あきべ～☆86のブログ一覧

弓道に似ているちょっと意外なもの…
（弓道って実は…）





実はドリフトなんですね～♪d(^-^)


一般的なドリフト仕様の車だと、ブレーキを踏む、カウンターを当てる、アクセルを踏む…
踏みしろやタイミング、荷重移動までも車が全て教えてくれて、四輪の動きが手に取るようにわかりやすい。

一方ハチロクは、一度に・まとめて・色んなことを要求してくる車で、教えてくれるどころか、
どれだけ操れるのかを、ドライバーが試される。


それまでドリフトでは、ハチロクしか乗ったことなかったんで、ドリ車を乗らせてもらった時には、
『乗る順番、間違えたな…』　と正直、思いましたが…

井上社長が、『ドリフトするならハチロク！』

と、なぜハチロクにこだわっているのか、これまた身をもって実感した瞬間でした。



弓も同じで、アーチェリーは道具を進化させて、命中精度を追い求めるスポーツなのに対し、
弓道は自身の技術を向上させ、精神修練を伴う武道。

同じ和弓のグラスやカーボン弓ですら、多少手の内が収まってなくても、射型が崩れても、
弓が修正してくれますが、竹弓は違う。

そういうことを全くしてくれないどころか、物の見事に結果として自分にはね返ってくるところが、
ハチロクと一緒なんですよね。f(^_^;)

それに呼吸やタイミング、一連の流れるような動作も、弓道と通じるものがあって、

ハチロクは竹弓、
ドリ車だとアーチェリーって感じ♪

なんですが…こんな風に思ってるのって、私だけでしょうか…σ(￣∇￣;)



こういう一つの流れのような、きれいな走りが私の理想ですが、これがなかなか…(´・ω・｀)



クラッチやサイドを使わないドリフトなので、各段に難しくなるのが悩みどころです…(-_-;ｳｰﾝ
（名阪ドリフト走行会。その2）　（貴重なアドバイス。）





ちなみに、井上社長やフォーミュラ経験者いわく、


『ドリ車をサーキット上で走らせてるとすると、
ハチロクは鉄骨の上、
フォーミュラカーだと綱渡り。』

という感覚だそうで。
人によって例えの違いがおもしろいですよね♪(⌒‐⌒)


でもフォーミュラカー…一体、どんだけシビアなんだか…(ﾟ▽ﾟ;)



その井上社長が操るＦ4の動画です。こちらもいい音してますよ♪(ﾟ∇^d) !!




道具を進化させるのか、
人間の技術を追い求めるのか…



へたっぴな私は、後者からまだまだ抜けられなさそうです…σ(￣∇￣;)

○十肩にもかかわらず、弓引きたい病がまた再発しまして…(^_^;)

弓道のYou Tubeを見てたところ、
確か私も撮ってもらってたのがどこかにあったなぁと。


弓道って実は、弓を持ったことのない初心者でもすぐに引けるアーチェリーと違い、的前に立てるようになるまでには、結構な時間かかるんです。


射法八節を体に覚えこませる⇒ゴム弓⇒巻藁⇒ようやく的前
ってな具合に。σ(￣∇￣;)


射法八節とは、弓道の基本となる一連の動作のことです。
足踏み・胴造り・弓構え（ゆがまえ）・打ち起こし・
引分け・会・離れ・残心（残身）
この8つの動作を、一つの流れとして弓を引くことになります。


こちらはゴム弓。
弓だと矢を番えないと離すことができないので、これで射法八節の一連の動作や射型のイメージトレーニングができます。




こちらは巻藁。
この巻藁の前で、初めて矢を番えて弓を引くことになります。
私も初めての時は、嬉しさと不安が入り乱れてもうドキドキでした♪(*^-^*)




この巻藁に使う巻藁矢は、遠くまで飛ばさないので矢羽根が無いものもあり、私のは矢羽根があるタイプ。
左が的前矢、右が巻藁矢です。



矢尻もちょっと違ってて、巻藁矢は巻藁を傷めずに刺さるように、椎の実形になってます。




そしてようやく的前。
これも初めは、巻藁の時よりももっとドッキドキでしたが、やっとスタートに立てた気がして、すごく嬉しかったです♪(*^o^*)





弓の素材では、グラスファイバー・カーボンファイバー・竹がありまして、
グラス弓は耐久性もあり値段もお手頃、扱いやすいので手の内を覚えるのにも適した初心者向き。
私も習いたての頃は、教室で借りてたグラス弓を使ってました。

カーボン弓も耐久性があり、値段はグラス弓よりもちょっとお高めで、軽くて矢も良く飛びます。
でもその分、反動も大きくなって、弓を強く握ってしまいがちになり、弓道での理想的な手の内である『卵中』はしづらいようで、手の内が安定した学生さんから上級者が多いです。（弓に関する言葉。）


それに対して、天然素材である竹弓は、矢が飛びにくい上、的中もしにくく、また壊れやすくて扱いも難しい。
ですが、弓からの振動はないので、きれいな射型を保つことができる。

言い換えると、正しい射型でないと的中しない　ということです。

弓道の目標である『真・善・美』を求める上級者や先生方は、自ずと竹弓を使うようになるそうで、
お値段も扱いにくさも、グラス＜カーボン≪竹　の順にお高くなります。f(^_^;)



そして、珍しく撮ってもらった動画がこちら。
私は竹弓、後ろの人はグラス弓です。
弦音の違いや、矢が的中した時の気持ちいい音をお楽しみ下さい♪(*^-^*)




私がこの竹弓を使い始めた頃は、それまでとの違いに随分と戸惑いましてね。

引き心地もさることながら、グラスやカーボン弓では6～7割方、的中してたんですが、
竹弓に替えたところ、これがまた、物の見事に全く中らなくなりまして…

竹弓はまだ早いかなぁ…とあきらめモードに入りかけたところ…
ようやく1射的中したと思ったら、そこから羽分（はわけ：半分）ほど一気に中り出して、自分でもびっくり仰天！

『正射必中』

という言葉が弓道にはありますが、
竹弓は正しい射をしないと全く扱えないことを、身をもって知った瞬間でした。



実は弓道のこういうところが、ちょっと意外なものによく似てまして♪σ(^_^)