今年の春は桜を愛でる暇もなく…
というか、開花時期と休みや天気が
ちぐはぐだったのが痛かったです(涙

※唯一の桜とD5…は町内で(/_;)
その悲しみを乗り越えるべく(笑 GW前半は何処に♪と画策。
ということで、D5納車直後に行ったきりの知人のお店…ありきで、再び九州へ。
ところが熊本地震が起きてしまい、さすがに様々な意味で行っていいのか悩みます。
予約していた湯布院の宿も被災したらしく、先方からキャンセルのお願いが。
それから約2週間。知人のお店は無事だったこともあって、おこがましいですが
訪れることも支援と思い出かけることにしました。
<1日目>
連休初日とあってさすがにクルマの多い山陽道ではいきなり事故渋滞の不運。
ちょうどIC近くだったので迷いながらも…回避して中国道に乗り換えます。

※中国道は別世界(笑 まぁ普段から空いてはいますが(^^;
その後は順調に九州まで。

※東九州道。震災救援で多くの自衛隊車輌が行き交ってました。
先ずは明礬温泉で泥湯に浸かり…
湯布院に向かいます。
由布岳の麓にはまだ僅かに花が残ってました。
ここを下りきり、湯布院の街に入った途端に…
震度5の地震に遭遇しました(汗
幸いほぼ停車状態に近いクルマの中でしたが、揺れ始めの一瞬はまさに
ぶつけられた?!と思ってしまう衝撃でした。
それでも湯布院の街中には思ったより多くの人が。
宿に入ってからも再び震度4という揺れに見舞われました。
が、脳天気な私はさほど気にもせず(^^; しっかり寛ぎモード。
そうはいってもやはり普段の人出には程遠いようで、宿はどこも大変な模様。
「こんな時にお越しくださり本当にありがとうございます」と女将さんがわざわざ
挨拶に来られましたが、気遣いながら明るく接して下さる従業員の方々に感心。
不安を感じることもなく、美味しい料理と良いお湯に癒された時間となりました。
<2日目>
明けて30日も良い天気。お約束?の「やまなみハイウェイ」へと向かいます。
いつもと変わらぬ風景… ですが、晴天のGWとは思えない静けさはやはり特別。
本来なら満杯であってもおかしくはないお店の駐車場もまばらな状況。
その代わりに…にはならないですが、この方々も今はお客さま。。

※気遣いなのでしょうね、敷地の一番遠い端っこに停めてありました。
これまたお約束♪の場所と品(^^)
因みに、うちのお嬢様はこれを丸ごとカラスに奪われてしまいました。
アレは常習犯ですねー( ̄。 ̄) 行かれる方はお気をつけください(笑
急ぐワケでなし、目指す場所はなく、お昼を兼ねて長閑なカフェへ。

※人気のオムライス。食べ進むほどに美味しさがジワ~と来ますv
老ヤギにどんだけ及び腰?な、お嬢様たち(笑
片や、「そこに生えてるヤツ出されてもさー(byヤギ)」…なお母様(爆
やや春霞ながら拡がる青空と爽やかな風の中にいると時間を忘れてしまいます。
ここから遠くない処に震災の爪痕があるとの実感は希薄です。…が
目指して訪れたワケではないのですが、所用で向かった町でそれを目の当たりに
することとなりました。
※阿蘇神社。
テレビでは何度も見ましたが、間近の現場は想像を超える惨状でした。
復旧にあたる人の姿はあまりに小さく映り、もとの姿になるのにどれだけの
時間が掛かるのか…せめてもの気持ちを込めてお賽銭はやや奮発で(^^;
再び、九重の山麓へと向かいます。
そして再び、長閑な時を求めてカフェへ。
あまりにマイペースな行動への苦情?を抑える為にはスイーツ人気のお店で(笑
日が傾き始めるまで、阿蘇五岳を眺めてまた~りとした時を過ごせました♪
何度も訪れた割にはこんなにゆったりしたのは初めてのこと。
お天気にも恵まれて、ある意味贅沢ですかね…(^^)
そして、今回の主目的でもある知人のお店へ。
2年振りの訪問になりましたが、小さな家族が増えていました(祝
静かな山中で頂く料理は、相変わらずの…言葉要らず(´ー`)
それでもやはり震災後に予約の取消が相次いだらしく、当日は我が家だけ…
おかげでゆっくりと接することも出来ましたが、1日も早い回復を願いつつ。
お腹も満たされた後は、近くの小さな宿でお湯に浸かってバタンキューでした。
<3日目>
5月となった翌日も朝から良い天気♪
先ずは朝食代わりにと「岡本とうふ店」へ向かいます。
プチ健康オタク?な女性陣にはウケも良いパターン…で(;_;)
※定番?な、"ざる豆腐(小)"と"生あげ" これで朝食には十分?!
お腹も満たした後は、有資格?の足湯でご満悦のお嬢様たち(笑
とうふ店にも自家温泉の足湯があるって、なんと贅沢な(´。`)
お店の向かいにある竹林でお店の方が獲りたてのタケノコまで戴きました。
その後、前日のニュース報道で人出が少ないと知ったほど近くのイベント
杖立温泉の「鯉のぼり祭り」へ。

※この時期珍しくはない光景ながら、これでも半分くらいと大きな規模。
現地は程々の人出のように見えましたが、すんなり駐車場まで辿りつけたのは
やはりかなり少ないということなんでしょうね。

※本来の場所に戻った鯉もちらほら…(笑
まさに薫風の五月晴れのもと、名残惜しいけれど少し早めの帰途につきます。
やはり震災の影響で通行止めだった幹線道を迂回した道で巡り会ったお店。
味ある?雰囲気に惹かれて寄ってみると、やさしそうなおばあちゃんが独りで
切り盛りされてました。「野菜そんなに!?」『水は一切入れないからね~(^^)』

※「緑黄色野菜生ジュース」の色はイマイチ(^^; ながら爽やかな美味しさ。
過ぎてみればアッという間の2泊3日。今回も九州の魅力を満喫できました。
そんな九州に起きた震災がどれほどの影響を及ぼしたのかはほんの一端を
垣間見たに過ぎませんが、現地故に感じられることがあったのも間違いなく…

※大分道。まだ不通区間もあってか閑散としてました。
そんな九州に感謝と、一日も早い復興を願いつつ、再訪を期してD5と駆けぬけました。