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2020年09月18日

9月6日の塩分補給 水産研究・教育機構 漁業調査船「若鷹丸」寄港

9月6日の塩分補給 水産研究・教育機構 漁業調査船「若鷹丸」寄港 皆さん、こんにちは。9月6日この日は、曇り空の穏やかな朝を
迎えました。日中の気温は27℃で、蒸し暑い一日となった我
が街小樽でした。この日は国立研究開発法人水産研究・教
育機構が所有する漁業調査船「若鷹丸」692tが、小樽港へ寄
港しました。本船は同機構東北区水産研究所に所属する漁
業調査船で、東北沖合や北太平洋で海洋生産力調査、海洋
放射能調査、海洋環境調査、漁業資源調査等の漁業に関連
した海洋調査を行なっています。本船が小樽港へ寄港する
のも今回が初めての様に思います。この日も本船の入港の
模様を祝津パノラマ展望台から追っかけてきました。

↑PC・スマホ・タブレットでの閲覧では、四角の箇所をクリックすると、BGMが流れますのでVOLには、充分注意して下さい。再度クリックすると再生が停止します。


この日も、塩分補給の聖地、いつもの祝津パノラマ展望台へ出動です。この日の石狩湾の海況は波もなく視程もよい、穏やかな海況でした。


祝津沖2マイルに、本日入港の水産研究・教育機構 漁業調査船「若鷹丸」692tの船影が見えました。4ノット(7.4㎞/h)の速力で、ゆっくりと航行しています。




ゆっくりと日和山灯台沖を航行していきました。自分も小樽港へ追いかけます。


小樽港第二埠頭9番岸壁で待機します。やがて小樽港々口に「若鷹丸」の白い船体が現れました。


漁業調査船「若鷹丸」小樽港初入港(おそらく)です。




港内に入り、デッドスローで航行し、接岸する第二埠頭9番岸壁へ向かいます。


船首、船尾には、乗組員が入港作業の配置に就いています。




デッドスローで、接岸する第二埠頭にに近づいてきました。




バウスラスターを起動させ、船首を左に回頭し、岸壁と平行にしていきます。

バウチョック上には、サンドレッドを持った乗員がスタンバイしています。


船尾側で、舫銃(索発射銃)でロープが岸壁に渡され、ホーサーが繋がれました。



船首から、サンドレッドが投げられ、スプリングが降ろされビットに繋がれました。

続いて、フォアラインのサンドレッドが投げらました。



バウチョックベルマウスから、フォアラインが降ろされ、ビットに繋がれました。



ホーサーを張り合わせしながら着岸です。ウイングで、船長が着岸の指揮をしています。


着岸完了です。





漁業調査船「若鷹丸」
国立研究開発法人水産研究・教育機構・東北区水産研究所所属
総トン数: 692t
全長:57.73m 幅:11.00m 深さ:4.5/6.5m 喫水: 4.45m
船質:鋼
主機関:ディーゼル ヤンマー T240-ET2 1,000PS×2基(2基1軸)
推進機:可変ピッチプロペラ1基 速力:約12ノット
最大搭載人員:31名 定係港: 塩釜市
竣工: 平成7年3月24日 建造所: 三井造船(株)玉野工場
搭載設備(漁撈、調査・観測設備等)
トロール設備・観測用ウインチ・ラインホーラー・計量魚探・魚群探知機
全周型スキャニングソナー・いか釣り機・CTD採水装置・表層生物環境モニタリング装置(OPCS)・音響 ドップラー流速計(ADCP)

本船は主に東北沖合や北西太平洋において、スケトウダラの加入量調査、底魚類の資源量調査、魚の餌となるプランクトン調査、海底土採集による放射能調査、水中グライダーによる海洋観測調査等、漁業に関連した海洋調査を行っています。
最新の調査観測機器を搭載すると共に、音響機器の精度向上の為 振動・騒音の低減、コンピューターを用いた運航管理、低速航行及び停船時の操船制御装置、自動定点復帰装置、船内LANによる調査観測情報及び船内情報等の処理の高度化を実現したハイテク漁業調査船です。 今回本船は、8月31日~9月11日の間で、北海道北岸(オホーツク海)及び西岸(日本海)にて、停船して観測機器を垂下する海洋調査を行っており、調査途中の乗員の休養の為の寄港のようです。

本船の船型は調査船ではおなじみの、船首部が一段高くなった、船首楼型船型です。

船名は、当時の農林水産大臣である「大河原太一郎」が揮毫したそうです。

本船も登録は漁船登録です。MGは、宮城県です。

船首は球状船首(バルバスバウ)を採用し、バウスラスターも装備しています。

船首には、波浪センサーが装備されています。調査船等ではおなじみの装備です。



船橋は、統合管制室と呼ばれ本船の頭脳にあたる部分で、航海・操船区画(船首側)、海図・観測区画(右舷側)、無線区画(左舷側前部)、機関制御区画(左側後部)及びウィンチ操作区画(船尾側)の5区画が一か所に機能的に配置されていますが、仕切や壁は全くなく四周にわたる視界が確保されています。本船は定時定点観測での外乱や曳網等 により本船が流されたり移動した場合でも、自動で定点に復帰する機能を装備しています。


海洋調査時は低速における微妙な船速調整を行う為、ウイング上には、スラスター計、プロペラ翼角計、舵角計が装備されています。本船はシリング舵を採用している事から、最大舵角は70°を取ることが可能です。


コンパスデッキ上には、衛星リモートセンシング用のレ・ドームを搭載し、地球観測衛星を使用し、海面の温度計側や、漁場予測等様々な海洋調査に使用されます。

レーダーマストには、X、Sバンドレーダー、GPSジャイロ、衛星航法アンテナ等最新の機器が備わっています。


後部は観測甲板で、トロール設備や、観測ウインチが装備されています。

独立行政法人国立研究開発法人水産研究・教育機構のファンネルマークです。FRAはFisheries Research Agency の略です。

船尾はトロールネットを揚収する為、スリップウェイとなっています。本船もトロールネット開口の為に、船尾のブロックにオッターボード(船尾左右舷に吊り下げられた水中凧)を備えていたようですが、今回は外しているようです。

トロール網揚収時に使用する、クレーン。


トロールウインチ ウインチドラムにはワイヤーが巻いてありませんでした。


船尾両舷には、トロール網を曳くワーピングウインチがあります。

後部のキングポストには、漁労従事燈が装備され、夜間のトロール等の作業時に点灯させます。


甲板上には、採泥器(スミス・マッキンタイヤ型)が置いてありました。
採泥器は、海底土を採取する器具で、このタイプの採泥器の利点は、採取位置が特定可能・海底表面を広く乱さず採取可能が挙げられます。


CTD採水装置 Conductivity Temperature Depth profilerの略で、電気伝導度、温度、水深を観測する装置です。アーマードケーブル(電気信号を伝える心線をワイヤーで被覆したケーブル)が届き、測器が水圧に耐える限りの深海まで(CTDだけなら6000m以上)、水温や塩分をリアルタイムで観測することができる。採水器と水温、塩分、溶存酸素、水圧の情報に加え、濁度、クロロフィル、光量子、及び、高度(海底からCTDまでの)センサーで構成された観測装置で、より多くの情報が一度に得られます。

CTDには、クローズドネットシステム(モクネスネット)と呼ばれる、希望する各水深の層にいるプランクトンなどを順次採集してゆくネットが取り付けられていました。

アーマードケーブル誘導ウインチ


CTDクレーンとCTDウインチ

これらの観測機の操作は、統合管制室ウインチ区画で行います。

本船は、最新のハイテク装備を搭載する事によって、水産資源、海洋調査活動に威力を発揮してくれると思われます。 特に、航海、機関、観測及び漁労設備等を含めた各種装置に大幅な省力化、自動化を図る事により、画期的な少人数稼働調査船として今後建造される調査船のモデルシップになると思われます。

恒例のパチリ 本船は、翌日午後、出港し日本海側の調査に復帰したようです。





今回のBGMは、大英帝国が誇る鋼鉄の名ブランド「サクソン」(SAXON)です。
1988年10thアルバム「DESTINY」より「I CAN'T WAIT ANYMORE」です。
「サクソン」史上最高のメロディアスなバラード、おおよそ「サクソン」とは思えないながらも、こんな才能もあるのかって驚かされる一曲です。本来の魅力とは違うかも知れませんが良い曲です。
ブログ一覧 | | 日記
Posted at 2020/09/20 12:52:41

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この記事へのコメント

2020年9月20日 13:23
こんにちは〜。

よく岸壁で釣りをしていましたが…
あの係留ロープ?に過って釣り針を引っ掛けてしまい、釣り糸を切ったことが何回かアリマス(・_・;)
で、多分オイラだけじゃないハズ…
ということは、あのロープには釣り針がたくさん着いていて、作業される時には手に刺さる等、非常に危険ではないかなーと…。
作業のみなさん、ゴメンナサイ🙇
コメントへの返答
2020年9月22日 13:39
okuchanさん、こんにちは。コメントいただきありがとうございます。
自分も釣りをしますが、あまりそのような経験はないですね(笑)

ホーサーは、化繊でできてますので、擦れると火傷しますので、入出港時の作業では、皆さん革手をしているので、刺さることはめったにないと思いますよ。
2020年9月20日 19:33
若鷹丸の船首形状のバルバスバウは戦艦大和で採用されたやつですね。北海道ならではの雄大さとカッコ良い船、さらにハードロックのマッチングが毎回最高ですね。
コメントへの返答
2020年9月22日 13:50
プレッソ2号機(元mazpon)さん
こんにちは。コメントいただきありがとうございます。

はい、その通りです、バルバス・バウは、船の造波抵抗を打ち消す為に、喫水線下の船首に設けた球状の突起の事で、旧日本海軍で最初にバルバス・バウを採用したのは翔鶴型航空母艦で、さらに戦艦大和、武蔵に採用されました。

最近の大型船では、LEADGE-Bow(レッジバウ)という、一見どう見ても抵抗があるよう思えるが実は抵抗が少ない船首形状が主流になってきていますよ。

これからもフォローアップよろしくお願いいたしますね。

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gogo28です。よろしくお願いします。地元の工業高校の造船科を卒業し造船マンの道へ、10代後半から30歳迄神奈川県川崎市の、某造船会社HZに勤務し電気艤装職を...

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