リアキャリパーのオーバーホール②

リアキャリパーのオーバーホール①からの続き

かなりピストンが浮いてきましたね（＾＾）
・・・途中でなぜか、キャリパー側のブーツの嵌まり
が外れました（写真）
ブーツの弾力性が無くなっていて、スッポ抜けた感じ。

それとピストンを回す過程の中で、特殊ツールを使って
いると、スペースがかなり厳しくなってきます（写真）。

自分はある程度まで緩めたら、手で掴んで回しました。
固い場合もあるので、その場合はラジオペンチか何か
を引っ掛けて回すとイイかもしれません。

以下、ペンチを使う場合
※ピストンの先端の窪みに引っ掛けるだけ
※サイド部分を掴んだりして、キズを付けないように

・・・ピストンが抜けました（＾＾）
フルードが結構な量こぼれるので、下に置いた受け
の位置等を確かめておきます。

シリンダー内のシールも交換するので外します。

・・・フロントと同様、つま楊枝で外しました（＾＾；

そしてピストンを掃除。

・・・キズも無く、キレイ（＾＾）ｖ

シリンダー内も掃除。

・・・こちらもキズ無く、キレイです（＾＾）ｖ
内部の溝は掃除しにくかったので、綿棒を使いました。
※埃等の付着を最低限に抑えたいので、これらの掃除
は埃等の出にくいウエス、綿棒も固めの方がイイかも
そして手は軍手無しの素手、またはゴム手orビニ手

掃除が終われば、新品のブーツを組み付けます。
その前にグリスを塗布。

ブーツ、内部シール及びスライドピンに使うグリスは
このピンクのやつ。
もう一つの赤というかオレンジのやつは、パッドの
ガイド部分等に使うらしい・・・前回、パッドの残量確認
をした時にその周辺は、別のグリスでメンテしたので、
今回はこのピンクのやつだけを使いたいと思います。

って事で、グリスを塗った内部シールをシリンダーに
組み付けました。

リアキャリパーのオーバーホール③に続く