
【新世代ボクサーエンジンの主な特長】
エンジンの基本骨格であるボア・ストロークを現行エンジンよりもロングストローク化するなど、構造を全面的に刷新することで、基本性能の高効率化を徹底的に追求した設計とし、実用域のトルクや環境性能を向上させながら、水平対向エンジンならではの伸びやかでスポーティな回転特性を実現しました。
排気量は、4 気筒2,500 ㏄と同2,000 ㏄の2 種類のエンジンを用意し、今後の主力エンジンと位置付け
ています。
・ エンジンの基本骨格であるボア・ストロークを見直し、これまで車体への搭載要件から困難とされてきたロングストローク化や燃焼室のコンパクト化を実現しました。これにより高い燃焼効率を得ることができ、高い燃費性能と実用性に優れた豊かな低中速トルクを発生します。
・ 吸気ポート形状最適化やポート内への隔壁設定、TGV(タンブル・ジェネレーテッド・バルブ)の採用、EGR(エキゾースト・ガス・リサーキュレーション)クーラーの採用などによって、高い燃費性能を実現しました。
・ 吸・排気バルブともにAVCS(アクティブ・バルブ・コントロール・システム)を採用しました。特に吸気側にはバルブタイミングの進・遅角両制御を可能とする中間ロック式とし、吸・排気バルブのタイミングを緻密にコントロールして、出力・燃費・排ガスといったエンジン性能を最大限に引き出すことを可能としました。
・ ピストンやコンロッドをはじめとした主運動系部品の軽量化や高効率な小型オイルポンプの採用などによって、フリクションロスを約30%低減し、燃費性能と回転レスポンスを高めています。
・ エンジン冷却回路をブロック側、ヘッド側に分離させ冷却効果を最適化することで、燃費性能、出力特性を高めています。
水平対向エンジンの優位性(ご参考)
【運動性能】
・ 直列エンジンやV型エンジンに比べて、エンジン本体の全高が低く抑えられ、車両全体の重心を下げることができます。
・ 軽量・コンパクトな設計かつ、左右対称のレイアウトであることから、ヨー慣性モーメントを小さくすることができます。
【低振動】
・ 左右に分かれたピストンが左右対称の動きをすることで、お互いの振動を打ち消し合うことができることから、振動の少ないスムーズな回転フィーリングを実現します。またバランサーシャフトを必要としないため、エンジンの軽量化にも寄与します。
【衝突安全性】
・ エンジン全高が低いため、前突時など前から強い力がかかったときに、エンジンがクルマの下側にもぐりこむことで、キャビンに侵入して乗員にダメージを与える危険性を低減できます。
・ エンジン全高が低いため、エンジンフードとの空間を広く取れることから、この空間により衝撃を吸収して万が一の衝突の際に、歩行者へのダメージを低減することができます。
Posted at 2010/09/23 15:33:03 | |
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