2011年12月21日
SAAB倒産に思う
現状把握
AFP
http://www.afpbb.com/article/economy/2846643/8215748?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
【12月19日 AFP】スウェーデンの自動車メーカー「サーブ(Saab)」は19日、スウェーデンの裁判所に破産を申請した。裁判所がAFPに明らかにした。2年に及んだ同社の経営立て直しの取り組みは実を結ばなかった。
サーブのビクター・ミュラー(Victor Muller)最高経営責任者(CEO)は、サーブの経営破たんを回避するために最近数か月、中国の自動車メーカー「浙江青年蓮花汽車(Youngman)」や自動車ディーラー「厖大汽貿(Pang Da)」と交渉を進めていた。
だが、かつてサーブの親会社だった米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)は、これらの中国企業への技術ライセンスの譲渡を拒否する考えを繰り返し示しており、これがサーブ救済の障害となった。
2010年初めにGMから売却された後のサーブは苦難の連続だった。今年4月には部品メーカーから多額の支払い滞納を理由に部品の供給を止められて製造中止に追い込まれた。サーブは5か月連続で給与が遅配となっており、約3700人の従業員が11月分の給与をまだ受け取っていない中での破産申請となった。
Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWHL7S0YHQ0X01.html
『サーブ解体に現実味-中国企業との提携には資金面の問題とGMの反対』
12月19日(ブルームバーグ):破産申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブ・オートモビルは、半世紀以上にわたり続けてきた事業を解体・売却し、債務の支払いに充てる可能性が出てきた。
サーブの親会社スウェディッシュ・オートモビルの声明によると、サーブへの融資提供で名乗りを上げていた中国企業は資金を用意することができず、また前のオーナーだった米ゼネラル・モーターズ(GM)が中国企業とのこの提携案に反対する姿勢を表明したことから、同社はベーネルスボリ地方裁判所に破産申請するに至った。
サーブのビクター・ミューラー最高経営責任者(CEO)は19日、本社で開いた記者会見で「私のキャリアの中できょうが最悪の日であることは間違いない」と述べた。同社の従業員は約3600人。
同CEOは2012年までに12万台を販売し黒字化することを目標としていた。しかし、これまで同目標に向けた段階ごとの目標が達成されたことはなく、10年も5万-6万台の目標に対して3万1696台にとどまっていた。供給業者への支払いが滞り、同社の生産ラインは今年3月から大半が停止している。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/t10014762491000.html
親会社が「サーブ」破産を申請
12月20日 0時9分
経営危機に陥っていたスウェーデンの大手自動車メーカー「サーブ」の親会社は、19日、中国企業による救済策が最終的にまとまらなかったことから、裁判所にサーブの破産を申請したことを明らかにしました。
発表によりますと、サーブの親会社の高級スポーツ車メーカー「スウェディッシュ・オートモービル」は、19日、サーブの破産申請をスウェーデンの裁判所に行いました。業績の低迷で深刻な経営危機に陥っていたサーブを巡っては、ことし10月、中国の大手自動車ディーラーなど中国企業2社が株式のすべてを親会社から買い取り、経営の立て直しを図ることで基本合意していました。しかし、詰めの交渉がまとまらず、中国側が手を引くことを表明したため、経営再建のめどが立たなくなったものです。これについて欧米のメディアは、かつてサーブを保有し、現在も部品などを供給しているアメリカの「ゼネラル・モーターズ」が中国企業への技術供与に反対したため、救済策が頓挫することになったと伝えています。
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航空機部門との関係など
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/SAAB
SAAB (サーブ、Saab AB) は、スウェーデンの航空機・軍需品メーカーである。
一般的に「サーブ」として知られている自動車会社のサーブ・オートモービルは、当初はSAABの自動車製造部門であった。その後、同部門はゼネラルモーターズの完全子会社となり、現在はスパイカー・カーズの傘下となっていて、SAABとのあいだに直接の資本関係は無くなっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB
サーブ・オートモービル (Saab Automobile AB ) は、 スウェーデンの自動車メーカー。
航空機・軍需品メーカーであるSAABの自動車部門として、1947年に設立された。1990年に、アメリカのゼネラルモーターズ(GM)の出資を受けて、SAABから分離され単独の会社となり、2000年からGMの完全子会社となった。一般には「サーブ」として知られる。
2009年2月20日、経営悪化のために会社更生手続きに入り、2010年にサーブ・スパイカー・オートモービルズとして、スパイカー・カーズの傘下企業となったが、その後も業績低迷が続き従業員への賃金の滞りなど資金繰りはなお悪化、2011年9月7日に2度目の会社更生手続きを申請した。
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以上を総合すると、SAABはダメダメで何度も倒産の危機にあったがGMやスパイカーが助けてくれた(○○冶金みたいだwww)。でも親会社も苦しいし、SAABは相変わらず親方日の丸(じゃなくてスカンジナビア・クロスww)のダメ体質だし、ブランド指向の中国人は金持ってそうだし売却しようとしたら不動産バブルの崩壊で大損こいた中国人が意外と貧乏で買ってくれない。また部品供給や特許温存で一定の影響力を持つGMはバリバリのコンサバ、タカ派で中国が大嫌い。
中国人としては、欲しいのはブランドと技術と仕入れ・販売網だけで、工場や高福祉・高賃金の従業員は要らない。しかしこのままだと技術はついてこない、部品調達もヤバい、下手すると30分に1回お茶しちゃう技師も押し付けられそうwww
じゃあ解散して清算しますか、ということに相成った。
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SAABというクルマ
「クルマは文化である」という持論を最も体現したクルマ。
最近はずいぶんグローバル化したが、極端なファスト・バックの変な格好。寒い地方のクルマなのでハッチを開けても冷気が入り込みにくい工夫がされているとか。日本で言う「寒冷地仕様」は標準装備なんじゃないかなー、知らないけどwww
ターボが認可になったときは注目されたが、いまは別にどうってこともない。
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SAABに乗っていた人
1.ニッセイのおばちゃん。「ちょっと目先の変わったガイシャが欲しいわね。サーブなんてどうかしら?」と言って買ったそうだwww N田の糞田舎でSAABは要らんやろw
2.久留米の開業歯科医。この人はアタマが(リアルに)変で、半年に一度、ガイシャを買ってしまう。
3.定年しても働かされている医学部の元教授。この人はSAAB好き。古い型を手入れもせずに乗っていた。クルマに興味のない人はガイシャと気づかない。
4.映画『四季・奈津子』でファンファン大佐が烏丸せつこをナンパするときのクルマ。ダートをズリズリ滑らせながら走る。
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SAABデザインの影響
日産ブルーバードU13型系に影響を見ることができる(ような気がするのは俺だけ?)。
逆に言うと、SAABの魅力はあの垢抜けないスタイルだけであり、デザインがグローバル化した現在、何らかの存在価値があるとは思えない。
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結論
どーでもいい歌を歌いますw
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Posted at
2011/12/21 01:29:22
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