クローバ)、、、
HeySiri!!
OK Google
Alexa~
ねぇCLOVA
、、、人じゃないものに話しかけるのって、おっさんとっても恥ずかしいんですよねwww