皆様GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
ウチは大型連休を取れませんでしたので5月2日だけ娘達の学校を休ませて、5月2日~5月5日まで日本脱出してきました。
行き先は香港です。
香港は1997年の中国返還前に2度、変換後に2度滞在したことがありますのでかれこれ5回目になります。
特に香港通というわけではありませんが、今回は休みが少ないため滞在期間が短くても疲れが出ず、セントレアからの直行便がある場所を消去法で探していくと、香港かフィリピンくらいしか思い当たらなかったので香港になりました。
ビーチがないためショッピングが中心となりますが、これといって欲しいものもなく・・・
せっかくなので、とあるものを探りに行ってきました^^
大型連休も中盤に差し掛かっていることもあり、セントレア(中部国際空港)はガラ空きです。
チェックインカウンターもこんな状態です。
ガラガラです・・・
毎度のことですが、毒ガス吸引器をまとめ買いしていきます。
香港までは約3時間半で到着します。
距離、フライト時間ともにマニラとほぼ同じくらいです。
香港国際空港から市街まではタクシーでもかまいませんが、なんと空港から24分で市街地まで行ける特急がありますので、こちらを利用すると安くて早いです。
毎度、個人手配@嫁の業です。
大人はなぜか行きに往復分のチケットを買わなければいけません。
子供は片道のチケットを買えます。
列車内はこんな感じです。
かなり綺麗で快適です。
走っている大体の位置がLEDで表示されます。
一般的には、香港に滞在する場所といえば「九龍」か「香港」のどちらかになります。
利便性から「九龍」に滞在する旅行客のほうが圧倒的に多いです。
しかーし!
今回は九龍でも香港(香港島)でもなく、別の場所に泊まりました^^
後ほど地図にてお話します。
電車は九龍(Kowloon)にて下車します。
Kowloonからは的士にてホテルまで移動します。
トヨタ車の的士です。
香港は中国返還前まではイギリス領でしたので、右ハンドル・左側通行で日本やイギリスと同じです。
沖縄はアメリカから日本に返還される前は左ハンドル・右側通行だったんですが、返還後に右側通行に変更したそうです。
日本政府はある意味徹底してますね・・・。
香港は中国返還後も特別行政区(特区)としてほぼ独立しており、政治、経済、通貨まで中国とは異なります。
地図で見てみましょう。
香港国際空港から香港島までの青い線が先ほどの特急列車です。
九龍(Kowloon)で下車し、的士で旺角(Mongkok)まで行きます。
今回の宿泊先は「Mongkok」です!
なぜMongkok!?
Mongkokといえば「女人街」という露天商が並ぶちょっと怪しげな街で有名です。
以前は女人街などマニアの観光のスポットの一部に過ぎず、周囲は小汚くて臭いだけで宿泊するなど有り得ませんでした。
しかし、前回滞在した際(3年半前だったかと・・・)Mongkokの街が激変していることを発見しました。
街は綺麗に浄化され、超大型ショッピングセンターと巨大なホテルが出来ていたんです。
そして私の好きな女人街のほかに、電脳街がすぐ近くにあるんです。
ちなみに今回は行ってませんが、徒歩5分ほどの所にエアガン屋街あります。
こちら、「LANGHAM PLACE」という巨大ショッピングセンターです。
ショッピングセンターに併設されているのがこちら「LANGHAM PLACE HOTEL」です。
ホテルは地上42階建ての超高層ホテルです。
ロビーです。
基本的に海外のホテルは4名宿泊ですと消防法により2部屋取らなければいけません。
2部屋取っても泊まるのは1部屋、というとんでもなく無駄な出費となります。
そこでちょっとした裏技ですが、「3名+Babyが1名」というと大概のホテルがしぶしぶOKしてくれます。
かなり大きなBabyですが(爆、今回もこの手口でいきました。
LANGHAM PLACE HOTELは、最上階の42階から40階までは展望台やらスパ施設になってますので、客室としての最上階は39階になります。
上層階にいくほど料金が上がりますが、特典としましてクラブルームという飲食施設が無料で利用できます。
あとインターネットも無料になります。
今回はエキストラベッドが入る部屋が最上階の角部屋しかないとのことで、39階の角部屋を取りました。
新しいホテルですので、設備も最新で綺麗です。
バスとシャワーも別々です。
部屋の窓は角部屋ですのでパノラマになっており、香港の街並みが一望できます。
このホテルは朝食付きで1泊4万円弱、3泊で12万円と少々高めですが、利便性を考えますとここに勝るものはありません。
Kowloonのペニンシュラに泊まっても結局いくのはMongkokですから(爆
ホテルとショッピングセンターはL4フロアで繋がっています。
これはショッピングセンター側からホテルを見たところです。
後ろを向いてホテル側からショッピングセンターを見たところです。
とにかくでかくて・・・
何がどこにあるやら・・・
とりあえず下に降りて、
両替しに行きます。
5月2日の時点で1香港$=12.5円です。
香港$は、米$とほぼ同じ推移で変動しますので、円安になれば香港$のレートもあがります。
両替は「銀行で両替する方法」と、「街に100m置き位に点在する両替屋で両替する方法」、「ちょっと怖い方法」、があります。
まず銀行ですと、手数料が1500円ほどかかります。
10000円両替しても手数料が1500円ですよ! 有り得ません。
次に街の両替屋ですが、銀行よりも手数料は安いですが、その分レートが悪いところが多いです。(レートが悪い=高い、という意味です)
さらに、時間帯によってレートが変動します。
これは正式な為替レートではなく、店主による思いつきレートです(爆
レートが最も良いのは、「ちょっと怖い方法」です。
Kowloonにある、
重慶大厦(CHUNGKING MANSIONS)の中の両替屋です。
Sasaが目印です。
この建物の中に1歩足を踏み入れれば、かなりの怪しさが伝わってきます。
カレー臭と怪しげなインド人が多数・・・
歩いていると、怪しい人達がガン見してきます。
多民族雑居ビルで、以前は犯罪の温床となっていたそうなのですが現在はある程度治安は回復しているようです。
建物内部の写真はとても撮影できるような雰囲気ではないですので撮ってません。
この重慶大厦の中の両替屋が香港の中で一番レートが良いです。
さらにこの中には両替屋が多数ありますが、建物の奥に進めば進むほどレートが良くなります。
しかし、奥に進めば進むほど・・・
生きて帰れないのではないか、という不安も付きまといますが、頑張って一番奥まで行きましょう(爆
私は行きました。
銀行以外の両替屋は「手数料無料」と書いてあるところがありますが、手数料が無料なわけではなく、その分を為替レートに上乗せしてあります。
重慶大厦もその方式ですが、それでもレートは良い方です。
現在の為替レートは1香港$=12.5円ですが、買い物をするときは手数料を含めて大体1香港$=13円で計算します。
例えば商品に25$と書いてある場合、
25$×13=325円
となります。
両替が終わったらMongkokに戻り、女人街へ。
女人街は露天商が集まるナイトマーケットのようなものです。
この数年、数十年でここもガラッと変わりました。
以前はTシャツ屋とかばん屋、そしてパチモノ屋の客引きオンパレードで片道あるくとこっちのTシャツが引っ張られてヨレヨレになったものです。
それがある意味女人街の醍醐味でもあったわけですが・・・
外国人向け観光地として完全に定着してしまったらしく、客引きなど全くいなくなりました。
写真の通りですが、浄化され小奇麗な露天商ばかりです。
そしてやたらと多かったのが携帯グッズ屋です。
これ、iPhone用のケースです。
これいいなあ・・・^^
露天の2,3割は携帯グッズ屋か?というくらいたくさんあります。
こんな小物もありました。
女人街から大通りにでればすぐにホテルが見えてきます。
高層で目立ちますので、どんな方向音痴な方でも迷うことはありません。
ショッピングセンターにはホテルのL4ロビーに繋がる長いエスカレーターがあります。
ホテルに戻ってクラブルーム専用のラウンジに行って休憩です。
つまみやキッシュ、アルコール類等すべて無料です。
その分宿泊代が・・・^^;
ここ、毎日行きました(爆
窓からは香港の夜景が見れます。
食事はホテル併設のショッピングセンター内にあるフードコートに行きます。
どうやら日本食、特にラーメンが人気のようでどこも満員です。
ペッパーランチや、
吉野家まであります。
海外に行ったときは現地のものを嫌でも食べることにしてます。
「池記」という中華料理屋に行きました。
朝6時に出発してますので娘達はグッタリです。
豚の角煮と、
何ですかね、これ。 何かの茎です。
香港のラーメンのようなもの。
魚肉にパクチが入った肉団子。
どれもあまり美味しくなかったです。
ホテルの朝食です。
まあまあでした^^;
そして翌日はタクシーで20分くらい走り、
悪名高き香港ディズニーランドへ行きました。
とはいえ、私は個人的にこのディズニーランドが好きです。
何が良いかといいますと、
かなり空いてます。
人混みが苦手な方でもここなら耐えられると思います。
それから、敷地がそれほど広くありませんので端から端まで歩いても大して疲れません。
人気の乗り物には少々列が出来ていますが、まあ知れてます。
私はこういった回転系の乗り物が苦手ですのでパスです。
暇つぶししようかと思ったところで、問題が・・・。
香港は街中の殆どの場所でFree Wi-Fiが使えますが、なぜかディズニーランド内では開放しているFree Wi-Fi がありません。
全部ロックされてます。
嫁のスマホで見てもダメでした。
娘の二つ折りでimodeでもしながら時間を潰そうかと思いましたが・・・
imode契約をしてませんでした(撃沈
そういうときは、こちらです。
入口を真っ直ぐ歩いて来て左側にあります。
敷地内唯一の一服コーナー。
ふぅ・・・
娘達が乗り終わりました。
ところでこのミッキーさん、一日中乗ってますが・・・ 目、回らないんでしょうか?!
定番の撮影コーナー。
メシはこちらです。
メニュー。
どれもこれも・・・ マズイ^^;
これは一番人気がある3Dのディズニー映画が見れる映画館です。
上映中は撮影禁止ですので撮れませんでしたが、ドッキリハウスのような映画でした。
オールスター水泳大会のようなドッキリはありません。
午後からは土砂降りの雨になり、ずぶ濡れ状態でホテルまで帰りました。
前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入ります^^
ホテルがある旺角(Mongkok)から北へ2駅ほど進みますと、
深水埗(シャムスイポー)という駅があります。
大通りから1本南西の道に入りますと、「鴨寮街」という通りがあり、
この通りが香港の電脳街で、東京で言う秋葉原、大阪では日本橋にあたります。
鴨寮街の入り口です。
この通りの店は、
小汚い配線屋、照明やら髭剃りなどの家電、後に紹介する携帯電話屋が立ち並んでます。
ウップス!
ん?? High Qualityと書いてありますが・・・
DVDと、ハイクオリティーなおもちゃ屋ですかね。
あらら。
香港ドールではなく・・・ 全部日本人ではありませんか!
しかも知らない人ばかりです。
私が知っているのは、
「豊丸」と
「卑弥呼」くらいです(汗
ゲームやパソコンが好きな方は、こちら。
深水埗の地下鉄D出口を出てすぐのところに、
「黄金電脳商場」という建物があります。
中に入ってみますと、所狭しと畳3畳くらいの店がズラッと並んでます。
1階はほぼゲーム機とゲームのソフト屋ばかりです。
どこまで続くねん、というくらい果てしなくゲーム屋が並んでます。
2階はパソコン関係の店ばかりです。
キーボードやらマウス、マザーボード、CPUなどPC自作派には夢のようなところです。
と言っても、秋葉原と比べると全然ショボイです。
②へ続く