ありがとう

ありがとう…


山行って、走って帰ってきたときね、思うんですよね。

今日も無事に帰ってこれたなぁと…。

山に行くとき、家からでるとき、親に毎回言われるんですよね。


車だけには気をつけろよ！！…と。


その言葉を頭に入れてね、山行って、トップスピードは3ケタいったり、そこからズドンとブレーキングして、タイヤ、ヒリヒリいわせながら走ってる訳です。


スピードがスピードだけに、ラフな運転は出来ませんし、ステージはストリートだし、対向車もたまに来ますし、動物もたくさんでてきますしね。


それなりに、マージンを取って走ってるつもりではいるのですが、目標としている人達が人達なので、一人で走っているときでも、あともう少し、まだ攻めれると…車をプッシュして走らせて。

正直ね…怖いですよ。

でもね、速さ…ていう言葉に魅せられて…。

いつ裏切るかも分からないスピードを出しては、毎週走ってね。
別に速くなったからといって、名声を得るわけでもなければ、金も出る訳でも無く。


ただひたすら、ストリートでの速さ…速さを求めて。

命削るような走りして、家族…長年お付き合いさせてもらっている、相方さんに心配してもらって。


それでも、誰よりも速くなりたいと！！その一心で…。


自分でも、なんでストリート？て思うんですけどね。


エスケープゾーンなんてないですし、容赦なく車を蹴散らす道路…。

他人からしたら、とんでもない事なんですよね～。



だからこそ、家族から車に気をつけろよ！と言われ…。

相方さんから事故だけはしないでね…。


あの言葉が、走りだす前、走り終わって帰る道中頭の中に出てきてね。


言葉の次に家族の顔、相方さんの顔が脳裏によぎってね。

あぁ、今日も無事に帰ってこれたなぁと。


それでも、山をやめられないのは、やはり自分でも分からない。
単に馬鹿なのかも…。笑



だからこそね、家族、相方さんから心配してもらっている、その一言、一言がね、重くてね。


間違っても、自分の大好きなステージで、家族、相方さんを泣かせるような事は避けたいなぁと。


だからこそ…









ありがとう！！