いやぁ~6月に入ってから、ここ北海道は季節外れの暑さが続いていますねぇ。
そんな中、少々涼しい内容でもお届けしましょうかね。
(と言って、すっかり機を逸したスノーイベントブログを誤魔化してupしてみます…^^;)
3月4日(日)は「
2018JMRC北海道スノーチャレンジカップin千歳」というラリーイベントがありまして、今回は選手(コ・ドライバー)として参加してみました。
とはいえ、
1月のEZOエンドレスラリーはオフィシャル、
2月のブリザードラリーは観戦(少しサービスの手伝い)で参加したので、これが今シーズン最後のスノーラリー参戦になります。
…えぇ、今季初参戦&最終戦です。(笑)
(いや、”フルコンプ達成”とも言えますかね…^^;)
このラリーはチャンピオンクラスが設定されておらず、また公道を使用しない”箱庭ラリー”なので、格式としてはクローズドになるのですが、今回は「エキスパート・スパイククラス」という部門が設定されていました。
読んで字の如く、スパイクタイヤの使用が可能でして、しかもクローズドクラスより参加費が安いので、氷上をはじめ荒れた路面を豪快に、しかもリーズナブルに走りたい方にとっては絶好のカテゴリーのようです♪
ってなワケで、今回はエキスパート・スパイククラスからエントリーしてみました。
ただ、毎冬道内で開催されている、ラリー以外の氷上イベントによく参戦されている方々も多数エントリーされることでしょうから、これはかなりの”激戦区”になるかも??(汗)
で、当日。
参加受付が朝7時半からと、1DAYラリーにしては遅めのスタート(大抵は朝6時~)だったので、前日は十分睡眠をとっての会場入りです。(笑)
会場のあちこちでは、早くもサービス設営や歓談で盛り上がっているようですね。( ´∀`)
そうそう、コンビは例年と同じく
バビントンさんと組ませて頂きました。
スパイククラスからの参戦なので、タイヤも秘蔵の兵器(?)があるようです。
そして、今回お世話になるサービスは…なんとマシン8台、総勢20名近くの大所帯!
前戦ブリザードラリーの時から、みん友さんの間で「スノーチャレンジカップではみんなでサービスを設けないか?」との話になり、あれよあれよという内に大規模化したようです。
テント内も、鍋3台におやつ類と…ワークスチームより大規模だった…かも?(^^;
とはいえ、専属メカニックさんは居ませんので、マシン整備やタイヤ交換はセルフサービスだったりします。(笑)
さぁ~タイヤもスパイクに”武装”したことだし、ツルツルのアイス路面よどんと来い!…と言いたいとこだったんですが、なんとこの日は季節外れのプラス気温…。
おかげで、コースはベチャベチャのシャーベット状になっているようですが、
何年か前のスノーラリーでも似たような事があり、あまりのザクザク路面でパリダカの如く途中で立ち往生するマシンが続出していたので、やはりスパイククラスにして正解だったかもしれません。(^^;
お次はレッキ(コースの下見走行)へ。
ルートマップだけ見ると一見シンプルなようですが、実際にマシンに乗ってコースを眺めると、地図では直線のはずが微妙なコーナーだったり、逆にクネクネしていても実際はそれほどでもなかったりと…やはり自分の目で見た感覚とはかなり異なりましたね。
カーナビの画面に例えると、ノーマルビューとスカイビューぐらいの違い、といったところでしょうか。
(↑かえって分かりにくいかな?^^;)
今度は車検。
もちろん、違反なんてしていませんが…念のため。(笑)
そうそう、今回ご参加のみん友さんのご紹介を忘れてましたね。
Reynard@R.T.C.さんがコ・ドライバーを務めるサンバー
青いメカウマさん/
美瑛番外地さん組のブーンX4(写真左端)
久野さん夫妻のスイスポ
taka-ponさんのBRZ(写真左)
今回はついにドライバーとしてのご参戦です!
0カー兼スイーパー(コースの安全確認や管理を行うオフィシャルカー)は、
たくろー@みらーじゅさんがご担当。
他に、観戦では
れいぽんさんと…いつものメンバーが勢揃いです♪
今度はブリーフィング
前述のとおり、このイベントはクローズド格式(競技ライセンスが無くても参加出来るイベント)につき、初心者向けに設定されている一面があるので、ラリーのおおまかなルールを分かりやすく解説して頂きました。
もちろん、また基本的なヘマをしないよう、小生もじっくり聞き入れます。(^^;
そして、いよいよ競技開始!
今回のラリーはSSが合計4本。
途中サービスタイムが3回あるので、SS1本を走行するたびにサービスを受けられるというスケジュールになっていました。
なので、走り終える毎にテントで歓談やらつまみ食い(?)が可能な、なかなかユルい設定になっています。
いやぁ~ありがたいですねぇ。( ´ー`)
まずはSS1本目。
予想通り、路面はシャーベット状態。
アイス路面と違ってコントロールはそれなりに効くんですが、路面が柔らかいためトラクションが伝わりにくいのです。
なので、思いっきりアクセルを踏まないとなかなか進みません…。
マキネンランサーはAWDなのでまだ進んでいる方ですが、これが2駆だったらきっと大変な事でしょう。
…と、余裕をかましていたら…あとは
ドラさんのブログをご参照下さい。(苦笑)
サービスへ戻ると、さっそくバンパー内に食い込んだ雪の掻き出し作業です。(^_^;)
SS2本目。
今度は同じ失敗をしないよう注意し、ドラさんも見事それに応えてくれましたが…どうやらペースノートの読み飛ばしがあったらしい。
後でノートをチェックしてみると…確かにそうだったかもしれません。
ってなワケで、ロストしてたようでゴメンナサイ…m(_ _)m>バビントンさん
SS2~3の間は45分と長めのサービスタイムがあり、時間もちょうどお昼頃だったので、ここでお待ちかねのランチタイムです♪
今回のサービスメニューはおでん!
いやぁ~やはり冬のラリーは温かい食べ物が身にしみますねぇ。( ´∀`)
ケータリングありがとうございます♪
他には、久野さんご夫妻より差し入れの手作りスイーツやら、サービスメンバーさんからのエナジードリンクも頂きました♪
…えぇ、これぞ正しいドーピング(?)です。(笑)
サービス周辺では、食事がてらお互いの走行感想を歓談しながらワイワイやるのもなかなか楽しいものです。( ´ー`)
さぁ~午後のSSも頑張らなきゃぁね!
SS3,4は、午前中に走行したコース設定の変更版でしたが、最終SSでリアバンパーをヒットした以外は、ほぼノートラブルで走り切ったと記憶しています。
バンパーヒットは、マシン右後方を雪壁に”壁ドン”しましたが、マシン本体が無傷で済むのはスノーラリーならではです。
しかも、クラス順位はSSを重ねる毎に粘り強く(?)じわじわと上がり続け、最終SSではベスト3のタイムを記録!
これぞ元F1ドライバー中嶋悟さんの得意技”納豆走法”の再現です。(笑)
そして、全SSを走行し暫定結果を見ると、我々はクラス5位。
まぁ、それはイイんですが…何と上位2台は2WD、3位は途中でマシントラブルからAWD→2WDになったマシンでないの。
どうやら、普段はダートトライアルやジムカーナでご活躍のバリバリの現役選手であることにに加え、スパイクタイヤもWRC並みのフルピン仕様を履いているらしい。
いやぁ~AWDを凌ぐタイムを叩き出せるとは流石ですね!
(…ってか、もはや脱帽でしたよ。┐('~`;)┌)
そして表彰式。
みん友さんでは、青いメカウマさん/美瑛番外地さん組がクラス優勝。
そして、オーバーオール1位(今回イベントの総合優勝)でもありました!
おめでとうございます♪
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こうして、今シーズンのJMRC北海道スノーラリーシリーズをはじめ、各種スノーイベントも無事終了。
冒頭にも書いたように、今年のスノーラリーは、選手、観客、裏方と、それぞれ参加形態は異なりましたが、ラリーは出るのも観るのも運営を手伝うのもみんな楽しいですね♪
皆さんも是非ラリーの世界へ一歩足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい世界が待っている事でしょう♪
あ、あまりにハマり過ぎると抜け出せなくなる恐れがありますので、皆さんにおかれましては、使用上の注意をよく読んでからハマった方が良いかもです。(^_^;)