996/997のウィンドートラブルを1/100の値段で直すボクスターにも使えます

ドアを開ける時にガラスが5mmぐらい下がる機能がついてますが、ワイヤーの伸びや滑車の摩耗でガラスが下がらなくなり、ガラスがウィンドーレイルに引っかかりドアの締まりが悪くなります。

通常はウィンドーレギュレーターの交換でPCだと10万？、海外手配でレギュレーター交換でも部品代で3万近くします。

ワイヤーが伸びてアウターが縮んでいるだけなので、調整ナットを取り付けて伸び分を吸収出来るようにしました。

用意するのは自転車のブレーキのアジャストに使うチューブ状のM6ボルト＆ナット。178円

ただしこのままではインナーワイヤーに組み込めないので、1mm厚のサンダーでスリットを入れます。

左が加工後バイス等に挟むと加工し易いと思います。

左ドアの調整です。

ドアのインナーパネルを外し、スピーカー、防水シートを外します。

まずは可視状態でウィンドーを上下し、不具合がワイヤーのタルミで有る事を確認して下さい。

ドアノブを引きウィンドーレギュレータモーターが作動して居るのに、ガラスが下がらない場合この方法で対処可能です。

ウィンドーレギュレータ前側のボトム部にアジャスターを取り付けて調整します。

白い滑車上側からワイヤーをずらして外します。

工程4の写真のスプリング上のクリップを外すと遊びが増えて作業し易いです。

完成してますがグリーンのプラスチックアダプターに刺さって居るのがアジャスターです。

長めのアジャスターボルトであれば、グリーンのアダプターは破壊して取り付けても良いと思います。

ワイヤーを白い滑車に掛けます。

ホルダー部に外れ留めが有るので、滑車の切り欠きと突起部を合わせ、滑車を回転させながらかけて行きます。

工程4のスプリングが抵抗してくるので、クリップを全て外し遊びを多くすると作業し易いと思います。

根気良く出来ると信じて、ゆっくりユックリw

スプリング上のクリップを取り付ける。

何度かウィンドーを上下しガラスがフルボトムする際にスクリングで優しく受け止めるポイントまでクリップを挿します。

それにしても、なぜ4段あるのか？
なぜ全てにクリップが刺さって居るのか？

分かる方教えてください☆

ニッコリ☆