
ポルシェといえば"911"。
と思う私は旧い人…
なのでしょうか(^^;
今やポルシェのグローバルセールスでは "カイエン"がその50%以上!を占め、
2番手さえ "パナメーラ"という現実のもとでは仕方ないとも思えます。
大多数の人にとっては「ポルシェ」というブランドは知っていても、その実態となると
「高いクルマ」
「速いクルマ」
「カエルみたいなクルマ」
という程度の認識‥というのが現実のようなのでございます。
しかしっ、誰がなんと言おうとポルシェといえば "911"!
と思う私は旧い人…です、フンッ( ̄‥ ̄) =3
ということでポルシェに占領された頭には突如フツフツとその思いが湧き上がって…
きたのは至極当然なワケであります。
ただ、現行 "911(997型)"の高年式車はどうも気が乗りません。
既に第三世代への進化とも称される新型の登場が秒読み段階であること。
また予算からいえばボクスター・ケイマンの新車と比較しても素の911にしか対象になりません。
そうはいっても‥と相場調べやタマ探しをしていたところに飛び込んできたのが "GT3"でした。
詳しい知識がないまでも "GT3"がフツーでないのはわかります。
なんと言っても 3.6Lにて 381PSを絞り出すNAエンジン。
しかも、レヴリミット8,000rp超を許容するというソレに目尻が下がる~(^^; のであります。
余計なことですが、個人的に好きなエンジンには3つのポイントが。
その1 NA(自然吸気)
その2 レスポンス
その3 官能性
過給器を使えばパワーが出るのは必然ですが、やっぱりどこか不自然な感がつきまとう…
踏んだだけ、回しただけ、自然に得られる力感はやはりNAエンジンならでは、と感じるのです。
レスポンスは回転の「上がり」だけではなく「落ち」も同じく「早い」こと。
「ブォォーン」ではいけません。「シュン」と上がり「フッ」と落ちる。
「官能性」は文字通り気持ちの良いエンジンです。
排気音も機械音も全てが渾然一体となり、雑味なく淀みなく回るフィーリング。
レシプロエンジンに乗ってる悦びを感じさせてくれる、みたいな。
いずれのポイントも排気量や絶対パワーには関らず、これらが満たされるエンジンが理想ですね。
そして、"GT3"のエンジンは限りなくこのセンに近いに違いない…と妄想です。
当然ながら走りにケチのつけようところなどあるハズもなく(きっと)、その上! 低く構え、吊しでも程ツラで且つ好みな専用アルミ、から覗くブレンボの赤いキャリパー、これでもかっ!というリヤスポ、革張りのフルバケ、そこかしこに散りばめられた"GT3"のエンブレム‥などなど。。
その佇まいを目の当たりにするだけでも「素敵っ!」と思わずにいられましょうか!?
もはや忘却の彼方であった初恋以来のトキメキですw
しかし。
フツーでない "GT3"は、故に乗る「ウデ」と「場所」を選ぶことも間違いない…
と、冷静に考えれば察しもつきます。
しょせんそこいら辺の一般道では宝の持ち腐れ、
小心者のオヤジには高速でオラオラ走りするのが関の山(汗
本領を発揮するにはやはりサーキットなりに行かなければ…
となると、行ったはいいが気分に飲まれてムリした挙げ句クルリンパ…
後には多大な修理費と設備修復の請求… という見事な未来予想図が(^^;
更に。
いかに "GT3"とはいえ1994年式ともなれば数年で10年選手となり、いかにそのバリューを以てしても流通としての間口はかなり限られます。
手元に置いて乗り潰す覚悟なら問題はないのですが、これが最初で最後のポルシェにする…
というコトにはならないかも??などと、内心フラついたホンネもあったりすると尚更です。
などと(再) 嫁には絶対に悟られてはなりません(誓
となると、ここはポルシェ入門としてそれでも十分にスポーツカーである "ボクスター"も捨てがたい。
ましてオープンで走る愉しさ(&気持ちよさ)はゆったり流すような走りでも叶えられること。
また構えずに乗れるアシとしての実用性など様々な場面に幅広く応えてくれるのは
間違いなく "ボクスター"のほうです。
二者択一。
悩みに悩んだ…といっても内容はループなんですが(-_-;) …結果は "ボクスター"となりました。
でも、"911"への未練もなぁ…
数年経てば次期 "911(991型)"の中古も出回ってるから丁度頃合いかも…
次期 "ボクスター"は不人気で、現行車の人気沸騰!高額査定が‥ 以下妄想。(得意)
by 懲りないオヤジ
Posted at 2012/01/17 17:45:25 | |
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